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【動画】VFR1200F DCT

2010-07-29 22:41:31 | 動画


ホンダVFR1200F DCT


本日、7月29日(木)、HONDAが、技術の粋を集めて送り出したVFR1200Fが発売になった。
最初は、違和感があったデザインも、最近は見慣れたせいか、カッコ悪いとまでは思わなくなった。
(しかし、まだカッコいいとは思えない)

VFR1200Fの新機構、Dual Clutch Transmission
これはこれでアリかな、と思う。
オートバイの醍醐味である、自分の感性とシンクロさせて自由自在に操る楽しみを第一と考えるライダーには、必要無い機構かもしれないが、オートバイにはいろんな楽しみ方がある。
移動をコンフォータブルにこなし、旅の手段として考えているライダーにとっては、最高のアイテムであろう。
楽に走る事は悪い事ではない。
目的地に着いて、ヘトヘトになっているよりは、余裕があった方が、旅を楽しむ選択肢が広がる。

スポーツ走行も、高い次元でこなす。
動画の中でも説明されていたが、普通のライダーであれば、マニュアルで走るよりも、速く快適に走る事が出来る。

玄人を自認するライダーであっても、目的が何かを問い詰めれば、この様なオートマチックな走りも選択肢に入ってくるだろう。
昔、大型トラックの運転手は、職人気質でオートマが売れない時代もあったが、最近は良く売れているそうだ。
(技術進歩等の要因もあるが)
2輪車でも、長距離であればある程、その恩恵に預かる事が出来る。



最近、今まで日本車の独壇場であったはずのスーパースポーツの分野でも、BMWがS1000RRを発売し、一歩抜きんでた感がある。
ツアラーの分野では、やはりBMWが、秀逸なオートバイをラインナップし、日本車との思想に違いを見せつけていた。
そんな中、ホンダのVFR1200F DCTは、2輪車市場に新たなニーズを開拓しようとしている。
スポーツとコンフォートを両立させる新機構を持つVFR。
マーケットが、どのような反応を示すか、興味を持って見ていきたい。
そして、他の国内メーカーも、成長著しい海外メーカーに負けない、独自のフィロソフィーを製品作りにぶつけて欲しい。









YouTube

Hona VFR1200F DCT インプレッション - TRACTIONS MOVIE 8


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Hona VFR1200F DCT基本操作説明 - TRACTIONS MOVIE 9

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Honda VFR1200F DCT 開発責任者インタビュー - TRACTIONS MOVIE 10

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VFR1200F DualClutchTransmission主要諸元

車名・型式:ホンダ・EBL-SC63
全長×全幅×全高(m):2.250×0.740×1.220
軸距(m):1.545
最低地上高(m):0.125
シート高(m):0.790
車両重量(kg):278
乗車定員(人):2
燃料消費率(km/l):22.0(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m):3.5
エンジン型式・種類:SC63E・水冷4ストロークOHC 4バルブV型4気筒
総排気量(cm3):1,236
内径×行程(mm):81.0×60.0。
圧縮比:12.0
最高出力(Kw[ps]/rpm):82111/8,500
最大トルク(N・m{kg・m}/rpm):111[11.3]/6,000
燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
使用燃料種類:無縁プレミアム
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フル・トランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)18.0
クラッチ形式:湿式多板コイル・スプリング式
変速機形式:電子式6段変速
変速比:1速2.411 2速:1.700 3速:1.304 4速:1.034 5速:0.941 6速:0.885
減速比(1次/2次):1.738/0.948×1.117×2.545
キャスター(度)/トレール(mm)25°30′/101
タイヤサイズ:(前)120/70ZR17M/C(58W) (後)190/55R17M/C(75W)
ブレーキ形式:(前)油圧式ダブルディスク
       (後)油圧式ディスク(コンバインドABS)
懸架方式:(前)テレスコピック式(倒立タイプ)
     (後)スイングアーム式 (プリアーム)
フレーム形式:ダイヤモンド
メーカー希望小売価格:¥1,680,000(消費税込み)