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MotoGP : 第7戦 カタルニア アフターザフラッグ

2010-07-05 20:22:19 | MotoGP 2010
GRAN PREMI DE CATALUNYA

Barcelona



MotoGP 第7戦 カタルニアGP アフターザフラッグ






■開催日:2010年7月4日(日)決勝
■開催地:スペイン/カタルニア(4.727km)
■周回数:25周(118.175km)
■コースコンディション:ドライ
■観客:8万1426人(3日間:14万9996人)
■気温:34度
■路面温度:49度
■PP:J・ロレンソ(1分42秒046/ヤマハ)
■FL:A・ドビツィオーゾ(1分43秒154/ホンダ)








REPORT



好スタートを決めたペドロサであったが、1コーナー進入でオーバーランし、順位を落とした。
序盤のトップ争いは、ロレンソ、ストーナー、ドビツィオーゾの3人で展開する。
中盤、ストーナーが遅れ、ロレンソをドビツィオーゾが追いつめる。
しかし、15週目にドビツィオーゾは転倒し最後尾まで下がってしまう。
1周目でオーバーランしたペドロサは、激しい追い上げで2番手まで順位を回復していたが、ロレンソは大きなリードを築いており届かない。
結局、ロレンソが独走し、今期5勝目を飾った。



Moto2クラスは、42台が出場して完走26台というサバイバルレースとなった。
スタート直後の1コーナーで、デボンがバランスを失った事をきっかけに多重クラッシュが発生。
この転倒で4台がリタイア。
多重クラッシュに巻き込まれた富沢祥也は、再スタートしたものの、リタイアとなっている。
その後も、高い路面温度の影響なのか転倒する選手が多く、16台がレースを脱落していった。
荒れた展開の中、2番手を走行していた高橋裕紀が、トップを走るイアンノーネがイエローフラッグ無視によりペナルティを受けたことなどで首位に浮上。
結局、2番手以下を大きく引き離し、独走で今季初優勝を飾った。
2位にはルティ。3位にシモンという結果だった。
総合首位のエリアスは5位でチェッカーを受けてトップをキープ。
ルティが総合2位に、シモンも総合3位に浮上した。
今大会、代役出場でGP初参戦の手島雄介は15位でフィニッシュ。1ポイントを獲得した。






RIDERS COMMENT


※ 順次更新


MotoGP



1 99 ホルヘ.ロレンソ YAMAHA 43:22.805

「とても特別な気分。去年は惜しいところで勝利を逃してしまったので、ハッピーだったけれども完璧じゃなかった。でも今年はこうしてホームGPで優勝することができて、完璧なハッピーを手に入れることができたよ。今日は本当に暑くて、フロントがひどくスライドしてしまって大変だった。ドビツィオーゾが激しくプッシュしてきてバトルになると思っていたんだけれど、彼が転倒してしまったので僕は単独走行になったんだ。これは僕にとってはラッキーなことで、厳しいコンディションのなかで慎重に最後まで走り切ることができた。そういう意味では、なかなかクレバーなレース運びができたと思うよ。チームのみんな、ヤマハ、ブリヂストンのスタッフたちに感謝している。どのコースへ行ってもこのように素晴らしい戦いができるのは、彼らのおかげだからね。またサーキットに応援に来てくれたファンのみんなにもお礼を言うよ。彼らの目の前で優勝できてとてもうれしいよ!」


2 26 ダニ・ペドロサ Honda +4.754

「スタートが決まって1コーナーにトップで入ることができた。しかし、ブレーキングでリアが振動し、それをコントロールするのが精いっぱいで、コースアウトしてしまった。いままで何度も経験しているが、今日のような動きは初めてだったので驚いた。コースに戻るときは、ペナルティが心配だったので、ゆっくり戻ることにした。そこからポジションを取り戻すために全力を尽くした。そのうちケーシー(ストーナー)がミスをして、彼をパスしたが、フロントのグリップに不安があり、ペースを上げられなかった。そのため彼に差を縮められてしまったが、なんとか2位でフィニッシュすることができた。今日はみんなフロントに同じような問題を抱えていたし、序盤の遅れを取り戻して2位でゴールできたことに満足している。次のレースは優勝を目指し全力を尽くしたい」


3 27 ケーシー.ストーナー DUCATI +4.956

「スタートはグッド。ドビとロレンソと一緒に、他のライダーたちに小さなアドバンテージを広げたけど、数周後にミスを犯してしまった。もし、このミスがなければ、彼らとずっと一緒に走ることができただろう。コースアウトして、引き離されてしまった。
レース後半、バイクは安定して、少しポジションを巻き返したけど、ダニを抜くことができなかった。彼はクリーンで、速く、ミスを犯さず、隙がなかった。
正直、少しがっかりだけど、ポジティブに見れば、もう一度表彰台を獲得したのは良かった。僕たちは良い仕事をしている。3戦前からバイクのフィーリングが良い。これからは、このポテンシャルを最大限に活かさなければいけない。」


4 14 ランディ・デ・ピュニエ Honda +18.057

「今日はリアにハードタイヤをチョイスしたのだが、序盤にタイヤのエッジグリップに苦しんで思ったほどペースを上げられなかった。その後、想定していたタイムで走れるようになり、それからはトップの3人に追いつこうとがんばったが届かなかった。中盤はシモンチェリが追いついてきたが、彼が転んでからは、後ろとのタイム差を確認しながら自分のリズムで走った。表彰台には立てなかったけれど、今季ベストリザルトを残せてよかった。7戦を終えてプライベートチームではトップの5番手。このポジションをキープしていきたい」


5 19 アルバロ.バウティスタ SUZUKI +21.361

「このところのレース結果から見れば、今日の5位は勝ったと等しいくらいの価値があると思いから満足している。自分自身にもチームにも、そして何よりスズキからも求められていた成績を、今日は出すことができた。この週末は調子が良くて、必ず良い結果が出せると信じていた。スタートを上手く出れさえすれば上位を狙えると思い、スタートに集中した。予定どおりスタートは良かったが、公式練習の時とは違ってコーナー侵入の際のマシンのフィーリングが今ひとつで、そのためブレーキングに少し苦労した。それでも実際には良いリズムをつかむことができて、後方のライダーの動きを冷静に見ながら、最後まで順位を落とさず走った。レース終盤はスピースが後ろから猛烈な勢いで追い上げてきたので、パスされないよう自分ももっとペースを上げようとしたが、すでにリアタイヤが限界でどうすることもできず、とにかく5位のポジションを守るためにラスト1周はとにかく頑張った。チームとスズキ、スポンサーのリズラに、そして応援してくれたファンと家族みんなに、ありがとうと言いたい。」


6 11 ベン.スピーズ YAMAHA +21.503

「スタートはまずまずだったが、その後のいくつかのコーナーでかなり順位が入れ替わった。6位という結果にはなったけれど、今日の走りにはあまり満足していないんだ。最初の10ラップは、他のライダーよりグリップが良くなくて、その間に順位を下げてしまった。終盤になってライバルたちもタイヤの性能が落ちてスライドするようになると、ようやく同じ条件になって、それで少しずつ順位を上げていけるようになったんだ。
最後の10周は、ラップタイムでは4番手の速さを保っていたと思う。でも後方から追い上げていくのは難しく、ここまでがやっとだったんだ。それに小さなミスも重なってしまった。それがなければ5位に上がれたはずだけれど...。カピロッシをパスするまでに時間がかかり過ぎてしまったと思う。今回は前のほうで何台か転倒しているので、6位でもあまり喜べないよ」


7 65 ロリス.カピロッシ SUZUKI +24.181

「今季ようやく結果らしい結果を出すことができ、大変よくやったとチームのみんなに言いたい。今回もいつものように全員が最善を尽くして取り組んだのだが、決勝でのタイヤチョイスを誤ってしまった。ソフトタイプのタイヤは決勝で使えないという情報があったので、ハードタイヤを選択したが、スタートから苦戦した。レース中盤までは上手く走れたが、ラスト4周回のところでグリップ性能が落ちてしまって、ゴールまでとにかく走りのリズムを崩すまいとして粘った。我々にとって最も重要となるマシンが、今シーズンに入ってようやく仕上がってきた。」

8 69 ニッキー.ヘイデン DUCATI +27.941

「困難なレースだった。中古タイヤを使い、フィーリングが悪くなかったウォームアップ走行で何か見つかったと考えたけど、レースでは、グリップがある新しいタイヤを履き、同じようなバランスがなかった。
序盤は本当に問題で、2度ほど転びそうになった。後半からは状況が良くなり、プッシュできた。もっと巻き返せると思ったけど、メランドリを抜くのに、大きくタイムロスしてしまった。
グッドなリザルトではない。少なくても少しだけポイントを稼ぐことができ、ランク4位に位置できた。2レース前のレベルに戻らないといけない。」


9 33 マルコ・メランドリ Honda +28.046

「今日は本当に厳しいレースだった。正直、もっと暑くなることを予想していたので、昨日、一昨日に比べれば、暑さはそれほどじゃなくて助かった。今日はブレーキングが難しく、思ったところでバイクを止められなかったが、ペースはそれほど悪くなかったと思う。レース終盤まで、スピーズとカピロッシについていけたし、抜き返すチャンスがあると思っていた。しかし、2度のミスで左肩の痛みがひどくなり、最後は右腕だけで走っていた。この状態では、滑るタイヤをコントロールするのは難しかった。最終ラップにヘイデンを抜きたかったが、ブレーキングがちゃんとできず、それも無理だった」


10 40 エクトール.バルベラ DUCATI +32.439


11 5 コーリン.エドワーズ YAMAHA +38.406

「厳しい戦いだった。ウイーク中ずっといろいろな問題に悩まされてきたので、今朝のウォームアップでセッティングを完全に変更したんだ。フロントの荷重を増やすと、午前中の涼しさのなかでは、それがうまく機能していた。決勝スタートのときもフィーリングは良かったんだけれど、スタート自体は最悪。そのあとは懸命にプッシュしてヘイデンをパスしたまでは良かったけれど、すぐにフロントタイヤの右側に問題が出てしまい、その後はもう、自分の思うような走りができなくなってしまった。リーンアングルをできるだけ少なくしてみたけれど効果はなく、最大限、努力したけれども11位に終わってしまったというわけなんだ。この結果は僕の予想と違っているし、モンスター・ヤマハ・テック3チームの期待とも違っている」


12 36 ミカ.カリオ DUCATI +58.257


13 64 秋吉耕佑 Honda +1:09.348

「想定していたタイムで走れず、とても残念だった。今回はオランダ、カタルニアと2週連続で出場だった。車体のセッティングは進んだと思うけれど、制御に関しては最後までまとめきれなかった。特に高速コーナーでスピードを乗せられなかった。この部分でタイムをロスしていたので、最後まで難しいレースとなった。チームにとって、自分が乗ったことで、どこまでプラスになったのだろうかと思う。プラスになっていればいいと思うが、自分自身、最後まで物足りなさがあった。この後は日本に帰り、8耐のテストに入るので、気持ちを切り替えて鈴鹿に行きたい」


14 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda +1:32.402

「今日はいいペースで走れたし、転倒しなければ、最後までロレンソと戦えたと思う。しかし、今回はリアブレーキに問題を抱えていてコーナリングに影響が出てしまった。そのためフロントブレーキの負担が増えて、コントロールがとても難しく、中盤に限界をちょっとだけ超えて、転んでしまった。転んでしまったことはとても残念だが、優勝争いができたという点では、とてもいいレースだった。今日のパフォーマンスには満足しているし、次のレースで今回のミスからばん回したい。チームには本当に申し訳ないことをしたので、次は喜んでもらえるような結果を残したい」


15 8 吉川和多留 YAMAHA +1:35.237

「8年ぶりのレース。しかもこの暑さのなかでの25ラップは、かなりきつかったよ。でもこうして完走してポイントを獲得することができたから満足している。今日の経験は次のザクセンリンクに生かすことができるし、将来の自分の仕事のなかでも必ず役立ってくれるだろう。それにパドックでチームと一緒に仕事ができるのはとても楽しいね。彼らは作業がすごく速くてプロフェッショナル。それでいてとても落ち着いていてフレンドリーなんだ。だからピットのなかの雰囲気はとても素晴らしい。このような機会を与えてもらったことに感謝している」


RT 58 マルコ・シモンチェリ Honda +12Laps

「今日は目標とする5位以内でレースができたと思う。ラップタイムも1分44秒台で走れていた。何もかもが思っていたようなレースができていた。デ・ピュニエにも追いつくことができた。そして彼をかわそうとしたときに、ブレーキングミスで転んでしまった。それがなければ4位でゴールできたと思うし、本当に残念だった。今年になって初めて決勝で転倒した。とても残念なレースになったが、この3連戦で大きく前進することができたと思う。次のレースは、絶対にこの走りを結果につなげたい」


RT 41 アレックス.エスパルガロ DUCATI +20Laps







ポイントスタンディング

1 J.ロレンソ ヤマハ 165
2 ダニ・ペドロサ Honda 113
3 アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda 91
4 N.ヘイデン ドゥカティ 69
5 ランディ・デ・ピュニエ Honda 69
6 C.ストーナー ドゥカティ 67
7 V.ロッシ ヤマハ 61
8 B.スピーズ ヤマハ 59
9 マルコ・メランドリ Honda 39
10 マルコ・シモンチェリ Honda 39
11 C.エドワーズ ヤマハ 39
12 H.バルベラ ドゥカティ 34
13 A.エスパルガロ ドゥカティ 28
14 A.バウティスタ スズキ 25
15 L.カピロッシ スズキ 25
16 M.カリオ ドゥカティ 24
17 青山博一 Honda 18
18 秋吉耕佑 Honda 4
19 吉川和多留 ヤマハ 1






Moto2クラス





1 72 高橋裕紀 TECH 3 41:42.451

「今回は、モディファイしたシャシーがよくて、予選、決勝といいペースを刻むことができた。開幕戦から抱えているラインの自由度がないというウイークポイントは変わっていないが、今日は混戦を抜け出して自分のペースで走ることができた。トップを走っているイアンノーネがイエローフラッグのペナルティを受けて、自分がトップに立ったのだが、最初は何が起きているのかよく分からなかった。そういう点では、100%喜べない部分はあるが、何かが起こったときには優勝を狙え得る位置で戦えていることを感じた。4年ぶりの優勝。2年ぶりの表彰台。次のドイツは4年前に勝っているところなので、引き続き、いいレースをしたい」


2 12 トーマス・ルティ MORIWAKI +5.037

「前戦オランダGPで3位になった後、骨折している鎖骨の手術をした。体調が万全ではなかったので、こうして2位になれてとてもうれしい。今回は3日間を通じてとても暑くて、今の身体の状態には厳しかった。このコンディションでも2位になれたし、総合でも2位になれたことがとてもうれしい」


3 60 フリアン・シモン SUTER +5.200

「スタート直後の1コーナーで起きた多重クラッシュは知らなかったけれど、巻き込まれなくてラッキーだった。過去2戦、いつもスタートで出遅れていたので、今回は遅れないように慎重に序盤を走った。タイヤが新鮮なうちは快適だったが、ルティをなかなか抜けず、そのうち、イアンノーネと高橋にリードを広げられた。なんとかルティを抜きたかったが、終盤はタイヤの消耗が激しく、コントロールするのがやっとだった」


4 17 カレル・アブラハム FTR +6.706


5 24 トニー・エリアス MORIWAKI +7.369


6 3 シモーネ・コルシ MOTOBI +7.414


7 9 ケニー・ノイズ PROMOHARRIS +17.010


8 10 フォンシ・ニエト MORIWAKI +20.555


9 8 アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA +21.001


10 15 アレックス・デ・アンジェリス FORCE GP210 +21.369


11 2 ガボール・タルマクシ SPEED UP +22.213


12 68 ヨニー・ヘルナンデス BQR-MOTO2 +23.024


13 29 アンドレア・イアンノーネ SPEED UP +25.297


14 16 ジュール・クルーゼル SUTER +26.674


15 11 手島雄介 MOTOBI +26.796

「今回はぶっつけ本番でレースに出場することになったが、3日間でいろんなことを学べた。初めてのサーキット。初めてのチーム。バイクだけは自分が開発してきたもので安心感はあったが、あっという間の3日間だった。そして最後に1ポイントを獲得できてよかった。こういうチャンスを与えてくれたJiRとTSRに感謝したい。今回は、とにかく一周一周、GPを走っているんだということをかみしめながら走っていた」


16 35 ラファエレ・デ・ロサ TECH 3 +27.441


17 41 アルネ・トード SUTER +27.674


18 61 ウラジミール・イワノフ MORIWAKI +35.193


19 18 ジョルディ・トレース PROMOHARRIS +37.424


20 53 バレンティン・ドゥビーズ ADV +41.504


21 5 ホアン・オリベ PROMOHARRIS +41.710


22 71 クラウディオ・コルティ SUTER +41.966


23 4 リチャード・カルダス SUTER +49.224


24 19 ザビエル・シメオン MORIWAKI +1:03.470


25 40 セルジオ・ガデア PONS KALEX +1:12.814


26 95 マシェル・アル・ナイミ BQR-MOTO2 +1:22.796


RT 31 カルメロ・モラレス PONS KALEX +1Lap


RT 76 ベルナト・マルチネス BIMOTA +3Laps


RT 25 アレックス・バルドリーニ I.C.P. +4Laps


RT 45 スコット・レディング SUTER +11Laps


RT 14 ラタパーク・ウィライロー BIMOTA +14Laps


RT 7 ダニ・リバス PROMOHARRIS +19Laps


RT 48 富沢祥也 SUTER +19Laps

「予選で転んでいたけれど、バイクの状態はよかったし、自分も乗れていた。ウオームアップで最後の確認も済んでいたので、今日はいいレースができる自信があった。スタートもうまくいって、1コーナーにもちゃんと入っていた。ところが後ろから突然ぶつけられてそのままバイクと一緒に滑っていった。あまりバイクが壊れていなかったので再スタートしたが、転倒の際に電気のコネクターが壊れていたためエンジンが止まってしまった。本当に残念だった」


RT 59 ニッコロ・カネパ FORCE GP210 +20Laps


RT 52 ルーカス・ペセック MORIWAKI +20Laps


RT 21 ウラジミール・レオーノフ SUTER +22Laps


RT 77 ドミニク・エージャーター SUTER +22Laps


RT 55 ヘクトル・ファウベル SUTER +22Laps


RT 39 ロベルティーノ・ピエトリ SUTER -


RT 44 ロベルト・ロルフォ SUTER -


RT 6 アレックス・デボン FTR -


RT 63 マイク・ディ・ミリオ SUTER -







ポイントスタンディング

1 トニー・エリアス MORIWAKI 111
2 トーマス・ルティ MORIWAKI 94
3 フリアン・シモン SUTER 77
4 富沢祥也 SUTER 76
5 アンドレア・イアンノーネ SPEED UP 70
6 シモーネ・コルシ MOTOBI 65
7 ジュール・クルーゼル SUTER 57
8 高橋裕紀 TECH 3 52
9 セルジオ・ガデア PONS KALEX 47
10 ガボール・タルマクシ SPEED UP 42
11 アレックス・デボン FTR 37
12 ラタパーク・ウィライロー BIMOTA 25
13 フォンシ・ニエト MORIWAKI 25
14 スコット・レディング SUTER 23
15 カレル・アブラハム FTR 22
16 ロベルト・ロルフォ SUTER 21
17 ケニー・ノイズ PROMOHARRIS 18
18 マイク・ディ・ミリオ SUTER 17
19 ドミニク・エージャーター SUTER 15
20 ヨニー・ヘルナンデス BQR-MOTO2 15
21 マティア・パシーニ MOTOBI 12
22 ステファン・ブラドル SUTER 11
23 アレックス・デ・アンジェリス FORCE GP210 11
24 アレックス・バルドリーニ I.C.P. 9
25 ザビエル・シメオン MORIWAKI 8
26 アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA 8
27 ヘクトル・ファウベル SUTER 4
28 ルーカス・ペセック MORIWAKI 4
29 アルネ・トード SUTER 2
30 手島雄介 MOTOBI 1
31 クラウディオ・コルティ SUTER 1





125ccクラス




1 93 M.マルケス デルビ 40:46.315


2 38 B.スミス アプリリア +4.638


3 44 P.エスパルガロ デルビ +4.996


4 11 S.コルテセ デルビ +45.366


5 7 E.バスケス デルビ +45.433


6 71 小山知良 アプリリア +49.685

「今日のレースもタフなレース展開でした。
1周目からジェネレーター(電気系)のトラブルが発生して、ストレートで7台に抜かれてポジションダウン・・・。
2周目以降も苦しい展開が続いたけど、冷静に状況を判断してレース展開を考えた。
中盤以降6位争いの後ろに付けて、最終ラップのバックストレートエンドのブレーキで3台抜く事に成功して、ギリギリの走りだったけど無事に6位でチェッカーを受ける事が出来ました!!」


7 35 R.クルメンナッハ アプリリア +49.735


8 14 J.ザルコ アプリリア +49.743


9 94 J.フォルガー アプリリア +49.775


10 99 D.ウェッブ アプリリア +53.115








ポイントスタンディング

1 M.マルケス デルビ 132
2 P.エスパルガロ デルビ 131
3 N.テロール アプリリア 118
4 B.スミス アプリリア 94
5 E.バスケス デルビ 60
6 S.コルテセ デルビ 60
7 R.クルメンナッハ アプリリア 58
8 小山知良 アプリリア 57
9 E.ラバト アプリリア 50
10 J.ザルコ アプリリア 45








監督クラス



W・ズィーレンベルグ(ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「何を話せばいい?7レース中5勝、そして3連勝...ただただ素晴らしい、の一言だよ。実は今回のレースについては少し心配していたんだ。バルセロナ、つまりホルヘにとってはホームGPだから、きっといつもよりもプレッシャーが大きくなると思ったからだ。そして彼はナーバスになってしまうのではないか......。我々は結局、他のライダーたちと同じタイヤを選択して真っ向勝負に出た。ドビツィオーゾに後ろから激しく迫られ、また後半はグリップ・コンディションが変わったため全体のペースが遅くなった。それでもホルヘは常に落ち着いていて、しっかりと走り切ってトップでゴールしたのだ。本当に素晴らしい走りだった。またチームのみんなもいい仕事をしてくれた」


D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「和多留が完走し、チャンピオンシップのポイントを獲得したことをとてもうれしく思っている。彼は今回、非常に厳しい状況のなかで本当によく頑張った。まずこの暑さ、それから久しぶりのレース出場、初めて走るコース。彼にとっては大変なことばかりだったのだ。そのなかでのこの結果は本当に素晴らしい。彼も喜んでいいと思う」


H・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「ベンは終盤、いつものようにポテンシャルを発揮したが、結果はちょっと残念なものになった。昨日、決勝のシミュレーションを行って非常に好調だったが、今日はそれを再現することができず、しかもレース前半は思うようにペースを上げられないという問題も出てしまった。後半からはだいぶ良くなってきたが、それではすでに遅すぎた。でも最後の10ラップは確かに、ラップタイムで4番目の速さをキープした。だから前半がもう少し良ければ4位獲得も不可能ではなかったはずなのだ。とは言え、今回もまた6位以内に入れたことは大きな励みであり、ランキングでも4位までわずか10ポイントというところにつけている。
一方、コーリンはこれとは反対で、最初の10ラップはとても良かったが、それを最後までキープすることができなかった。彼は、いつもと同様、決してあきらめずに攻め続けており、本当ならもっと上へ行けたはず。それだけに残念な結果だ。MotoGP3連戦という過酷なスケジュールは、これでようやく終わり。次のザクセンリンクまで、少し休養し、さらにそのあとはベンとコーリンにとってのビッグレース、ラグナセカへ向かう」


中島雅彦 (MS開発部 MotoGPグループリーダー)

「週末は快晴の暑い日が続き、ライダー、マシン、タイヤには厳しい条件となりました。今回から吉川ライダーがバレンティーノの代役として参戦。大きなプレッシャーの中、体力的にタフなレースを完走し、貴重な経験とデータを開発にフィードバックしてくれるものと思います。
レースはホルヘがヘレスに続き、ホームグランプリを制し、3連勝と好調を維持。本当に強くなったと感じます。ベンは初めてのサーキットながら果敢に攻めて6位、コーリンはフロントに問題を抱えペースが上がらず、11位とタフな結果になりましたが、課題は明確になっているので、次戦に向けて修正を加えて行きます。良い形で3連戦を終えることが出来ましたが、ライバルの攻勢は厳しくなって来ており、再度気を引き締めて次戦以降に臨みたいと思います」



山路敏幸 (Repsol Honda Team 監督)

「Repsol Honda Teamとしては、残念な結果だった。しかし、リザルトには見えない収穫もあり、そういう点では評価できるレースだった。アンドレアは、フリー、予選と順調にセットアップを進めて、決勝でも優勝争いをしてくれた。ファステストラップも初めて刻んでくれたし、トップ争いをする力をつけてくれたことはうれしい。今日は残念ながら転倒したが、再スタートして14位でフィニッシュしてくれた。転倒の原因も分かっているので、次戦ドイツではがんばってもらいたい。ダニは、残念ながら、優勝争いに加わることはできなかったが、序盤のミスをリカバリーして表彰台に立ってくれた。トップとのポイント差は広がったが、チャンピオンシップでは2位につけているので、次戦からタイトル獲得に向けて全力を尽くしたい」


ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)

「このところのレースは怪我からの復調に苦しんでいたアルバロだけに、ハイレベルなレース展開で5位の結果は非常に素晴らしく、大変喜ばしい。じつに堂々たる5位だった。そしてロリスもまたレース中盤には本来の実力を発揮した。終盤はグリップが落ちてベン(スピース)にパスされたが、無理をして転倒の危険を冒すより、順位を落としても手固く走りきったことは賢明だった。レースに向けてチームは可能な限りの準備をおこなったが、最も重要なことは、ライダー達がマシンを信頼して全力で走ることだ。走りのパフォーマンスに関しても、またマシンのセッティングに関しても、ようやく我々の本領が発揮できたと思う」


ヴィットリアーノ・グアレスキ (Ducati MotoGP Team Manager)











ブリジストン







安川ひろし (モータースポーツ推進室長)

「3戦連勝を達成したホルヘとフィアット・ヤマハチームの皆様にお祝いを申し上げます。スペインはブリヂストンにとっても重要な市場ですが、その地でMotoGPがこれほど高い支持を得ているのは、本当に喜ばしいかぎりです。今回のレースでは多くのゲストやVIPをサーキットに招待し、我々のMotoGPにおける活動をご覧いただきました。このような場でブリヂストンの技術を目の当たりにしていただくことは、販売促進や、四輪・二輪製造メーカーへのタイヤ納入の面でも非常に意義のあることです。カタルーニャGPでは、レースを通じた弊社の活動を充分にご理解いただけました。テレビ放送や写真を通じて、ブリヂストンブランドを世界的に訴求できることをとても嬉しく思っています。今後のグランプリでも、さらに貢献していければ光栄です」

生方透 (モーターサイクルレースタイヤ開発マネージャー)

「昨年のレースでも同じタイヤスペックを持ち込んだのですが、その際には全選手が硬めのコンパウンドを選択しました。しかし今年は、路面温度が昨年以上に高くなったにもかかわらず、決勝レースではリア用に準備した柔らかめのコンパウンドが非常に良好に作動したので、とても満足をしています。また、この結果は、各チームがシングルタイヤルールのもとでバイクのパッケージをさらに改良してきたことのあらわれでもあるでしょう。
 フロントタイヤの摩耗状況も充分なものでしたが、数名の選手が経験したように、今日のような過酷な暑いコンディションではハードブレーキング時の安定性に若干の影響を及ぼしたのも事実です。多くの選手がレース終盤まで激しい順位争いを繰り広げましたが、高い路面温度とこのサーキットのコース特性、さらには理想的とは言い難い路面コンディションは、タイヤに非常に厳しいレースになりました。しかし、タイムシートが示すように、フロントリアともに、全レース距離で安定したパフォーマンスを発揮したといえるでしょう」





BSB 第6戦 ノックヒル 決勝

2010-07-05 09:47:44 | BSB 2010
2010 British Superbike Championship at Knockhill.



英国選手権 第6戦 ノックヒル





天候に翻弄されたレースとなった。

レース1では、スタート後、雨脚が強くなり赤旗。
再スタートするものの、ヤマハのダン・リンフットが転倒し、それにクリス・ウォーカーが巻き込まれ、再度赤旗。
レースは15週に減算され再スタート。
清成は一時トップに立つが、マイケル・ルターに抜かれ、リスキーなコンディションの中で抜き返す事が出来ずゴール。
ルター、1位。
清成、2位。
ブルックス、3位となった。

レース2もまた、スタート後に6台が絡む多重クラッシュが発生し赤旗。
その後、天候も悪化し、レースはキャンセルとなった。

このノックヒルのレース2は、次戦スネッタートンの土曜日に再レースが行われる。

清成は、ポイントスタンディングを3番手まで上げ、トップとの差は18ポイントとなった。









Race 1


1. Michael Rutter GBR Ridersmotorcycles.com Ducati 13mins 32.658s
2. Ryuichi Kiyonari JPN HM Plant Honda +0.577s
3. Josh Brookes AUS HM Plant Honda +6.187s
4. Michael Laverty GBR Relentless by TAS Suzuki +9.363s
5. Alastair Seeley GBR Relentless by TAS Suzuki +13.285s
6. John Laverty GBR Buildbase Kawasaki +18.708s
7. Simon Andrews GBR MSS Colchester Kawasaki +21.149s
8. Tommy Hill GBR Worx Crescent Suzuki +23.233s
8=. Gary Mason GBR MSS Colchester Kawasaki +23.233s
10. Chris Walker GBR CW Suzuki +28.717
11. Andrew Pitt AUS Motorpoint Yamaha +29.831s
12. Gary Johnson GBR AIM Suzuki +30.312s
13. David Johnson AUS Two Brothers BMW +31.077s
14. Christian Iddon GBR Sorrymate.com SMT Honda +32.288s
15. Tom Tunstall GBR Doodson Motorsport Honda +34.394s

16. Luke Jones GBR PR Racing Yamaha +36.659s
17. Aaron Zanotti GBR Red Viper Spike Suzuki +36.714
18. Chris Burns GBR Splitlath Aprilia +36.718
19. Stuart Easton GBR Swan Honda +39.628s
20. Hudson Kennaugh RSA MAR Kawasaki +42.174s
21. Pauli Pekkanen FIN 777 RR Motorsport Suzuki +42.816s
22. Steve Brogan GBR Jentin Racing BMW +44.777s
23. Adam Jenkinson GBR Buildbase Kawasaki +46.148s
24. James Ellison GBR Swan Honda +47.068s

Not Classified

25. Tommy Bridewell GBR Quay Garage Honda 10 laps completed
26. Peter Ward GBR Astro-Chase SST Kawasaki 10 laps completed
27. Peter Hickman GBR Ultimate Racing Yamaha 3 laps completed

DNS Dan Linfoot GBR Motorpoint Yamaha


Start: 14:21 End: 14:35
Weather / Track : Cloudy / Wet




Race 2



レース2は、悪天候のため、キャンセル。





ポイントスタンディング

1.Josh Brookes (HM Plant Honda) 166
2.Tommy Hill (Worx Crescent Suzuki) 162
3.Ryuichi Kiyonari (HM Plant Honda) 148
4.Michael Laverty (Relentless Suzuki by TAS) 146
5.Michael Rutter (Ridersmotorcycles.com Ducati) 139
6.John Laverty (Buildbase Kawasaki) 108