BMWのルーベン・チャウスは、フィリップアイランドの開幕戦で４度のクラッシュをして、結局レースをキャンセルしている。
キャンセルの理由としては、このまま走ると危険なので止められただとか、パーツが底をついた等と憶測が飛んでいる。
しかし、実際はチャウスが自信をなくしてしまったからだとの情報もある。
BMWのチームマネージャー、タルドッツィはこう述べている。
「彼は信用を完全に失った。
彼はそれを取り戻す必要があります。
本来のルーベンに戻るには数レースが必要になるかもしれません。
しかし、私達はそれに希望を託します。
私達は、彼が速いライダーであり、アグレッシブで素晴らしいライダーだという事を知っています。
彼は、わずか1年ちょっと前の2008年のミサノで、プライベートドカティに乗って勝っているのです。
そのような高いレベルの彼を取り戻したいと思います。」
タルドッツィは、チャウスに見切りをつけた訳ではなく、しっかりサポートしていくとも言っている。
まだ第１戦が終わっただけだが、今回の事件により、チャウスを取り巻く環境は厳しくなっている。
今後の２戦で、結果を出さなければ、もうBMWでの居場所が無くなるのではとの噂も駆け巡っている。
漫画家ルカ・ルッジェール氏の風刺画。
この絵は、パーツの残骸の山を前にタルドッツィが、ファブリッツィオを迎える赤絨毯を用意している場面？
動画は、チャウスが朝のウォームアップ走行時に芳賀に追突する場面がある。
かなり激しかったことが分かる。
芳賀の言う通り、これでポイントを落とさずに完走できた事はラッキーとしか言いようがない。
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