Pegasus_rc's blog

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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) 闘病記 2

2009-02-04 20:38:44 | 日常
発症三日目。

高熱に伴う悪寒が激しい。
それにプラスして、今度は腰痛まで発症してきた。
おそらく感染症の影響が腰に現れたのだと思うが、ずっと臥位の状態であったし、寒さで極限まで体を縮めていた事も腰に影響したのだろうか。
とにかく痛くて痛くて、最初のうちは体位変換で10分位は落ち着いていられたが、次第に1分も持たなくなり夜は全く寝られる状態では
無くなってしまった。
痛いので、高熱なのに無理をして布団を抜け上体を起こして置くしかなかった。

発症四日目。

今まで食事らしいものは殆ど口にしておらず、水分以外は、プリンやりんご(耳下が痛くないので食べられた)等の果物だけである。
食欲は極端に減退してる感じは無かったが、体がきつくて食事をするより悪寒や痛みに耐えることが先決であった。
そして、夜に危険水域の40度8分まで熱が上昇。
熱を下げるあらゆる措置を取り、ほどなく落ち着いたので、以後、投薬の間隔を縮め経過を見る事にした。

今回は、ロキソニン(鎮痛解熱剤)を服用していたのだが、結構良く効いてくれた。
服用後、30分位で悪寒が止まり体が火照ってくる。
その後、汗をかきながら安静を保っていると、熱が38度台まで下がり腰痛も治まって体が楽になっていった。
薬の効用は、5時間半。
きっかり5時間半後から再び寒気が始まり徐々に熱とともに激しくなっていった。

発症五日目。

2度目の体温40度台に。
40度になると体の熱さが尋常な感じではない。
しかし、発症して以来、悪くなっても少しも良くなる事がない。

今年のムンプスウィルスは強力だとは聞いていたが、戦っても戦っても衰えない敵に体力の限界が近い事を感じ始めてきた。

夕方に発症以来始めて下痢をした。
これで体内の菌を大量に排出できていれば良いのだが。

発症六日目。

発症以来始めて、1時間以上まとめて睡眠が取れた。
熱も少しだけ下がり楽になった気がする。それでも熱は38度台。
薬の効用が切れる時間が過ぎても悪寒が発生しなくなったので頓服を中止し経過を見る事にする。

夜、熱が37度台まで下がった。

発症七日目。

なかなか眠りに付く事が出来なかったが、入眠すると久しぶりに熟睡した感じ。
起床後、熱は36度台の平熱に戻っていた。
体力が回復していないのを除けば普通に生活が出来るようになっている。
食事も量も内容も普通どおりとした。
それともう一つ体に大きな変化があった。
昨夜までは、睾丸炎により通常の2倍近くまで腫れあがっていた睾丸が、今朝見ると普通の大きさになっていた。
ただし、若干の痛みは残っている。
果たして、無事なのかは分からない。

本日。
社会復帰。
体力が付いていかなくて、机に座っているだけでも少々疲れた。


まとめ

症例 : 成人男性
主訴 : 発熱、腰痛、睾丸痛、倦怠感
既往歴 : 軽度の肺炎
家族歴 : 特記すべきことなし
現病歴 : 発熱。睾丸の炎症を認める。耳下線の腫れは認められるものの頬部まで達しておらず、痛みも軽度。3病日目には腰痛を訴え臥位保持が困難となる。7病日目に睾丸痛が多少残るものの他は正常値となる。ロキソプロフェンナトリウムによるコントロールがうまくいった。
感想 : もう二度とかかりたくない(抗体出来たからかからないけど)

以上