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MotoGP : バレンシア テスト

2009-11-10 09:09:03 | MotoGP 2009





Valencia MotoGP test times - Monday


ストーナーが、トップタイム。
ロレンゾ、ロッシ、ペドロサの4強が、いつも通り続く。

そして、スピーズが、6番手タイム。
早くもMotoGPマシンに順応してきたのか。
来年は、開幕からトップに加わりそうな勢いを感じさせる。
しかし、MotoGPマシンの洗礼を受けるのはこれからか。

250から上がってきた4人の中で、トップは、シモンチェリ。
バウティスタ、バルベラ、青山と続く。
初日のテストなので、順位に意味はありませんが。





1. Casey Stoner AUS Ducati Marlboro Team 1min 32.660 sec (32 laps)
2. Jorge Lorenzo SPA Fiat Yamaha Team 1min 32.685 sec (45 laps)
3. Valentino Rossi ITA Fiat Yamaha Team 1min 32.826 sec (37 laps)
4. Dani Pedrosa SPA Repsol Honda Team 1min 33.088 sec (31 laps)
5. Nicky Hayden USA Ducati Marlboro Team 1min 33.358 sec (58 laps)
6. Ben Spies USA Monster Yamaha Tech 3 1min 33.496 sec (50 laps)
7. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 1min 33.675 sec (51 laps)
8. Mika Kallio FIN Pramac Racing 1min 33.726 sec (52 laps)
9. Randy de Puniet FRA LCR Honda MotoGP 1min 33.775 sec (61 laps)
10. Marco Melandri ITA San Carlo Honda Gresini 1min 33.839 sec (59 laps)
11. Aleix Espargaro SPA Pramac Racing 1min 33.878 sec (63 laps)
12. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 1min 33.929 sec (35 laps)
13. Loris Capirossi ITA Rizla Suzuki MotoGP 1min 34.144 sec (55 laps)
14. Marco Simoncelli ITA San Carlo Honda Gresini 1min 35.229 sec (51 laps)
15. Alvaro Bautista SPA Rizla Suzuki MotoGP 1min 35.772 sec (52 laps)
16. Hector Barbera SPA Aspar Ducati 1min 36.204 sec (63 laps)
17. Hiroshi Aoyama JPN Interwetten Honda MotoGP 1min 37.964 sec (40 laps)

18. Kenny Noyes USA Promoracing (Moto2) 1min 38.654 sec (28 laps)
19. Ratthapark Wilairot THA Stop and Go (Moto2) 1min 39.815 sec (17 laps)
20. Joan Olive SPA Promoracing (Moto2) 1min 41.989 sec (18 laps)


2009 Valencian MotoGP:
Pole position:
Casey Stoner AUS Ducati Marlboro 1min 32.256sec

Fastest race laps by manufacturer:
Dani Pedrosa SPA Repsol Honda 1min 32.778sec
Valentino Rossi ITA Fiat Yamaha 1min 32.830sec
Nicky Hayden USA Ducati Marlboro 1min 33.865sec
Loris Capirossi ITA Rizla Suzuki 1min 34.140sec
Marco Melandri ITA Hayate Racing 1min 34.463sec


2009 Valencian 250GP:
Pole position:
Alex Debon SPA Aeropuerto-Castello-Blusens Aprilia 1min 36.116sec

Fastest race lap:
Hector Barbera SPA Pepe World Aprilia 1min 36.866sec





MotoGP : 第17戦 バレンシア アフター・ザ・フラッグ

2009-11-09 18:18:44 | MotoGP 2009
MotoGP 第16戦 マレーシアGP 決勝コメント



■開催日:2009年11月8日(日)決勝
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット(4.005 km)
■観客:94,177人(3日間:17万5240人)
■周回数:30周(120.15km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:19度
■路面温度:24度
■PP:C・ストーナー(ドゥカティ・1分32秒256)
■FL:D・ペドロサ(ホンダ/1分32秒778)




REPORT

C・ストーナーがウォーミングアップ走行で転倒して欠場、ポールポジション不在で始まった決勝レース。
ペドロサが好スタートで飛び出し1周目はエリアス、そしてロレンソ、ロッシ、エドワーズのヤマハ勢が続く。
3周目にロレンソはエリアスを抜いて2番手に上がるとロッシもそのあとに続いて2台が2位・3位のランデブー走行。
4周目の終盤、コーナー出口のゼブラでリアを滑らせ一瞬失速したロレンソの横を、ロッシが抜いていく。
これでロッシ、ロレンソが2・3番手となり、トップをゆくペドロサを追う展開となる。
この時既にペドロサは2秒半のアドバンテージを築いていた。
ロッシ、ロレンソはともにペドロサを追うも、膠着状態は後半まで続き、結局ペドロサが2秒以上のリードを守り今季2勝目を上げた。




順次更新

RIDERS COMMENT



MotoGP







1位 ダニ・ペドロサ ホンダ 46:47.553

「地元ファンの期待に応えられて、本当にうれしい。
今日はグリッドについたときに、となりのケーシー(ストーナー)がグリッドについていないのにレッドフラッグを持ったマーシャルが動き始めた。
その時に、ケーシーに何かあったのだなと思った。
序盤はタイヤの右側の温度を上げるために慎重に走らなければならなかった。
しかし、タイヤが温まってからは快調だった。
今日も風が強かったし、ミスをしやすいコンディションだったが、最後までいいペースをキープすることができた。
バレンティーノ(ロッシ)とのギャップをコントロールすることもできた。
スペインの大勢のファンの前で勝つことができて、本当にうれしかった。」




2位 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ +2.630

「バレンシアでいい走りができたことがうれしいし、これが2004年以来最高の成績だから、とても満足。
もちろん優勝がもっといいに決まっているけれど、今日は序盤でエリアス、ロレンソとの競り合いに時間をかけてしまったので、その間にペドロサが逃げてしまった。
そしてこのコースで2秒ものギャップを埋めるのはほとんど不可能なんだ。
ここは決して相性の良いコースではないけれど、今朝のウォームアップでモディファイを行い、ウイーク初日と2日目に苦労した問題を克服できた。
全てはチームのみんなのおかげだよ。
今シーズンは本当に素晴らしかった。
タイトルをまた獲得し、ヤマハも三冠を達成した。
僕はこのことをとても誇りに思っているんだ。
ヤマハ、チームのみんな、ブリヂストン、そしてその他の全ての人々にありがとう!
これからささやかなパーティーを開き、明日はもう2010年型マシンのテストが始まる!」



3位 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ +2.913

「序盤はいいバトルができて、自分でもよく乗れていると感じていたんだけれど、そのあと低速コーナー進入で大きなミスをしてしまったんだ。
転倒しなかったのはラッキーだったけれど、これでバレンティーノに抜かれた。
そのあとは痛みが少しあったので回復するまでに少し時間がかかったこともあって、差が広がり過ぎて追いつけなかったんだ。
それでもスペインでまた表彰台に上れたことがうれしかったし、2年目で早くもランキング2位を獲得できたことを誇りに思っている。
ヤマハ、ブリヂストン、チームのみんなにお礼を言わなければならない。
なぜなら彼らはここまでずっと懸命に頑張り続けて、僕はそのおかげでこのような好成績を手にすることができたのだからね。
今はもう、早くニューマシンを試したくて待ちきれないような気持ち。
来シーズン、もっと強くなるのが楽しみだよ!」



4位 コーリン・エドワーズ ヤマハ +32.515

「今日はすべてのことが僕のためにまわってくれたような感じ。
でもシーズン中ずっと考えていたのは、このチャンピオンシップの中では僕が5番目のライダーだということだったんだ。
今日も最高でも5位だろうと思っていたけれど、グリッドにケイシーがいないことが分かって、すぐに"これならチャンスがある"と考えた。
スタートがうまくいって、その後もマシンはよく走ってくれたけれど、前の3人にはまったく届きそうにない。
どうすればあんなふうに走れるのか、彼らは一体、何を持っているのか、あるいは朝食は何を食べたのか、なんていうことも気になるくらいに、とにかくペースが違うんだ。
中盤はコーナーリング速度を十分に保つことが出来なくなっていたので、なるべく身体をリラックスさせて無理ない走りを心がけた。
その時点で、とにかく自分に出来る限りのことをしようと頑張っていたけれど、ドビツィオーゾがどこにいるのかは分からなかった。
そのうちにスピースがドビツィオーゾをパスしてくれて、そのポイント差が僕のランキングを決定したんだ。
レースのあと彼を抱きしめただけでなく、何か欲しいものがあれば何でも買ってあげる!
今はそんな気持ちだよ。
彼がこんなに早くヤマハのマシンに慣れてくれて良かった。
だってそのおかげで僕はランキング5位を獲得することができたんだからね!
そんな彼と、来年から一緒に仕事をするのがますます楽しみになったよ。
前にいる4人の素晴らしい才能を目の当たりにしてきた僕にとっては、この5位獲得は本当にうれしい。
今年は1年を通して調子が安定していて、それがこの成績に繋がったと思う。
自分自身だけではなくて、モンスター・ヤマハ・テック3のみんなのためにも、このような結果を残すことができて良かった。
このチームは素晴らしい協力関係でつながっている。
彼らは僕のために、いつでも100%の力を注いでくれたので、このランキング5位に満足感を感じてもらえたらうれしい。
またトーズランドの未来にも幸福が訪れるよう祈っている。
スーパーバイクでヤマハの成功に貢献してくれると確信している。」



5位 ニッキー・ヘイデン ドゥカティ +34.585

「リザルトはスペクタクロではないけど、連続5位でシーズンが終わり、冬の仕事の方向性が決まった。
リザルトに関しては、ポジティブな1年ではなかったけど、シーズン序盤から大きな進歩を果たし、将来に向けて、やる気満々だ。
ランク13位は確かに役割的には良くなかったけど、現実的には、ランク7位から11ポイント差。
3度も1ラップ目にコース外に追い出され、もし、これらのアクシデントがなかったら、最終的なポジションが大きく違っていただろう。
とにかく、明日から来季のシーズンが始まる。早く始めたい。
もう少しいい結果が挙げられるだろうと思ったけど、スタートが上手く行かなかった。
クラッチが少し滑ってしまい、それで離されてしまった。
幾つかポジションを挽回し、コーリンとのギャップを詰めるために全力を尽くした。
バイクは走ったけど、彼に近づく度にクラッチが滑ってしまい、ギャップが詰まらなかった。
最後に2つの左コーナーでリスクを冒したけど、リズムが少し狂ってしまった。」




6位 トニー・エリアス ホンダ +34.888

「今大会は厳しいスタートになったが、最終的にチームは、すばらしいバイクに仕上げてくれた。
最終戦は、厳しいランキング争いになっていたが、10位から7位に上がることができて本当によかった。
今日はいいスタートが切れた。
エドワーズやヘイデンともいいバトルができた。
最終的に彼らの先行を許したが、6位以内でフィニッシュすれば総合7位になれることがわかっていたので、最後まで全力を尽くした。
とりあえず、これがMotoGP最後のレースになったが、できるだけ早くMotoGPに戻ってきたい。
一緒に戦ってきたスタッフ、そしてチームに感謝したい。」




7位 ベン・スピーズ ヤマハ +37.706

「いい一日だったよ!
思ってもいなかった好発進ができた。
最初の6、7ラップはタイヤの状態に慣れず調子が上がらなかったので、半分は無理せず慎重に、そして半分は少しプッシュしていくというようにしていった。
つまらないミスはしたくなかったからね。
少しずつリズムが分かってきてからは、前のライダーについていくことができたので、ようやくパスできるようになり、さらには前のライダーにも目を向けられるようになっていった。
ドビツィオーゾをパスしたあとはヘイデンとエリアスが前方に見えた。
追いつけないことはわかっていたけれど、できるだけ自分のペースをキープし、安定したライディングを心がけて最後まで走りきった。
まるで夢のような1週間。
しかも、それほど好きではなかったこのコースで7位を獲得できたことは、スーパーバイクでの優勝と同じくらいにとてもいい気分だよ。
ウイークを通じて少しずつでも前進できたことに満足している。
これが一番の目標だったからね。
このような素晴らしいチャンスを与えてくれたヤマハに、そしてステリルガルダ、BMグループ、Fimer、パーツ・ヨーロッパなどのスポンサーをはじめ支えてくれたすべての人に感謝。
彼らのために、今日はいい仕事ができたと思う。」



8位 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ +38.364

「エドワーズとエリアスの接触を避けるために、序盤で大きく遅れてしまった。
1周目14番手までポジションを落としたが、そこから追い上げることができた。
今日は4列目という厳しいグリッドで、いずれにしても厳しい戦いになることは覚悟していたが、序盤の遅れが大きく響いてしまった。
終盤はスピーズに抜かれたが、抜き返すことができなかった。
今年は厳しいシーズンだったが、多くのことを学んだし、この経験を来年に生かしたい。
明日からのテストが本当に楽しみだ。」




9位 ミカ・カリオ ドゥカティ +42.491




10位 アレックス・デ・アンジェリス ホンダ +43.689

「今日はリアタイヤのスライドが激しく、厳しいレースになった。
しかし、ランキング争いがかかっていたので、最後までベストを尽くした。
最終的に総合9位から8位に上げることができた。
厳しい戦いだったが、ランキングを上げてシーズンを終えられたことがうれしい。
シーズンを終えて、自分より前にいるのは、エドワーズを除き、すべてワークスマシン。
サテライトチームで2番手の成績でシーズンを終えられたこともうれしかった。」




11位 ランディ・デ・ピュニエ ホンダ +46.018

「シーズン最後のレースだったので6位以内でフィニッシュしたかった。
今日は3列目からいいスタートを切ることができたが、中盤から左側のグリップに苦しみ、ペースを落としてしまった。
マシンをコントロールするのが大変で、ポジションを下げてしまった。
今年はシーズン中盤にケガをした。
それがなければもっといいリザルトを残せたと思うし、残念だった。
しかし、今年は我々の高いポテンシャルをアピールすることができた。
一年間、サポートしてくれたすべての人たちに感謝したい。」




12位 ジェームス・トーズランド ヤマハ +50.226

「最後のレースを心から楽しむことが出来たよ。
僕にできることはすべて、チームのみんなのためにしてあげたかった。
そしてそれができたことを誇りに思っている。
最初の2、3ラップは好調で、タイヤがまだあまり暖まっていないうちから何度か冒険も試みた。
でも15周目くらいからリアが少し滑るようになってきて、ペースをキープできなくなり、結局は7位争いのグループから遅れてしまったんだ。
コーリンのランキング5位獲得を祝福したい。
またモンスター・ヤマハ・テック3チームでともに仕事をしたみんなに、その努力とサポートに感謝。
彼らと過ごした時間はかけがえのないもので、彼らの今後の活躍にも期待し、ずっと注目し続けるだろう。
MotoGPでたくさんの友達もできた。
このチームはこれからもずっと、僕の心のなかに留まり続けるだろう。
明日からは将来に目を向けていかなければならない。
ヤマハとの新しいチャレンジを楽しみにしている。」



13位 アレックス・エスパルガロ ドゥカティ +57.168




14位 ロリス・カピロッシ スズキ +1:06.877

「バレンシアに着くまで、私達の予想は天候がかなり涼しいということで、レースは少々タフなものになるだろうというものだった。
予想通り、プラクティスの間、良いセッティングを見つけようとがんばったけれど、思うようにはいかなかった。
良いフィーリングを見つけられずにいたのだが、ソフトなタイヤを選択した。
それほど、ハードなタイヤを使うことは難しかった。
タイヤが新しかったスタート時点では、全てまずまずの感じで、数名のライダーに続いて走行できたが、グリップレベルが落ちてくると、マシンをコントロールしきれずに苦しくなった。
ポジションを守ろうとがんばったけれど、全てのライダーが自分をパスしていくように感じた。
もうレースを走りきることだけを考えた。
来年は上位に入れるよう、巻き返したい。」



15位 クリス・バーミューレン スズキ +1:11.701

「決勝では予選よりはあきらかによくて、数名のライダーをパスすることができた。
終盤ではロリスに追いつこうとしていて、自分と同じような状況で苦しんでいるのがわかった。
これを解決するには時間はかかるけど、きっと出来ると思う。
スズキとチームのみんなには、4年間のことを感謝しているし、いい時間を過ごした。
悲しいことに今日はいい日というわけにはいかないけれど。
冬の間、チームのみんなが仕事をこなして、もっと強くなってくれることを期待している。
ロリスとアルバロには2010年の健闘を祈るよ。
ロリスとともに働くのは楽しく、友人でありライバルだったので、さみしいね。」



16位 ガボール・タルマクシ ホンダ +1:14.405

「予選はフィーリングがよかったのだが、今日はまるで違った。
スタートからゴールまでバイクと格闘している感じだったし、残念なレースだった。
しかし、今年はMotoGPマシンで多くの経験を積むことができた。
来年はMoto2クラスに参戦するが、この経験を生かしたい。
これまでサポートしてくれたチーム、スタッフに感謝したい。」




17位 マルコ・メランドリ カワサキ +1:33.425




RT  ケーシー・ストーナー ドゥカティ DNS

「もちろん、欲求不満と失望の終わり方だ。
シーズンは浮き沈みが多く、最後も沈んでしまったけど、これは来季への教訓だ。
2年間、ウォームアップラップで可能な限りタイヤを温める作戦を実行してきた。
今日まで問題は何もなかったから、来季の開幕戦でアクシデントが起こるよりも、良かったと思う。
大切なのは、オーストラリアとマレーシアで勝った後で、僕たちのリズムを証明したこと。
冬の間にいい仕事をすれば、戦闘的になることは分かっている。
バイクの仕事をする3日間のテストが楽しみ。
その後は、長い間100%を尽くせなかったフィジカルコンディションを良くするための2ヶ月がある。
来季、困難なシーズンになることは承知しているけど、パワーを持って、再び闘うことができると信じている。
戦闘力のあるバイクを提供してくれたチームのみんな、フィリッポ(・プレジーシ)、ドゥカティ・コルセのみんなに感謝したい。
僕自身にも。そして、ドゥカティ入りしてから、特に今季の難しい時期にサポートしてくれ、チームを去るリビオ・スッポに感謝したい。」














RIDERS RANKING


1 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 306
2 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ 261
3 ダニ・ペドロサ ホンダ 234
4 ケーシー・ストーナー ドゥカティ 220
5 コーリン・エドワーズ ヤマハ 161
6 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 160
7 トニー・エリアス ホンダ 115
8 アレックス・デ・アンジェリス ホンダ 111
9 ロリス・カピロッシ スズキ 110
10 マルコ・メランドリ カワサキ 108
11 ランディ・デ・ピュニエ ホンダ 106
12 クリス・バーミューレン スズキ 106
13 ニッキー・ヘイデン ドゥカティ 104
14 ジェームス・トーズランド ヤマハ 92
15 ミカ・カリオ ドゥカティ 71
16 ニッコロ・カネパ ドゥカティ 38
17 ガボール・タルマクシ ホンダ 19
18 アレックス・エスパルガロ ドゥカティ 16
19 セテ・ジベルノー ドゥカティ 12
20 ベン・スピーズ ヤマハ 9
21 高橋裕紀 ホンダ 9



コンストラクター 総合ポイント

1 ヤマハ 386

2 ホンダ 297

3 ドゥカティ 272

4 スズキ 133

5 カワサキ 108









250ccクラス






1位 エクトル・バルベラ アプリリア 44:10.601

「地元で勝つことが出来て、言葉にならないくらい嬉しい。
コンディションが悪く、難しいレースだった。
でも、プラクティスからセッティングが決まっていたので、レース中は、とても乗りやすかった。
この勝利は、もうすぐ子供が生まれる妹に捧げたい。
地元のファンと声援がなければ、勝利は無かったと思う。
本当に感謝しています。」





2位 アルバロ・バウティスタ アプリリア +3.663

「望んでいたチャンピオンシップの終わり方では無かったけど、今シーズンは、全力を出し切ったよ。
きょうは、勝ちたかったけど、表彰台に上がれた事は嬉しく思っている。
リアタイヤに問題を抱えていて、勝つのは不可能だった。
レース中は、スライドしまくっていた。
だから、シモンチェリや、バルベラを追うのは難しかった。
地元ファンや、家族の前で、勝ちたかったけど、2位でOKだ。
今シーズン、一所懸命やってくれたチームや、サポートしてくれた全ての人に感謝しています。
皆のおかげで、今シーズン、タイトルをかけた戦いが出来ました。」





3位 ラファエレ・デ・ロサ ホンダ +5.665

「グリッドもよくなかったし、オープニングラップを終えたときには、前に多くのライダーがいた。
しかし、全力で追い上げてポジションを上げることができたし、表彰台に立つことができてうれしかった。
風は強かったが、うまく走ることができた。
ランキングも上げることができた。シーズン最後のレースで表彰台に立てて最高だった。
チーム、スタッフ、すべての人たちに感謝したい。
そして、タイトルを獲得した青山におめでとうと言いたい。」




4位 トーマス・ルティ アプリリア +5.680




5位 ラタパーク・ウィライロー ホンダ +13.601

「250ccクラス最後のチャンピオンに輝いた青山とHondaに、まずは、おめでとうと祝福の言葉を贈りたい。
今日はスタートに失敗して追い上げのレースをしなければならなかった。
失敗したのはシフトの操作で、タイムをロスしてしまった。
その後、ポジションを上げることができたし、アブラハムとの5位争いは最高だった。
シーズンを通じてサポートしてくれたすべての人たちに感謝したい。」




6位 カレル・アブラハム アプリリア +13.697




7位 青山博一 ホンダ +27.438

「コースアウトするまでは、優勝を狙って全力を尽くした。
コースアウトしたのは、前の選手とぶつかりそうになったためで、グラベルに出たときには、とにかく転ばずにコースに戻ろうと思った。
コースに復帰して、自分の順位が11位になったときに落ち着いていこうと決めた。
その後、ポジションを上げたが、シモンセリが転ぶのを見て、タイトルが決まったと思った。
それからは、転ばずにバイクがきれいな状態でチェッカーを受けようと思った。
5歳でポケバイに乗って以来、世界チャンピオンを夢見てきた。
23年間、この日を待ち続けていた。
11月8日は、一生忘れることがない日になった。
こんなすばらしいシーズンをプレゼントしてくれた、チーム、スタッフ、Honda、ドルナ、そしてサポートしてくれたすべての人たち、ファンに感謝したい。
今日は自分の夢を一つ実現することができた。
明日からは、もう一つの夢であるMotoGPライダーとして全力を尽くしたい。」




8位 アレックス・バルドリーニ アプリリア +35.097




9位 ロベルト・ロカテリ ジレラ +35.866




10位 富沢祥也 ホンダ +40.176

「スタートはよかったのだが、オープニングラップの混戦の中で何度も行き場を失い、13番手くらいまでポジションを落としてしまった。
そこから追い上げようとしたのだが、何度かハイサイドになり、なかなかペースを上げられなかった。
そのため、前のグループから少しずつ離されてしまった。
今日はシーズン最後のレースだったので、シングルフィニッシュして終わりたかった。
ちょっとだけ届かなかったが、シーズン最後のレースでチェッカーを受けられてうれしかった。
チーム、スタッフ、Honda、そして応援してくれたファンの方々に心から感謝したい。」





11位 青山周平 ホンダ +49.095

「金曜日、土曜日とアクセレーションの悪さに苦しんだが、今日はそれが解消してすごく乗りやすかった。
それでペースを上げることができた。
なんとか富沢に追いつきたかったが、タイヤの消耗が激しくて終盤はペースを上げられなかった。
しかし、土曜日までのことを考えると、今日の結果はうれしい。
終盤の4戦に出場するチャンスを与えてくれたチーム、そしてサポートしてくれたすべての人たちに感謝したい。」



12位 ルーカス・ペセック アプリリア +53.132



13位 バラージュ・メネス アプリリア +1'06.014



14位  マイク・ディ・メッリオ アプリリア +1'18.692





リタイア クルーセル アプリリア +4 Lap


リタイア マルコ・シモンチェリ ジレラ +7 Lap


リタイア アクセル・ポンス アプリリア +8 Lap


リタイア マティア・パッシーニ アプリリア +16 Lap



リタイア ヘクトル・ファウベル ホンダ +20Laps


「今日はスタートもうまくいって、オープニングラップは6番手につけることができた。
そのままトップグループについていこうとしたのだが、フロントのフィーリングがよくなくて順位を落としてしまった。
それからは6番手までポジションを上げようと全力を尽くした。
しかし、リスクがある走りになってしまい、結局転んでしまった。
残念な結果だったが、シーズンを通じて、サポートしてくれたすべての人に感謝したい。
そして、青山が250ccクラスの最後のタイトルを獲得したことを祝福したい。」











RIDERS RANKING



1 青山博一 ホンダ 261
2 H.バルベラ アプリリア 239
3 M.シモンセリ ジレラ 231
4 A.バウティスタ アプリリア 218
5 M.パシーニ アプリリア 128
6 R.デ・ロサ ホンダ 122
7 T.ルティ アプリリア 120
8 M.ディ・ミリオ アプリリア 107
9 H.ファウベル ホンダ 105
10 A.デボン アプリリア 101

13 R.ウィライロー ホンダ 81
17 富沢祥也 ホンダ 32
19 青山周平 ホンダ 27
21 V.ドゥビーズ ホンダ 18






コンストラクター 総合ポイント


1 アプリリア 339

2 ホンダ 287

3 ジレラ 245

4 ヤマハ 2











125ccクラス





1位 J.シモン アプリリア 41:17.553

「地元での最終戦で優勝できて、本当に嬉しい。
チームメイトのスミスも祝福したい。
彼は強かったし、ずっとトップを走っていたからね。
コンディションが悪かったので、本当に難しかった。
残り5周になり、スミスがすごくプッシュしていたので、きょうは2位になるだろうと思っていた。
彼が、ラインを外したので、うまくトップに立てて、そこからバトルが始まった。
最終コーナーで、何とかパスして勝つことが出来た。
チームや、スポンサー、全ての人たちに感謝している。
チャンピオンで、シーズンを終えることが出来て本当に嬉しい。」



2位 B.スミス アプリリア +0.220

「今シーズン終盤の6戦は、すべて表彰台に立てたし、良いレースが出来たと思う。
きょうは、アタックできたし、パスもできたし、いいパフォーマンスができた。
最終コーナーで、残念ながら、それまで通りのコース取りが出来なかったけどね。
素晴らしいレースだった。
今日のレースも、チャンピオンシップも2位だ。
これが、今年の自分のポジションだろう。
ウィンターブレイクも楽しみだし、この調子を維持して、来シーズンを迎えたいね。
チームや、スポンサー、全ての人たちに感謝しています。
来シーズン、より良い成績を残すのが楽しみです。」




3位 P.エスパルガロ デルビ +12.123

「最終的に、良いシーズンになりました。
2勝する事ができたしね。
チームが、良い仕事を続けてくれたおかげです。
きょうのレースは、風が強くて大変だったけど満足しています。
シモンは、いつも通り本当に速かった。
チャンピオンシップで、3位になれなかった事だけが残念だ。
テロルに、5ポイント足りなかった。
来シーズンには、勝てるように頑張るよ。」




4位 S.コルシ アプリリア +17.577




5位 M.シュローター Honda +17.917




6位 J.オリベ デルビ +18.334




7位 E.バスケス デルビ +18.502




8位 S.コルテセ デルビ +18.553




9位 R.クルメンナッハ アプリリア +18.731




10位 N.テロール アプリリア +21.280



14位 中上貴明 アプリリア +38.090




20位 小山知良 ロンシン +1'24.971

「一年間応援してくださったファンの皆さん、本当にありがとうございました!!
今日の決勝は、非常に長くて苦しいレースでした!!
後方を走行していたし、痛みも酷く何度もピットに戻ろうか考えた自分もいたけど、最後まで諦めずに走り切る事が出来ました!!
本当に応援してくれた皆さん、ありがとうございました。」






RIDERS RANKING



1 J.シモン アプリリア 289
2 B.スミス アプリリア 223.5
3 N.テロール アプリリア 179.5
4 P.エスパルガロ デルビ 174.5
5 S.ガデア アプリリア 141
6 S.コルテセ デルビ 130
7 A.イアンノーネ アプリリア 125.5
8 M.マルケス KTM 94
9 J.オリベ デルビ 91
10 S.ブラドル アプリリア 85

16 中上貴明 アプリリア

23 小山知良 ロンシン






コンストラクター 総合ポイント



1 アプリリア 373.5

2 デルビ 216

3 KTM 96

4 ホンダ 25

5 ロンシン 17




















監督クラス






山野一彦 (Repsol Honda Team 監督)

「今回の優勝は、ダニ(ペドロサ)にとってもHondaにとっても、意義のあるものだった。
今大会は優勝することが大きな目標だったし、それを果たすことができた。
今日のダニのパフォーマンスは本当にすばらしかったし、ケーシー(ストーナー)に不運がなかったとしても、ダニは勝てたと思う。
とにかく、ダニとチームに感謝したい。
ドヴィツィオーゾは、厳しいグリッドからアグレッシブな走りで追い上げてくれた。
彼のパフォーマンスを見ることができた。
Repsol Honda Teamは、明日から2010年のスタートを切る。
最終戦で勝てたので、次の目標は来年の開幕戦で勝つことだ。
一年間、応援してくれたすべての人たちに感謝したい。」




D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「最初の2日間はセッティングに悩まされたが、最後にはこのようないいレースができた。
チームのスタッフやエンジニアたちがマシンを完全に変え、バレンティーノがうまく操れるようなものに仕上げてくれたおかげだ。
ここバレンシアではこれまであまりいい成績がなかったので、今日の2位は格別。
来年もまた、きっとうまくやれるという自信もついた。
今シーズンは、ヤマハの歴史に残る素晴らしいシーズンになったと思う。
我々のふたりのライダーが多くのレースで優勝し、その結果として三冠を達成することができたこのシーズンを忘れることはできないだろう。
そして我々は早くも次のことに目を向けている。
来シーズンもチャンピオンを目指して戦うために、明日からテストを開始する。」



D・ロマニョーリ(ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「良い形でシーズンを締めくくることができた。
三冠達成という素晴らしい成果に貢献したすべての人々にとっても最高のプレゼントになったと思う。
彼らの仕事ぶりは本当に見事なもので、そのおかげでシーズンを通してヤマハの強さをアピールし続けることができたのだ。
私にとってはこれがヤマハで最後のレースになる。
この場を借りてみなさんにお礼を言いたい。
とても素晴らしい8年間だった。
ホルヘをはじめチームのみんなの今後の成功を祈っている。」




H・ポンシャラル (ヤマハ・テック3・チーム監督)

「コーリンの今シーズンの仕事ぶりを讃え、その活躍を祝福するための十分な言葉が見つからない。
あの4人のライダーに続く5番目につけるということがどれほど素晴らしいことか、そしてランキング5位獲得を支えることがモンスター・ヤマハ・テック3チームにとってどれほどの誇りになったことか。
コーリンは1年を通してずっと安定しており、6位以下に落ちることはほとんどなかった。
今シーズンは彼にとっての最高のシーズンだったと言ってもいいと思う。
彼のチームへの貢献度は非常に高い。
成績の面だけでなく、彼の人間性がチームやヤマハやモトGP界に与えてくれたものも非常に大きかったと思うのだ。
来年もまた一緒に仕事ができることは光栄だし幸せなこと。
この世界には彼のような人物がもっともっと必要で、その意味では来年もうひとりテキサス州出身ライダーが増えることも楽しみだ。
スピースの今回の活躍には驚いているが、その上にドビツィオーゾをパスしてコーリンに大きなプレゼントをしてくれた。
また、2007年の終わりからここまで一緒に頑張ってきたジェームスにも心からの感謝の気持ちを伝えたい。
いいことも悪いこともあったが、彼は我々チームに多くのことを教えてくれた。
彼は真のジェントルマンで、高いモチベーションを持ち、またテック3チームのなかでも最も努力を惜しまないライダーのひとりだった。
これからもヤマハファミリーの一員であることに変わりはないし、2010年の活躍を心から願っている。ワールドスーパーバイクでのヤマハのトップの座を守ってくれると確信している。」



リン・ジャービス(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)

「2008年、2009年と連続でタイトルを獲得できたことは大きな喜びだ。
今シーズンの我々の強さは、様々な要素がうまくマッチしていた。
バランス抜群のカクテルのようだった。
まずライダーたちのパフォーマンスが素晴らしかった。
バレンティーノは自己通算9回目のワールド・チャンピオン。
そのうちの4回は、ヤマハ加入後6年間のなかで獲得したものだ。
ホルヘのほうも、シーズンを通してまた我々を驚かせ続け、MotoGP参戦2年目でランキング2位を獲得すると言う見事な成長ぶりを見せてくれた。
エンジニアたちはライダーからのフィードバックをひとつひとつしっかりとインプットし、今年はYZR-M1を"基準マシン"に育て上げた。
チームのスタッフたちは、すべてのテスト、すべてのレースで休まず働き続け、ライダーたちが優勝できるだけの最高の環境を提供した。
また日本とイタリアのヤマハのスタッフたちも"ベースキャンプ"として重要な役割を担い、前線の我々を支えてくれた。
そしてまた、フィアット社をはじめとするオフィシャル・スポンサーやサプライヤーのサポートがあってこそ、我々はこのような素晴らしいレースができた。
目標をすべて達成させてくれた彼らのチームワークに心から感謝している。」


中島雅彦(技術開発部MotoGPグループリーダー)
 
「最終戦を勝利で飾るべく、ライダー、チーム一丸となって、この難しいコースの攻略に取り組みましたが、十分な戦闘力まで仕上げることが出来ず、ライダーには厳しいレースを強いる事になりました。
しかしながら、色々なトライをする中で、来年に繋がる貴重な情報も得る事が出来たことは良かったと思います。
また今回ワイルドカード参戦のベン・スピーズはプラクティス毎に確実にペース上げ、レースでも来年が期待できる結果を出してくれました。
今シーズンを振り返ると目標であった2年連続三冠を達成、シリーズランキング<トップ5>に3人のヤマハライダーが入る結果を残せたことは素晴しい成果であると思います。
ライダー、スタッフ、関係各位の努力の賜であり、応援くださった皆様、また多大なご支援を頂いたスポンサー、テクニカルサプライヤーの方々には心から感謝したいと思います。
長かったタフなシーズンが終わりましたが、息つく暇もなく明日から2010年へ向けたオフシーズンテストがスタートします。
新たな気持ちで連覇を目指して頑張りたいと思います。
ありがとうございました。」





ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)

「きょうのレースに関して、何も言う事は無い。
明日から、2010年シーズンが始まり、低温下でのパフォーマンス低下の原因究明をする。
マシンの安定性が得ることが重要課題です。
明日から、バウティスタが、MotoGPライダーとして活動を開始する。
私達の目標は明らかです。
ロリスは、今期、100%を尽くしてくれた事に感謝している。
2010年は、彼の努力に報いるマシンづくりにファクトリーと共に頑張ります。
クリスは、この4年間、大きな貢献をしてくれました。
彼の新しい挑戦が上手くいく事を願います。
彼は、サーキットの中だけでなく、外でも常にプロフェッショナルでした。
彼と彼の家族が幸せでありますように。
彼が、尋ねてきたらいつでも大歓迎します。」






MotoGP : ドカティのグリッド戦略

2009-11-09 17:50:13 | MotoGP 2009







ストーナーが、いつも最後にグリッドにつくのは、ドカティの戦略としてだったようです。

停止している時間が長ければ、その分だけタイヤが冷えて行くからだと思っていましたが、本当の理由は燃料消費を抑える為でした。
ウォームアップでゆっくり走り回転を押さえる事で、過剰な燃料消費を避けていたのです。
つまり、ドカティのマシンは、そこまでしないとゴール出来なくなる可能性があり、ギリギリの燃費だったという事。
この事は、前から言われてはいましたが、他のメーカーより、その部分でパワーを稼いでいたとも言えるでしょう。






crash.netより



'Grid strategy' blamed for Stoner warm-up lap disaster



ドカティの「グリッドにおける戦略」は、MotoGPシーズン最後のレースが始まる前にケーシーが脱落したことについて非難されている。

バレンシアで最も速いオーストラリア人は、ウォームアップランで転倒し、徒歩で帰ってくる羽目になりました。
そして、彼なしでレースは始まった。

彼は、シーズン5勝目を上げられなかっただけでなく、ダニー・ペドロサにランキング3位の座を明け渡す結果にもなりました。

「私達は、過去2シーズンにおいて、このグリッド戦略を取ってきましたが、唯一のリスクは、タイヤがウォームアップで必要な温度より少し低いという事です。」と、ドカティ・コルセの責任者フィリッポ・プレジオーシが言いました。
「私達は、これらの戦略を変更して、タイヤに確実に熱が入るようにする必要があります。
2年間で初めて起こった出来事でしたが、起こってはいけない事ですので、改善していくつもりです。
私達には、既にいくつかのアイデアがあり、来年の最初のレースは違った戦略を取る事でしょう。」

「シーズン最後を迎えるにあたって、とても残念で期待外れの結果となりました。」と、ストーナーは言った。
「今年は、浮き沈みが激しく、最後は沈んだ状態でシーズンを終わります。
しかし、来シーズンに向けて得るものもありました。
私達は、2年の間、この戦略を取ってきて、今日まで何の問題もありませんでした。
来年の開幕カタール戦の前に、それが起こった事で改善の余地ができ良かったと思います。
重要なのは、オーストラリアとマレーシアで立て続けに勝つことができ、バレンシアでも力を証明する事ができました。
冬の間に、私達が正しく仕事をこなしていけば、来シーズンはどこででも競争力がある事は分かっています。」と、彼は言いました。

「今は、次の3日間のテストを楽しみにしていますし、シーズンオフ中に体調を整えていきたいと思います。
来年は、ハードな年になると思いますが、再び戻ってきて戦える事を確信しています。」

「チームや全ての人に感謝しています。
私が欠場していたときに、フィリッポを始めドカティの全ての人たちが、マシンを良くしてくれていました。
そして、リビオ・スッポ氏はドカティを去りますが、特に私が困難な時期も最大のサポートをしたくれた事を感謝申し上げます。」と、彼は結びました。

チームメイトのニッキー・ヘイデンは、5番手でレースを終えています。






MotoGP : ロッシ、ヤマハに警告

2009-11-09 17:48:43 | MotoGP 2009







Crash.Netより

Rossi: It's me or Lorenzo at Yamaha in 2011!



バレンティーノ・ロッシは、BBCとのインタビューで、2011年の再契約時にヤマハは、自分を取るのか、ロレンゾを取るのか選ばなければならないと警告を発した。


「ヤマハは、2011年に私とホルヘのどちらかを決めなければなりません。」と、彼は言った。

「私にはドカティに加わるオプションを持っています。」

今年、ロレンゾはロッシの最大のライバルであり、ロッシが9回目のタイトルを確定させたシーズンの最後の2戦前まで彼を苦しめました。

ロッシは、再三、自らが開発したマシンが、ライバルの利益にもなっている事に不満を述べていました。

ロッシとロレンゾは、来シーズンもフィアット・ヤマハで戦いを続けていく事でしょう。




MotoGP : 第17戦 バレンシア 決勝

2009-11-09 00:19:05 | MotoGP 2009







MotoGP 第17戦 バレンシアGP 決勝




■開催日:2009年11月8日(日)決勝
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット(4.005 km)
■観客:94,177人
■周回数:30周(120.15km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:19度
■路面温度:24度
■PP:C・ストーナー(ドゥカティ・1分32秒256)
■FL:D・ペドロサ(ホンダ/1分32秒778)




Race Classification



MotoGP


気温19度。路面温度29度。強風に見舞われたドライコンディション。

ペドロサがオープニングラップでトップに立つと、レースの主導権を握り、第8戦アメリカGP以来となる今季2勝目を地元で飾った。

バレンティーノ・ロッシは2位。
シーズン13度目の表彰台を獲得。

ホルヘ・ロレンソは3位。

エドワーズ、ヘイデン、スピース、ドビツィオーソ、カリオ、デ・アンジェリスがトップ10入りした。

ポールポジションのケーシー・ストーナーは、サイティングラップ中に転倒。
スターティンググリッドに着けず、欠場した。

チャンピオンシップは、ロレンソがランク2位、ペドロサが3位を獲得。
エドワーズが1ポイント差で、ドビツィオーソを上回り、ランク5位に入った。








1 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team 46'47.553
2 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 2.630
3 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 2.913
4 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 32.515
5 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 34.585
6 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 34.888
7 B. SPIES USA Sterilgarda Yamaha Team + 37.706
8 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 38.364
9 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 42.491
10 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 43.689
11 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 46.018
12 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 50.226
13 A. ESPARGARO SPA Pramac Racing + 57.168
14 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1'06.877
15 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 1'11.701
16 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 1'14.405
17 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 1'33.425
Not starting
C. STONER AUS Ducati Marlboro Team











250cc



気温22度。路面温度27度。強風に見舞われたドライコンディション。

ポールポジションのアレックス・デボンの欠場により、4番グリッドからスタートした青山は、3番手走行中の10ラップ目の1コーナーでコースアウト。
11番手でコースに復帰した。

タイトル獲得の可能性が残されていたマルコ・シモンセリは、トップ走行中のラスト7ラップに転倒。

青山が落ち着いた走りで7番手まで浮上。
日本人としては、5人目。
250ccクラス最後のチャンピオンに輝いた。

バルベラは、シモンセリ転倒後にトップに立ち、今季3勝目。

アルバロ・バウティスタ、ラファエレ・デ・ロサが表彰台を獲得。

朝のウォームアップ走行で転倒を喫した16番グリッドの富沢祥也は、今季最高位タイとなる10位。

20番グリッドの青山周平は11位まで挽回した。

ポールポジションを獲得したデボンは、公式予選で1番時計を獲得した直後に転倒し、右肋骨を骨折。
ウォームアップ走行に参加したが、激痛のため、欠場した。

チャンピオンシップは、青山が261ポイントで初タイトル初獲得。
バルベラが逆転でランク2位に進出すれば、富沢は17位。
青山周平は4戦連続のポイント連取で19位まで浮上した。











1 H. BARBERA SPA Pepe World Team 44'10.601
2 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 3.663
3 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 5.665
4 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 5.680
5 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 13.601
6 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 13.697
7 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc + 27.438
8 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 35.097
9 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 35.866
10 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 40.176
11 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 49.095
12 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 53.132
13 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 1'06.014
14 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 1'18.692
15 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 1'18.876
16 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing 1 Lap
17 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing 1 Lap
18 W. DUNLOP IRL Bigman Racing 1 Lap
19 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia 1 Lap
Not classified
J. CLUZEL FRA Matteoni Racing 4 Lap
M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera 7 Lap
A. PONS SPA Pepe World Team 8 Lap
M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team 16 Lap
H. FAUBEL SPA Honda SAG 20 Lap


















125cc



気温15度。路面温度21度。強風に見舞われたドライコンディション。

今季7度目のポールポジションからスタートしたシモンは、3番グリッドのブラドリー・スミスと3戦連続となるバトルを展開。
最終ラップを制し、転倒したヘレス、周回を間違えたカタルーニャのリベンジを晴らす地元初優勝。
終盤3連勝で、シーズン7勝目を飾った。

スミスは、3戦連続の2位。
6戦連続9度目の表彰台を獲得。

ポル・エスパルガロが3位に入り、今季5度目の表彰台を獲得した。

昨年勝者のコルシは、ワイルドカード参戦のシュレッター、オリベ、バスケス、コルテセ、クルメンナッハとの5人による4位争いを制し、テロールがトップ10入り。

日本勢では、腕を負傷している中上貴昌が18番グリッドから14位。
シーズン8度目のポイントを獲得すれば、足を骨折している小山知良は29番グリッドから20位で完走した。

チャンピオンシップは、シモンが獲得。
ブラドリー・スミス、ニコラス・テロールが続き、中上は16位、小山は24位だった。








1 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc 41'17.553
2 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 0.220
3 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 12.123
4 S. CORSI ITA Fontana Racing + 17.577
5 M. SCHROTTER GER Toni - Mang Team + 17.917
6 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 18.334
7 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 18.502
8 S. CORTESE GER Ajo Interwetten + 18.553
9 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 18.731
10 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 21.280
11 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 23.635
12 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 34.369
13 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 37.950
14 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 38.090
15 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 40.043
16 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 44.478
17 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 58.437
18 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 1'03.814
19 A. MONCAYO SPA Andalucia Aprilia + 1'08.362
20 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 1'24.971
21 L. MARCONI ITA CBC Corse 1 Lap
Not classified
C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport 1 Lap
L. VITALI ITA CBC Corse 3 Lap
J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. 7 Lap
I. MAESTRO SPA Hune Racing Team-RZT 13 Lap
J. KORNFEIL CZE Loncin Racing 15 Lap
S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing 16 Lap
L. SAVADORI ITA Junior GP Racing Dream 18 Lap
E. RABAT SPA Blusens Aprilia 19 Lap
S. REDDING GBR Blusens Aprilia 19 Lap
S. FAGERHAUG NOR Red Bull KTM Moto Sport 20 Lap
M. RANSEDER AUT CBC Corse 21 Lap
A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. 23 Lap
Not starting
J. PERELLO SPA SAG Castrol










MotoGP : 第17戦 バレンシア 予選コメント

2009-11-09 00:16:33 | MotoGP 2009




MotoGP 第17戦 バレンシアGP 予選コメント



■開催日:2009年11月7日(土)予選
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット(4.005 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:28度
■PP:C・ストーナー(ドゥカティ・1分32秒256)











COMMENT



YAMAHA


J・ロレンソ選手(予選3位/1分32秒537/30周)

「最終戦でまたフロントロウに並ぶことができてうれしいよ。
今シーズン、この場所を逃したのは1回だけになったわけだ!
マシンのフィーリングはとてもいいし、僕自身もよく乗れていると思うので、明日の決勝はきっとうまくいくと確信している。
明日の一番の目標は、ランキング2位を確実に獲得すること。
そのためには1ポイントだけ獲ればいいことになる。でもそれとは別に、やっぱり最終戦を好レースで締めくくりたいという気持ちもあるので、いつものように上位争いを目指していくつもり。
スペインのファンの目の前で走るのは楽しみ。
バレンシアでのシーズン最終戦は、いつも最高の雰囲気なんだ!」

D・ロマニョーリ、チーム監督

「今日は午前も午後もいい走りが出来た。
いつも通りフロントロウ獲得を目標にしていたので、それが達成できてハッピーだ。
また決勝用セッティングでのペースもとてもいいので、明日も自信を持って臨むこができる。
この最終戦をしっかり戦っていけそうだ。
今日も非常に風が強かったが、明日はもう少し静かになってくれるよう願いたい。
我々チームとしては、セッティングをさらに煮詰めるべく最後の最後まで全力を尽くすわけだが、今の時点ですでに十分に準備は整っている」

V・ロッシ選手(予選4位/1分32秒922/25周)

「今日はベストの出来というわけにはいかなかったね。
未だに適切なセッティングが見つかっていない状態なんだ。
いつものように懸命に作業に取り組んできたけれど、グリップが十分に得られないため速く走ることができないんだ。
その結果、2列目からのスタートになってしまったので、明日の決勝がどうなるのか、少し疑問符がついてしまうよ。
セッションの終盤でソフトコンパウンドのタイヤを履いていくらかタイムが上がったけれど、このコンディションなら明日の決勝ではハードコンパウンドを履かなければならない。
今晩もう一度頑張ってみて、さらに明日の朝のウォームアップも使って少しでも状況を改善していきたい。
とは言っても、ベスト予選賞の受賞はうれしいニュース。
今日の唯一、良かったこと!」

D・ブリビオ、チーム監督

「現時点でまだたくさんの課題が残っていて、適切な解決策が見つからない状態。
問題はタイヤに十分なグリップがかかってくれないこと。
そのためバレンティーノは本来の走りをすることができない。
この2日間で集めたデータをすべて分析し、少しでも状況を改善するためのアイディアを見つけ出さなければない。
しかい予選4位はそれほどひどいわけではないし、問題を解決できたれば、上位を狙っていけるポジションだと思っている」

C・エドワーズ選手(予選5位/1分33秒085/28周)

「どうやら僕は、この5位というポジションにはまってしまったようだね!
確かにゼッケンは5だけれど、だからと言っていつでも予選5位にならなければならないわけじゃないのに。
でも前にも話したように、バレンティーノらのあの4人、まるでエイリアンのような彼らのすぐ後ろに付けていることは、うれしいことだ。
彼らはこの世界のトップだから、そのすぐ後ろにいる僕もすごく頑張っていることになる。
それは今の僕に考えられる最高の状態なんだ。
予選終盤のアタックの時、ソフトコンパウンドのタイヤを履いてしばらくはクリアラップがとれなかった。
もっと速く走れることが自分でわかっていたから、少しイライラしちゃった。
フロントフォークを柔らかめにしたらフィーリングがとても良くなって、マシンがよく曲がってくれるようになった。
今はコーナリングではらんでしまうこともないので、タイヤへの負担も軽減できるはず。
決勝用タイヤで前の4人のペースについていけるのかどうかは分からないが、シリーズで5番目のライダーにむけて、それを実現できたことがうれしい。
ドビツィオーゾは少し後ろにいるけれど、僕はとにかく自分の仕事に集中するだけ。
首の痛みは、昨年のドイツGPでのクラッシュが原因。
そのあと何度か悪化はしたが、実は今回、シャワールームでシャンプーに手を伸ばしたときに頭をひねって、またちょっと傷めてしまったんだ。
でも明日はもう大丈夫だと思う。
明日もいつも通りベストを尽くして、少しでも良い成績でシーズンを締めくくりたい。
そしてモンスター・ヤマハ・テック3のみんなの努力に恩返しをしたいんだ」

J・トーズランド選手(予選14位/1分34秒107/28周)

「コンディションがすごく難しかった。
風が強かったからコースの状態が読みにくいし、砂や埃がたくさん出ていてグリップもうまくいかない。
そういうわけで予選は計画通りには進まなかったしタイムもあまり上がらなかった。
だけどセッティングには手応えがあって、明日の決勝では安定した走りができると思う。
もちろんグリッド14位からのスタートでは楽ではないだろう。
とくにこのコースはタイトでツイスティだから、オーバーテイクが難しいんだ。
だから何とか好スタートして、そのまま安定したペースを保って、モンスター・ヤマハ・テック3のみんなのためにいい成績を残したい」

B・スピース選手(予選9位/1分33秒539)

「今日もまた、いい走りができた。
まだ気持ちよく乗れるというところまではいっていないし、乗り馴れたマシンのようにはいかないけれど、こんなに短い走行のなかでもトップ10に入れたこと、そして他のヤマハ・ライダーからそれほど大きく離されていないことは喜んでいいと思うんだ。
明日はスタートが肝心だけれど、そこはまだマスターできていない。
スタート練習は2、3回しかチャンスがなかったので、明日はここのところが僕にとっての最初の課題になるだろうね。
予選を終えてみて、結果はまずまずと言っていいと思う。
あとはこのマシンで少しでも多くの周回を重ねることが必要になってくるだろう。
マシンがどのように動きたがっているかを感じることができるようになってきたけれど、それにしっかり対処する準備が僕のほうにまだできていないというような状態。
でも乗るたびに速くなってきているので、方向は間違っていないんだと思うよ。
タイヤのほうもまだまだだけど、とにかくラップ、ラップ、もっとラップを重ねることなんだ!」

M・メレガリ、ステリルガルダ・ヤマハ・チーム監督

「思っていたとおり、今日は昨日より良くなって、また一歩前進できた。
ベンはマシンとタイヤへの理解をさらに深めてきているが、今日は強風のコンディションに苦しめられた部分もあったようだ。
とは言え、たった3時間のライディングでグリッド3列目を得たことは本当に素晴らしいこと。
彼は今日も実に多くのことを学んだと思うので、明日がますます楽しみだ」









HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)

「今日のセッションは順調で、フロントローを獲得できてとてもうれしい。
しかし、昨日から課題になっているセクター3の問題はまだ完全に直らず、今日もこの区間で多少タイムをロスしてしまった。
ここを解決できれば、PPを狙えたと思うし、もっと速いペースを刻めたと思う。
ライバルたちはとても手強いし、優勝するのは決して容易なことではない。
明日のコンディションがどうなるかわからないが、チームのためにも、優勝争いに加わってシーズンを締めくくりたい。
バレンシアのレースはいつもモチベーションが高い。
大勢のファンがかけつけてくれるし特別な大会。
いいレースにしたい」


ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 7番手)

「7番手という結果には満足していないが、Honda勢で2番手だったことは自信になった。
今回はいいスタートが切れたし、昨日も今日も安定して走ることができた。
予選もセッション序盤から快調に走れたし順調にタイムを上げることができたが転倒してしまった。
しかし、全体的に仕上がりもよく、レースペースも悪くなかった。
明日はトップグループでレースをしたい」



トニー・エリアス(MotoGP 8番手)

「昨日から大きく前進することができた。
セッション終盤のアタックで渋滞にひっかかりロスしたが、それがなければ、5、6番手に入れたと思う。
明日はいいスタートを切ってトップグループについていきたい。
今日は路面コンディションがよくなったが、風が強くて難しかった」



アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 10番手)

「フリー、予選とセットアップは進んだが、ソフトタイヤのアタックがうまくいかず10番手に終わった。
トップグループに加わるためにも、あと1秒タイムを短縮しなければならない。
フリー走行よりもトップとの差が開いてしまったことにもがっかりした。
明日のウオームアップでさらにセットアップを進めなくてはいけない。
4列目なので、いいスタートを切ってベストを尽くしたい」



アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 12番手)

「昨日からあまり進歩することができなかった。
タイトコーナーで思うように向きが変わらず、決勝に向けて、この問題を解決しなくてはいけない。
今日は、ソフトタイヤのアタックよりも、レースタイヤの方がタイム差が小さかったので、決勝では前のグループについていきたい」



ガボール・タルマクシ(MotoGP 17番手)

「今日の結果には満足している。
最下位じゃなかったし、ハードタイヤでアベレージもよかった。
もし、これが初めてのMotoGPクラスのレースだったら最高の内容だったと思う。
バレンシアは大好きなサーキットだが、MotoGPマシンではいろんなことにトライしなければならなかった。
今日は、MotoGPクラスで走れることを証明できたと思う。
シーズン途中からの参戦だったが、1つの目標を達成できたと思う」


山野一彦|Repsol Honda Team監督

「全体的に順調だった。
PPは獲得できなかったが、ダニが今季10回目のフロントローを獲得してくれた。
ダニは、昨日、今日とT3に課題を残しているので、決勝に向けてこの問題を解消したい。
この区間のタイムが上がれば、優勝に向けてさらに大きな自信になるはずだ。
ドヴィツィオーゾは、セットアップは進んだが、予選のアタックがうまくいかず4列目に終わってしまった。
厳しいグリッドになったが、本番に強い選手なので追い上げのレースに期待したい。
シーズン最後のレースなので、優勝で締めくくりたい」






250cc


ラタパーク・ウィライロー(250cc 4番手)

「初めてフロントローを獲得して、本当にうれしい。
バイクの状態がよく、今日は気持ちよく走ることができた。
一番の問題は強風で、ラインをキープするのが難しかった。
しかし、リズムよく走れているし、明日は表彰台を目標にベストを尽くしたい。
ファンはもちろんのこと、スポンサー、家族、そしてチームに心から感謝したい」


青山博一(250cc 5番手)

「フリー走行から予選にかけてセッティングを変えたのだが、風が強くて、それがいいのか悪いのかなかなか評価ができず、走り込むことにした。
しかし、なかなかタイムを上げられず、午前中の状態に戻し、タイムを上げることができた。昨日より風が強く、風向きも変わり、難しいコンディションだった。明日の決勝に向けて緊張はないし、それ以上に、フロントローに並べなかったことが悔しい。
僕だけじゃなく、みんな風の影響を受けてタイムがばらついている。
明日のコンディションを見て、決勝のセッティングを決めたい」



ヘクトル・ファウベル(250cc 10番手)

「バレンシアはこの季節、強い風が吹くが、今日は特に風が強くて難しいセッションとなった。
セッション終盤にアタックしているとき、転倒車がいて、アタックが不発に終わった。
10番グリッドなので、トップグループについていくためにはいいスタートを切らなければならない。
明日は最終戦。そして250cc最後のレース。
地元ファンのためにも200%の走りをしたい」



ラファエレ・デ・ロサ(250cc 11番手)

「今日は風が強く、ときどき、突風が吹くのでとても難しかった。
目の前でほかのライダーが転んだこともあって慎重になった。
予選のアタックは、いくつかミスをしたし、100%のアタックができなかった。
明日はいい気象条件になって欲しい」



富沢祥也(250cc 16番手)

「フリー走行は順調だったが、予選は転倒者が多く、すごく難しかった。
リアのグリップも悪くて、コーナーの立ち上がりでスライドが激しかった。
そのために向きが変わらずタイムをロスした。
明日のウオームアップは、違うセッティングにトライしてみたい。
今年最後のレースになるので、シングルフィニッシュを目標にベストを尽くしたい」



青山周平(250cc 20番手)

「昨日から今日にかけて大きくセッティングを変更したのだが、結果的にあまりよくなく、思ったようにタイムを更新することができなかった。
一番の問題はアクセレーション。
コーナーの立ち上がりで思ったようにアクセルを開けられなかった。
それが影響して、コーナーの脱出スピードが遅く、ストレートでロスしていた。
決勝は厳しいレースになるが、最後まであきらめずポイントを獲得したい」











MotoGP : 第17戦 バレンシ 予選

2009-11-09 00:15:29 | MotoGP 2009







MotoGP 第17戦 バレンシアGP 予選


■開催日:2009年11月7日(土)予選
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット(4.005 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:28度
■PP:C・ストーナー(ドゥカティ・1分32秒256)



Qualifying Practice Classification



MotoGP

気温22度。路面温度28度、強風に見舞われたドライコンディション。

ストーナーが、今季3度目のトップグリッドを獲得。

ダニ・ペドロサは、0.263秒差の2番手。

ホルヘ・ロレンソは、0.281秒差の3番手。

バレンティーノ・ロッシは、4番手で予選最速を決めるBMW・M・アワードを獲得。
ポール・オブ・ポールズのタイトルを含め、3冠を達成した。

5番手には、コーリン・エドワーズ。

ニッキー・ヘイデン、ランディ・ド・プニエ、トニ・エリアスが続いた。

ワイルドカードのベン・スピースは、9番手。

アンドレア・ドビツィオーソがトップ10入りした。






1. Casey Stoner AUS Ducati Marlboro Team 1min 32.256 sec
2. Dani Pedrosa SPA Repsol Honda Team 1min 32.519 sec
3. Jorge Lorenzo SPA Fiat Yamaha Team 1min 32.537 sec
4. Valentino Rossi ITA Fiat Yamaha Team 1min 32.922 sec
5. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 1min 33.085 sec
6. Nicky Hayden USA Ducati Marlboro Team 1min 33.154 sec
7. Randy de Puniet FRA LCR Honda MotoGP 1min 33.391 sec
8. Toni Elias SPA San Carlo Honda Gresini 1min 33.475 sec
9. Ben Spies USA Sterilgarda Yamaha Team 1min 33.539 sec
10. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 1min 33.776 sec
11. Mika Kallio FIN Pramac Racing 1min 33.809 sec
12. Alex de Angelis RSM San Carlo Honda Gresini 1min 33.844 sec
13. Loris Capirossi ITA Rizla Suzuki MotoGP 1min 34.097 sec
14. James Toseland GBR Monster Yamaha Tech 3 1min 34.107 sec
15. Marco Melandri ITA Hayate Racing Team 1min 34.188 sec
16. Aleix Espargaro SPA Pramac Racing 1min 34.308 sec
17. Gabor Talmacsi HUN Scot Racing Team MotoGP 1min 34.357 sec
18. Chris Vermeulen AUS Rizla Suzuki MotoGP 1min 34.537 sec


Fastest practice time:
Casey Stoner AUS Ducati Marlboro 1min 32.813sec (FP1)

2008 Valencian Grand Prix - 26/10/2008
Pole position:
Casey Stoner AUS Ducati Marlboro (B) 1min 31.502sec











250cc


気温22度。路面温度27度。強風に見舞われたドライコンディション。

地元出身のデボンが1分36秒116の1番時計を記録。
第3戦スペインGP以来となるトップグリッドを獲得。

逆転タイトルを狙うマルク・シモンセリは、0.334秒差の2番手。

エクトル・バルベラが3番手で続いた。

ラタパー・ヴィライローは、4番手。

青山博一は、0.540秒差の5番手。
明日の決勝レースを2列目から迎える。

ルティ、アブラハム、パシーニ、バウティスタ、ファウベルがトップ10入り。

富沢祥也と青山周平は、16番手と20番手だった。







1 6 Alex DEBON APRILIA 1'36.116
2 58 Marco SIMONCELLI GILERA 1'36.450 0.334
3 40 Hector BARBERA APRILIA 1'36.470 0.354
4 14 Ratthapark WILAIROT HONDA 1'36.563 0.447
5 4 Hiroshi AOYAMA HONDA 1'36.656 0.540
6 12 Thomas LUTHI APRILIA 1'36.985 0.869
7 17 Karel ABRAHAM APRILIA 1'37.271 1.155
8 75 Mattia PASINI APRILIA 1'37.278 1.162
9 19 Alvaro BAUTISTA APRILIA 1'37.303 1.187
10 55 Hector FAUBEL HONDA 1'37.318 1.202
11 35 Raffaele DEROSA HONDA 1'37.365 1.249
12 25 Alex BALDOLINI APRILIA 1'37.577 1.461
13 16 Jules CLUZEL APRILIA 1'37.749 1.633
14 15 Roberto LOCATELLI GILERA 1'37.811 1.695
15 63 Mike DIMEGLIO APRILIA 1'37.958 1.842
16 48 Shoya TOMIZAWA HONDA 1'38.085 1.969
17 7 Axel PONS APRILIA 1'38.126 2.010
18 52 Lukas PESEK APRILIA 1'38.291 2.175
19 11 Balazs NEMETH APRILIA 1'38.737 2.621
20 73 Shuhei AOYAMA HONDA 1'38.795 2.679
21 53 Valentin DEBISE HONDA 1'39.283 3.167
22 56 Vladimir LEONOV APRILIA 1'40.371 4.255
23 8 Bastien CHESAUX APRILIA 1'41.605 5.489
24 10 Imre TOTH APRILIA 1'42.418 6.302
Not qualified (Out 107%) 1'42.844
* 33 William DUNLOP HONDA 1'42.906 6.790


















125cc



気温22度。路面温度27度。強風に見舞われたドライコンディション。

シモンが、コルシとのタイムバトルを0.004秒差で制し、今季7度目のトップグリッド。
シーズン最多のポールポジションにより、ポール・オブ・ポールズのタイトルも獲得した。

コルシは今季最高位となる2番グリッドを獲得。

ブラドリー・スミス、マルク・マルケスが1列目を確保。

オリベ、テロール、シュレッター、エスパルガロ、リーディング、コルテセがトップ10入り。

日本勢では、腕を負傷している中上貴昌と左足を骨折した小山知良が18番手と29番手だった






1 60 Julian SIMON APRILIA 1'41.472
2 24 Simone CORSI APRILIA 1'41.476 0.004
3 38 Bradley SMITH APRILIA 1'41.830 0.358
4 93 Marc MARQUEZ KTM 1'41.991 0.519
5 6 Joan OLIVE DERBI 1'42.033 0.561
6 18 Nicolas TEROL APRILIA 1'42.092 0.620
7 78 Marcel SCHROTTER HONDA 1'42.111 0.639
8 44 Pol ESPARGARO DERBI 1'42.162 0.690
9 45 Scott REDDING APRILIA 1'42.233 0.761
10 11 Sandro CORTESE DERBI 1'42.246 0.774
11 12 Esteve RABAT APRILIA 1'42.307 0.835
12 7 Efren VAZQUEZ DERBI 1'42.495 1.023
13 29 Andrea IANNONE APRILIA 1'42.556 1.084
14 33 Sergio GADEA APRILIA 1'42.648 1.176
15 35 Randy KRUMMENACHER APRILIA 1'42.767 1.295
16 17 Stefan BRADL APRILIA 1'42.769 1.297
17 16 Cameron BEAUBIER KTM 1'42.823 1.351
18 73 Takaaki NAKAGAMI APRILIA 1'42.874 1.402
19 77 Dominique AEGERTER DERBI 1'42.913 1.441
20 94 Jonas FOLGER APRILIA 1'42.948 1.476
21 14 Johann ZARCO APRILIA 1'43.176 1.704
22 8 Lorenzo ZANETTI APRILIA 1'43.441 1.969
23 88 Michael RANSEDER APRILIA 1'43.691 2.219
24 39 Luis SALOM APRILIA 1'44.081 2.609
25 53 Jasper IWEMA HONDA 1'44.247 2.775
26 95 Joan PERELLO HONDA 1'44.264 2.792
27 32 Lorenzo SAVADORI APRILIA 1'44.267 2.795
28 99 Danny WEBB APRILIA 1'44.284 2.812
29 71 Tomoyoshi KOYAMA LONCIN 1'44.326 2.854
30 50 Sturla FAGERHAUG KTM 1'44.634 3.162
31 21 Jakub KORNFEIL LONCIN 1'44.979 3.507
32 76 Ivan MAESTRO APRILIA 1'45.136 3.664
33 87 Luca MARCONI APRILIA 1'45.530 4.058
34 42 Alberto MONCAYO APRILIA 1'45.575 4.103
35 10 Luca VITALI APRILIA 1'47.151 5.679
19 Quentin JACQUET APRILIA










MotoGP : クイズ

2009-11-07 07:43:48 | MotoGP 2009


Crash.netにクイズが載っていました。
ちょっとお遊びでやってみた。
私は4問、間違えていました。
お時間ある人は挑戦してみてください。
答えはコメント欄に記載しました。



※ 本日の予選を含めて、明日まで更新できません。m(_ _;)m




Crash.net MotoGP quiz!



Q1.来シーズン、MotoGPクラスでスーパーバイクのチャンピオン経験者は、何人走るでしょうか。

1:1人
2:2人
3:3人
4:4人

Q2.2010年は、ライダー1人に何台のエンジンが使用可能ですか?

1:4台
2:6台
3:8台
4:10台

Q3.来年からMoto2が始まりますが、250ccの歴史は何年から始まっていますか?

1:1921
2:1938
3:1949
4:1969


Q4.カワサキが今期限りで去りますが、デビューした2003年以降、表彰台を獲得したライダーの組み合わせはどれでしょう?

1:オリビエ・ジャック、中野真矢、ランディ・ド・ピュニエ、マルコ・メランドリ
2:ジョン・ホプキンス、ギャリー・マッコイ
3:中野真矢、ランディ・ド・ピュニエ、マルコ・メランドリ
4:アンソニー・ウエスト、オリビエ・ジャック、中野真矢


Q5.ベン・スピーズが、バレンシア戦から参戦してきますが、過去に参戦した時はどのチームからだったでしょう?

1:Tech 3 Yamaha
2:Repsol Honda
3:Gresini Honda
4:Rizla Suzuki


Q6.トニー・エリアスは、過去に何回か表彰台を獲得しましたが、さて何種類のブランドで表彰台に乗っているでしょうか?

1:1メーカー
2:2メーカー
3:3メーカー
4:4メーカー


Q7.新たに始まるMoto2クラスにエンジンを供給するマニュファクチャラーはどこでしょうか?

1:Honda
2:Yamaha
3:Kawasaki
4:Suzuki


Q8.今はバレンシアが最終戦として定着していますが、2001年の最終戦はどこだったでしょうか?

1:イギリス
2:イタリア
3:ブラジル
4:フランス


Q9.来シーズン、新たに加わるサーキットはどこ?

1:ポルティマオ
2:ミラー・モータースポーツパーク
3:アブダビ
4:バラトンリンク


Q10.今シーズン、最も僅差でフィニッシュしたグランプリはどこ?

1:ザクセンリンク
2:カタルニア
3:ブルノ
4:ミサノ


Q11.コーリン・エドワーズは、MotoGPで何チームに所属しましたか?

1:2チーム
2:4チーム
3:5チーム
4:7チーム


Q12.500cc及びMotoGPタイトルを持っているロッシ以前の250ccチャンピオンは誰?

1:フレディ・スペンサー
2:加藤大治郎
3:マルコ・メランドリ
4:ロリス・カピロッシ


Q13.今シーズン、全てのラウンドでポイントを獲得しているライダーは誰?

1:ランディ・ド・ピュニエ
2:クリス・バーミューレン
3:コーリン・エドワーズ
4:ジェームス・トーズランド


Q14.ガボール・タルマクシは、MotoGPに、どのラウンドから参戦してきた?

1:へレス
2:ルマン
3:カタルニア
4:アッセン


Q15.ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したのは誰?

1:ニッコロ・カネパ
2:ガボール・タルマクシ
3:高橋裕紀
4:ミカ・カリオ


Q16.2009年終了時点で、ダニー・ペドロサは、ホンダに所属何年になる?

1:2年
2:3年
3:4年
4:5年

Q17.今年、レース中に雨になりマシンを交換したレースは何回あった?

1:なし
2:1回
3:2回
4:3回


Q18.今シーズン、ロッシがクラッシュした3レースはどの組み合わせ?

1:へレス、ルマン、ラグナセカ
2:カタール、ブルノ、インディアナポリス
3:ルマン、ドニントンパーク、インディアナポリス
4:ムジェロ、アッセン、ブルノ


Q19.ケーシー・ストーナーが、疲労問題で欠場したのは何レース?

1:1戦
2:3戦
3:5戦
4:7戦


Q20.エンジンが990ccから800ccに代わる過程で、V5からV4に変えたマニュファクチャラーはどこでしょう?

1:Ducati
2:Honda
3:Yamaha
4:Kawasaki




※ 答えはコメント欄に記載







MotoGP : 第17戦 バレンシア FP1コメント

2009-11-07 07:39:02 | MotoGP 2009





MotoGP 第17戦 バレンシアGP FP1コメント



■開催日:2009年11月6日(金)フリー走行1
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット(4.005 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度
■路面温度:17度












COMMENT



YAMAHA





J・ロレンソ選手談(フリー走行2番手/1分33秒195/32周)

「ここは僕がまだ1度も勝ったことのないサーキットのうちのひとつ。
だから今回はどうしても挑戦したいんだ!
今日の出来はとても良かった。
リズムがとても良く、安定してハイペースをキープできた。
今は大きな手応えを感じているので、明日以降もこの調子を維持していきたいと思っているよ。
あとは今日のデータをよく分析して、さらにタイムを詰めるには、どうしたらいいか考えなければならない。
明日の公式予選で、またフロントロウにならぶためにね!」

D・ロマニョーリ、チーム監督談

「いつものように、とてもいいスタートを切ることができた。
セッションを通じて同じタイヤを使用し、とてもいいペースをキープすることができた。
でも決勝はもっと速いペースになるはずなので、明日以降、さらに改善していく必要がある。
データは豊富にあるし、ホルヘからのリクエストもはっきりしているので、明日はそれに沿って作業を進める予定」

V・ロッシ選手談(フリー走行4番手/1分33秒499/30周)

「世界チャンピオンになって、もうポイントのことを考えずに走れるというのは、とてもいい気分!
今回はとにかく、いいレースをしてシーズンを締めくくりたいということだけ。
今日は、走りは悪くはなかったけれど4位という結果にはやはり満足できない。
でもトップに遠く及ばないという訳ではないし、作業はいい感じで進んでいたから何も心配していないんだ。
このコースでのパフォーマンスを少しでも改善していくために、いくつかのセッティングを試して、最終的にはまずまずのタイムに結びつけることができたと思うよ。
明日はまたたくさんの課題があって、ブリヂストンのハードタイヤを試し、セッティングをさらに煮詰めていきたい。
でも今のところ作業は順調に進んでいるよ」

D・ブリビオ、チーム監督談

「フリープラクティスに臨むにあたって、いくつかの異なるセッティング・プランを用意していた。
そして1時間のセッションのなかで、それを慎重にチェックしていった。
これからデータを比較しながら、明日の作業につなげていきたい。
バレンティーノのペースはすでに上がっていて、気持ちよく乗れているようなので、今回もまたいいレースができると確信している」













HONDA



ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)

「今日は風が強く、コーナーリングに影響した。
特にセクション3はバイクのコントロールが難しかった。
週末にかけて同じような天気が続きそうなので、今日のセッションは、強風に慣れるためにもよかった。
路面はあまりきれいではなかったが、ブリヂストンタイヤはよく機能していた。
トップとのタイム差が思ったよりもあったので、いいグリッドを得るためにも、明日も引き続きセットアップに集中したい。
チャンピオンシップで3位争いがかかっていることもあるが、今回のレースは優勝を狙っていく。
日曜日にいいレースをするためにも、明日のフリー、予選は重要だ。全力を尽くしたい」

ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 5番手)

「前戦のセパン・サーキットではいくつかの問題を抱えてセッティングに苦労したが、今回は初日から順調だった。
ラップタイムも安定しているし、スムーズに走ることができた。
もう少しセッティングをつめたい部分はあるが、全体的にいい状態に仕上がっている。
明日もこの調子で、フリー、予選と走りたい」

アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 6番手)

「順調なスタートが切れたが、今日はいくつかのコーナーでチャタリングに苦しめられたので、その解消に時間を割いた。リアのグリップにもやや課題を抱えた。特に右コーナーはいいグリップを得られなかった。ここは左コーナーが多く、予想していた通りだったが、全体的にペースはよかった。明日もセットアップに集中しなければならないが、いいスタートが切れたと思う」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 8番手)
「今日はサスを中心に、多くの時間をセッティングに割いた。
しかし、すべてのメニューを消化できず、明日も引き続きセットアップを進めたい。
路面コンディションはそれほど悪くなかったが、風が強くてコントロールが難しかった。
このコースは、スローコーナーが多く、立ち上がりでウイリーする傾向にあるが、特に今日は強風でウイリーしやすかった。
バレンシア・サーキットはリズムをつかむのに少し時間がかかるので、なるべく多く周回するようにした。
明日の予選ではいいグリッドを得るために全力を尽くしたい」

山野一彦|Repsol Honda Team 監督

「最終戦なので、いいリザルトでシーズンを締めくくりたい。
そのためにも、今日、明日のセッションはとても重要になる。
今日は、まずまずの内容だった。
今回、ダニは勝てると思うし、そのためにも全力でサポートしていきたい。
ドヴィツィオーゾは、着実にメニューを消化し、多くのデータを残してくれた。
ポジションは8番手だったが、セットアップの方向性も決まり、明日はタイムもポジションも上げてくれるはずだ。
このサーキットはグリッドが重要になるので、明日は両選手ともにフロントローに並べるよう、全力を尽くしたい」

青山博一(250cc 4番手)

「4番手だったが、タイムが接近していることを思えば、それほど悪いスタートではなかった。
今日は風が強くてコーナーリングが厳しかった。
特に1コーナーはイン側から吹きつけてくるので、バイクを寝かせづらかった。
セッションを通じて攻める走りができなかったので、明日は着実にセッティングを進めたい。
今日は36秒台に入れることが1つの目標だった。
ギリギリだけれど、それを果たせてよかった」

富沢祥也(250cc 15番手)

「コースの下見をしたときにイメージした通りのコースだった。
初めてのセッションだったので、とにかく1周でも多く周回しようと思ったし、誰でもいいのでついていこうと必死だった。
セッション前半は、どこを走っているのか分からない状態だったが、後半は、段々リズムがつかめてきた。
今日遅かったポイントを、明日のフリー、予選でつめていきたい」

青山周平(250cc 18番手)

「今日は路面のグリップがあまりよくなくて、セッティングもかなり外してしまった。
それで思うようにタイムをつめられなかった。
フロントもリアも、かなり大きくセッティングを変更する必要があったが、セッション中にできる変更ではなかったので、明日のフリー走行に持ち越すことにした。
方向性は見えているので、明日の走行が楽しみだ」



MotoGP : 第17戦 バレンシア FP1

2009-11-07 00:35:45 | MotoGP 2009



MotoGP 第17戦 バレンシアGP FP1



■開催日:2009年11月6日(金)フリー走行1
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット(4.005 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度
■路面温度:17度



Free Practice Nr. 1 Classification



MotoGP

気温20度。路面温度17度。風が強いドライコンディション。

2戦連続勝者のストーナーが、1分32秒813の1番時計を記録。

スシャルヘルメットで登場したホルヘ・ロレンソは、最多32ラップを走行して、0.382秒差の2番手だった。

ダニ・ペドロサは、0.428秒差の3番手。

バレンティーノ・ロッシは、0.686秒差の4番手。3人が1分33秒台のリズムで周回を重ねた。

5番手には、1.097秒差のド・プニエ。

デ・アンジェリス、エドワーズ、ドビツィオーソ、カピロッシ、ヘイデンがトップ10入り。

ワイルドカードのベン・スピースと負傷代役のアレックス・エスパルガロは、15番手と18番手だった。







1 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team 1'32.813
2 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 0.382
3 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 0.428
4 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 0.686
5 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 1.097
6 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 1.293
7 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 1.310
8 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 1.569
9 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1.614
10 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 1.649
11 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 1.883
12 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 2.046
13 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 2.052
14 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 2.060
15 B. SPIES USA Yamaha Factory Racing + 2.239
16 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 2.318
17 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 2.445
18 A. ESPARGARO SPA Pramac Racing + 2.645










250cc



気温20度。路面温度18度。風が強いドライコンディション.


地元バレンシア出身のバルベラが、1分36秒185の1番時計を記録。

アレックス・デボンが0.317秒差、アルバロ・バウティスタが0.681秒差で2番手、3番手に進出。

初タイトル獲得に王手がかかる青山博一は、28ラップを走行。
初セッションは0.739秒の4番手だった。

5番手以下には、デ・ロサ、シモンセリ、ファウベル、ディ・メッリオ、ヴィライロー、・ルティが続く。

富沢祥也と青山周平は、15番手と18番手だった







1 H. BARBERA SPA Pepe World Team 1'36.185
2 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 0.317
3 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 0.681
4 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc + 0.739
5 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 0.914
6 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 0.983
7 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 1.028
8 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 1.088
9 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 1.241
10 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1.621
11 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 1.663
12 M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team + 1.827
13 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 1.950
14 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 2.097
15 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 2.101
16 A. PONS SPA Pepe World Team + 2.394
17 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 2.470
18 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 2.497
19 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 2.497
20 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 2.636
21 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 3.923
22 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing + 4.925
23 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing + 6.105
Not classified
I. TOTH HUN Team Toth Aprilia
Out of limit time
W. DUNLOP IRL Bigman Racing
















125cc


気温20度。路面温度17度。風が強いドライコンディション。

シモンが1分42秒536の1番時計を記録。

地元出身のニコラス・テロールは、0.193秒差の2番手。

先週開催されたヨーロッパ選手権を制した現ドイツ選手権王者のマンセル・シュレッターは、最多ラップを走行。
最終ラップに1分42秒台に進出して、3番手に浮上した。

地元出身のガデア、エスパルガロ、マルケス、オルベ、昨年勝者のコルシ、コルテセ、バスケスがトップ10入り。

第2のホームレースとなる中上貴昌は、1.364秒差の15番手。

小山知良は、1.900秒差の19番手だったが、25ラップ目に転倒を喫した。







1 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc 1'42.536
2 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 0.193
3 M. SCHROTTER GER Toni - Mang Team + 0.211
4 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.389
5 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 0.565
6 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 0.658
7 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 0.735
8 S. CORSI ITA Fontana Racing + 1.098
9 S. CORTESE GER Ajo Interwetten + 1.108
10 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 1.122
11 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1.151
12 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 1.250
13 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 1.256
14 E. RABAT SPA Blusens Aprilia + 1.339
15 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 1.364
16 S. REDDING GBR Blusens Aprilia + 1.405
17 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1.607
18 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 1.635
19 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 1.718
20 C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport + 1.900
21 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 1.917
22 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 1.976
23 J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. + 2.018
24 D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix + 2.169
25 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 2.367
26 M. RANSEDER AUT CBC Corse + 2.693
27 J. PERELLO SPA SAG Castrol + 2.925
28 I. MAESTRO SPA Hune Racing Team-RZT + 2.984
29 J. KORNFEIL CZE Loncin Racing + 3.124
30 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 3.204
31 L. SAVADORI ITA Junior GP Racing Dream + 3.238
32 S. FAGERHAUG NOR Red Bull KTM Moto Sport + 3.329
33 A. MONCAYO SPA Andalucia Aprilia + 3.431
34 L. VITALI ITA CBC Corse + 4.741
35 L. MARCONI ITA CBC Corse + 5.894
Out of limit time
Q. JACQUET FRA Matteoni Racing










MotoGP : ドカティのスッポ離脱、HRCへ

2009-11-06 10:07:34 | MotoGP 2009





公式にも載っていますが、大きなニュースだったので、ここでも取り上げます。

ドカティの顔と言うべき、スッポがHRCに移籍するとは驚きました。





crash.netより

Suppo confirms Honda move



ドカティのMotoGPプロジェクトリーダーのリビオ・スッポが、来シーズンにホンダへ移籍することが明らかになった。

スッポは、ドカティが2003年にMotoGPデビューして以来、2007年のストーナーのチャンピオン獲得などの成功を導いてきた。
そして、ホンダではマーケティングをになう事になるであろう。

「素晴らしい関係の中で、11年間ドカティで仕事ができた事はまさに夢のような事でした。
私達は共に何かを成し遂げたのではないかと思う。 」と、スッポは述べている。

「私には新たなモチベーションが必要でした。
ドカティは、多くの機会を与えてくれ、感謝しています。
そして、HRCが私に関心を持ってくれた。
新しいチャレンジは簡単ではないだろうが、ベストを尽くしたい。
ドカティには、私の心を残していきますが、ホンダへの可能性を否定する事は困難でした。
来期は、HRCで、マーケティングディレクターの役割を担います。
正しいスタートが踏み出せる事を望みます。」

スッポは、2010年のホンダのヘッドハンティングに加わりました。
ドカティでのスッポの後任としては、ビットリアーノ・グアレスキがチームマネージャーに。
そして、アレキサンドロ・シコナーニがマーケティングリーダーに就任します。



MotoGP : 第17戦 バレンシア プレビュー

2009-11-05 21:08:20 | MotoGP 2009


MotoGP 第17戦 バレンシアGP プレビュー




■開催日:2009年11月6日(金)1日目フリー走行、7日(土)予選、8日(日)決勝

■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット


CIRCUIT DATA



■開設:1999年

■コース長:4.005km

■サーキットレコードラップ:1分32秒582(2008年:C・ストーナー)

■サーキットベストラップ:1分31秒002(2006年:V・ロッシ)

■2008年の優勝者:

[MotoGP] C.ストーナー(ドゥカティ) 46:46.114
[250cc] M.シモンセリ(ジレラ) 43:29.003
[125cc] S.コルシ(アプリリア) 40:45.715



■リカルド・トルモサーキット

グランドスタンドからコース全体が見渡せるスタジアム状のサーキット。
タイトな低速コーナーが連続するテクニカルな反時計回りのコースで、ピックアップ特性のよいエンジンと旋回性に優れたマシンが求められる。
ロスしたタイムをばん回する区間や抜きどころが少ないので、スターティング・グリッドを争う予選がとても重要になる。








■特徴


バレンシアサーキットは、1999年に完成し、2002年からは毎年最終戦に定着している。
コースの特徴は、スタジアム的なスタイルで、グランドスタンドからはコース全体が見渡せるようになっている。
そのグランドスタンドの観客収容能力は、15万人もあり、毎年10万人以上の観客が訪れ非常に盛り上がる事で有名だ。
コースはアップダウンがほとんど無く、1周4,005mで、870mのストレートと右5、左9の低中高速のコーナーが組み合わされている。
全体として低速コーナーが多い為、MotoGPでの平均速度は158km/hと、GPコースでは3番目の低速サーキット。
テクニカルなレイアウトで、ライダーにとっては忙しく気が抜けないコースとなっている。








■パッシングポイント
  
1、2コーナーの進入。
8コーナーの進入。

非常にパッシングポイントが少ないので、予選順位が重要で、スタート後の1、2コーナーでのポジション争いが激しくなる。







■タイヤ


タイヤの左右温度差が大きくなるコースである。
右コーナーが少なく、この時期は気温も低く、右側に熱が入りにくい。
しかし、レースは30周と周回数が多く、コーナーの割合が多いので、左側は耐久性が厳しくなる。

旋回性と加減速がポイントとなり、フロントとリアのバランス、そしてエッジグリップ、トラクションと、それらの耐久性が重要。


ブリジストン持ち込みタイヤ

リア : ミディアムとハード(左右非対称スペック)

フロント : ソフトとミディアム





■その他


昨年は、ストーナーがポールポジションから優勝。
予選2番手のペドロサ選手が2位になっている。
ロッシは3位だったが、予選は10番手と低迷していた。

バレンシアはロッシにとって鬼門で、2006年のチャンピオンの掛かった最終戦では転倒し、13位となりチャンピオンをヘイデンに奪われた。
2007年のバレンシアでもリタイアしており、2004年に勝ったのを最後に勝利から遠ざかっている。

2006年には、ドゥカティのジベルナウが怪我の為欠場し、代役出場したT.ベイリスがGP初優勝あげている。
その時の2位はドゥカティのカピロッシだった。


今回は、ワイルドカードライダーとして、来年ヤマハテック3からフル参戦する、B.スピーズ選手がヤマハレーシングチームから出場。
スピーズは、昨年インディアナポリスGPで、スズキからワイルドカード出場して6位に入賞した実績を持つ。

プラマック・ドカティのカネパは、怪我からの回復が進んでおらず欠場することになった。
セパンに引き続き、代わりにエスパルガロが出走する。





■バレンシア観光情報

バレンシアは、スペインの東部に位置し、マドリードとバルセロナに次ぐ、人口75万人のスペイン第3の都市である。
気候は温暖で、地中海の沿岸らしく穏やか。

道幅の広い大通りに囲まれた旧市街は、入り組んだ狭い小路と教会や民家、宮殿、市場などが、人々の生活とともにひしめいている。

毎年3月19日までの1週間、市内の主要な交差点に特大の張り子人形を並べて火をつける火祭りは有名。

陶器やオレンジ、米の産地としても知られている。
この米と良質の水を使ったスペインの名物料理、パエリアはバレンシアが本場。鰻料理もこの地方の名物料理である。


火祭り(ファジャ、Fallas)
中世から続くバレンシアの伝統行事で、スペインに春の訪れを告げる祭り。
毎年3月12日から19日まで行われる。
ファジャと呼ばれる紙と木材だけで作られた高さ20mほどの様々な人形が300体ほど町中に飾られ、最終日19日のサン・ホセの日に一斉にそれが焼かれる。
毎年投票で1位になったファジャの一部は火祭り博物館に殿堂入りする。
セビリヤの春祭り(Feria de Sevilla) 、牛追いで有名なパンプロナのサン・フェルミン祭り(Fiesta de San Fermín de Pamplona) と共にスペイン三大祭りの一つ。


カテドラル(Seu de València)
13世紀中頃から14世紀末にかけて建設されたゴシック様式の大聖堂。
後に改修された部分にはバロックやロマネスクなどの様式によるものもある。
キリストの最後の晩餐で使用した聖杯は必見。


ミゲレテの塔(El Micalet)
カテドラルの角に建つ八角形の塔。
旧市街には高い建物が少ないため、塔の上に登るとバレンシア市内を見渡すことができる。

ラ・ロンハ(Llotja de la Seda)
15世紀末にゴシック様式で建設された「絹の交易所」。世界遺産(文化遺産)に登録されている。
日曜日には 古切手、古コイン市がたつ。


中央市場
バレンシアの台所。果物1つから 量り売り。


国立陶器博物館(Museo Nacional de Ceramica)
パテルナ、マニセス、アルコラなどのバレンシアの3大陶器のほか、スペイン内外の陶磁器を鑑賞できる。
ドス・アグアス候爵の館を利用した博物館なので、展示品以外にも建物の彫刻や絵タイルなどといったものも見どころ。


火祭り博物館(Museo Fallero)
3月の火祭りのために作った人形のうち、審査で1位を獲得したものだけ燃やさずにこの博物館で展示している。


芸術科学都市(Ciutat de les Arts i les Ciències)
バレンシア州が今、一番力を入れている観光施設。
芸術と科学に関する複合施設。
5つの現代建築によって構成され、どれもヨーロッパ最大級の規模。
現在 IMAXシアタ-、科学博物館、水族館がオ-プンしている。
水族館は ヨ-ロッパ最大級。海底レストランもあり、人気スポット。




















■天気


        








■タイムスケジュール(日本時間)


Friday, 06 November

125 FP1 20:40 - 21:40
MotoGP FP1 21:55 - 22:55
250 FP1 23:10 - Sat-00:10


Saturday, 07 November

125 FP2 17:00 - 17:40
MotoGP FP2 17:55 - 18:55
250 FP2 19:10 - 20:10

125 QP 21:00 - 21:40
MotoGP QP 21:55 - 22:55
250 QP 23:10 - 23:55


Sunday, 08 November

125 WUP 16:40 - 17:00
250 WUP 17:10 - 17:30
MotoGP WUP 17:40 - 18:00

125 RAC 19:00
250 RAC 20:15
MotoGP RAC 22:00


Local Time Zone: GMT +1 hours








■TVオンエア情報



G+SPORTS & NEWS



予選
11月8日(日) 12:30~13:45

決勝
11月8日(日) 18:45~23:30[生放送]
11月10日(火) 17:00~21:15
11月17日(火) 17:00~21:15



※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください







昨年のリザルト


1 :  Casey STONER
2 :  Dani PEDROSA
3 :  Valentino ROSSI
4 :  Andrea DOVIZIOSO
5 :  Nicky HAYDEN
6 :  Colin EDWARDS
7 :  Shinya NAKANO
8 :  Jorge LORENZO
9 :  Loris CAPIROSSI
10 :  Alex DE ANGELIS
11 :  James TOSELAND
12 :  Sylvain GUINTOLI







COMMENT


YAMAHA


V・ロッシ

「タイトルを決定してから最終戦を迎えられるのはとてもハッピー!
プレッシャーはもう無いので、僕だけでなくてチームのみんなも楽しんでレースに臨むことができるよ。
ここまで本当に素晴らしいシーズンで、いよいよあと一戦だけというところまできた。
そしてそれが終わればもう、2010年に向けての仕事が始まるんだ。
バレンシアではあまりいい成績がなくて、逆に何度か失敗もしているけれど、今年はすべてがとても順調で、マシンもどのコースでもよく走ってくれるので今年こそはと期待している。
ここは雰囲気が最高だから、シーズンの締めくくりにはもってこいの場所!
僕らはとにかくベストを尽くし、ここでもう一度いいレースをお見せしてシーズンを終えたいと思っている。
そして月曜日にはもう、新型M1のテストが始まる。
今からとても楽しみだよ!」


D・ブリビオ、ロッシ・チーム監督

「ついに最終戦がやってきた。
チームとしての仕事を完成し、タイトルを決定してこのレースを迎えることができるのは素晴らしい気分だ。
セパンでの出来事は誰にとっても忘れがたいもの。
チームのみんなと、そしてもちろん、頂点を追求することを決してあきらめようとしないバレンティーノとの努力が実を結び、あのような素晴らしい瞬間を迎えることができたと思う。
さらにこの最終戦を好成績で締めくくるために、今回も今まで通りにベストを尽くすつもりだ。
そして次の月曜日からは、早くも2010シーズンに向けての2日間のテストを予定している。」


J・ロレンソ

「バレンシアは最終戦として最高の舞台だと思うんだ!
地元だから大勢のファンが応援してくれるからね!
ここではまだ優勝したことがないし、ヤマハとの相性も最高というわけではないことはわかっているけれど、今回はそれを覆してできる限り良い形でシーズンを締めくくりたいと思っているよ。
この2戦は、ちょっと苦労しちゃったから余計にね!
それにランキング2位を獲得するためにはあともう1ポイントが必要なんだ。
それを何とか、表彰台あるいは優勝で決めたいんだ。
それがこのバレンシアでの目標だね。
このコースでのベストレースは2005年の2位。
でも一番の思い出はやっぱり、2006年にここでチャンピオンを決定したことかな。
2009年はここまで僕にとってもヤマハにとっても素晴らしいシーズン。
このホームレースでファンのみんなと喜びを分かち合いたい。」


D・ロマニョーリ、ロレンゾ・チーム監督

「最終戦に向けての準備は整った。
チャンピオンシップのウイナーはすでに決まったが、我々の仕事はまだ終わっていない。
少なくともあと1ポイントがどうしても必要なのだ。
それが実現して初めてホルヘのランキング2位が決定する。
理論上、それは難しいことではないが、レースではどんなことも起り得る。
だからいつも通りにベストを尽くし、最高の形、つまり表彰台に上ってシーズンを締めくくりたい。
スペインでのレースはホルヘに更なるモチベーションを与えることになるだろう。
ホルヘはここでもう一度、モトGPファンのために見事なショーを披露してくれると確信している。
今までと同じようにね!」






HONDA




ダニ・ペドロサ(MotoGP ランキング4位)

「バレンシアのグランプリは毎年楽しみにしている。
今年もそれは変わらないし、地元ファンの期待に応えたい。
バレンシアはタイトなコーナーが続く独特なレイアウトだが、好きなコース。
とにかく、どこを走っていてもファンの熱烈な声援を感じとることができるし、大きな力になる。
過去、バレンシアではいいレースをしてきたし、今年もいい形でシーズンを終えたい。
この季節のバレンシアは雨が降ることも多い。
しかし、前回のマレーシアでは、初めてウエットレースで表彰台に立てたし、今大会に向けて大きな自信になった。
とにかく開幕が楽しみだ。」


アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP ランキング5位)

「バレンシアGPの盛り上がりのすごさにはいつも圧倒される。
とにかく最終戦にふさわしいすばらしい大会だ。
バレンシアは、タイトでスローコーナーが多く、決して得意ではないが、シーズン終盤にかけて調子が上がっているので楽しみにしている。
前回のマレーシアは、転ばなかったらいい結果を残せたと思うし、本当に残念なレースだった。
今回は自分のために、そしてチームのためにも、結果につなげたい。
昨年は4位といい結果を残せた。
今年もこれが最終戦なのでいいレースをしたい。」

アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP ランキング9位)

「今年はシーズンを通して低速コーナーの安定性に苦しんできたので、バレンシアは、厳しいレースになることが予想される。
ここは、ハイスピード区間がなく、タイトなコーナーが続く。
今年に限らず、過去の大会でも、バレンシアではグリップの問題に苦しんできた。
しかし、06年には250ccで優勝することができたし、この数年は、このサーキットを攻略してきたという実感がある。
今大会は、このチームでMotoGPクラスを走る最後のレースになる。
悔いのないよう、そして総合7位を目標にベストを尽くしたい。」




トニー・エリアス(MotoGP ランキング10位)

「オーストラリアとマレーシアの2連戦は、完ぺきなレースはできなかったが、最終戦に向けて大きな手応えをつかめた。
今年はシーズンを通してリアのグリップに苦しんできた。
タイトなコーナーが連続するバレンシアは、これまでのデータでは苦しい戦いが予想される。
しかし、自分にとってバレンシアはホームGPであり、ファンの声援に応えられるようベストを尽くしたい。
シーズン最後のレース。
バレンシアはいつも最高の雰囲気。
日曜日にみんなが喜んでくれるようなレースにしたい。」



ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP ランキング12位)

「前回のマレーシアで転倒していなければ、今大会は、最高のモチベーションで挑めるレースだった。
それだけに今回は、マレーシアの雪辱を期す戦いになる。
そしてレースが終わったときに、自分にとって、チームにとって、みんなが喜べるリザルトでシーズンを終えたい。
250ccクラスでは、過去いいレースをしてきた。
今年は、そんな結果になることを期待しているし、トップグループで戦いたい。」



ガボール・タルマクシ(MotoGP ランキング17位)

「バレンシアは得意なサーキット。
昨年もすばらしいリザルトを残すことができた。
今大会は今年最後のレースなので、ベストリザルトで一年をしめくくりたい。」






250cc


青山博一(250cc ランキング1位)

「もう何度も聞かれているが、タイトルがかかっている最終戦も、これまで同様、優勝を狙って戦いたい。
チャンピオンシップはシモンセリとの戦いになっているが、ポイント差を計算せず、全力で戦いたい。
前回のマレーシアは、久しぶりに優勝できたので、とてもうれしかった。
バレンシアは大好きなサーキットなので、250cc最後のレースを優勝で飾れるようにがんばりたい。」


ラファエレ・デ・ロサ(250cc ランキング7位)

「250cc最後のレースになるので、納得のいくレースにしたい。
目標は2つ。1つは、250cc最後のシーズンで、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得すること。
ポイント差は接近しているし、このタイトルを取ることに集中したい。
もう1つは250cc最後のレース。
250ccには1年間しか乗れなかったが、自分にとってのベストレースにしたい。」


ヘクトル・ファウベル(250cc ランキング9位)

「今回はホームGPであり、最終戦なので、ベストを尽くしたい。
チャンピオンシップも総合5位のパシーニとは23点差だが、それからは数点差の接戦になっているので、できるだけポジションを上げたい。
バレンシアGPの開幕に向けていくつかのイベントにも参加してモチベーションは高い。
2ストローク250cc最後のレース。
とにかく、ファンの期待に応えられるようベストを尽くす。」



ラタパーク・ウィライロー(250cc ランキング13位)

「マレーシアGPから今大会までの間、ケガをしている背中の治療を行い、状態はかなりよくなってきた。
今大会は今年最後のレースで、2ストローク250ccクラスのラストランになるので、いいレースにしたい。
250ccクラスがなくなるのは残念だが、それだけに悔いのないレースにしたい。」


富沢祥也(250cc ランキング18位)

「シーズン最後のレースで250cc最後のレースになるので、悔いのないようにベストを尽くしたい。
今年は、本当に多くのことを学べた。
失敗も多かったが、最終戦では、今年の成果を発揮できるような戦いにしたい。」



青山周平(250cc ランキング20位)

「バレンシアは嫌いなサーキットではないが、セッティングを出すのが難しいコース。
前回のマレーシアとはかなり違ったセットアップが要求されるし、金曜日、土曜日の走行でしっかりとバイクを仕上げたい。
前回のマレーシアは、このチームのベストリザルトとなる10位でフィニッシュできた。
今回は、目標のシングルを狙ってベストを尽くしたい。」








MotoGP : ステリルガルダ、スピーズをサポート

2009-11-05 09:10:43 | MotoGP 2009
バレンシアGPで、ステリルガルダがベン・スピーズのスポンサードを引き受けた。

スピーズは、ステリルガルダと共にスーパーバイクでタイトルを獲得しており、MotoGP最終戦でも関係が継続された形だ。

バレンシアで、スピーズが乗るYZR-M1は、日本での開発車両であり、ロッシやロレンゾのマシンとも若干仕様が違うようだ。











MotoGP : 青山、タイトル目前

2009-11-05 08:53:51 | MotoGP 2009


MCNより


Aoyama on the verge of 250 World title



セパンで、シモンチェリとの争いで、劇的な勝利を治めた青山は、60年の歴史のある250クラスの最後のタイトルを取ろうとしている。

青山は、マレーシア前には12ポイントだったシモンチェリとの差が、レース後、21ポイント差まで広げることに成功した。

バレンシアで、シモンチェリが優勝したとしても、青山が11位以上であればタイトルが決まる。

バレンシアで、スコットホンダのライダー青山は、昨年は5位でフィニッシュしている。
それ以前の青山の成績は、6位と10位と2回のリタイアであり、一方のシモンチェリは昨年、既にタイトルを手にしていたが優勝している。

現在、ランキング3位のバルベラは、ランキング2位のシモンチェリと17ポイント差で、数字上は逆転してランク2位に上がれるチャンスがある。
バルベラは、このトラックを得意としており、過去には何度も表彰台に上がっている。

バウティスタは、セパンで転倒してタイトルの望みは断ち切られてしまった。
そして、バレンシアで勝利した経験も無い。
バウティスタは、ランキング4位に位置するが、後ろのパッシーニとは差があり、抜かれる事は無い。

4位のバウティスタと、5位のパッシーニとの差は、70ポイントある。

5位のパッシーニと、6位のルティとの差は、21ポイント。

6位とルティと、7位のデ・ローサとの差は、1ポイント。