MotoGP 第16戦 マレーシアGP
■開催日:2009年10月23日(金)1日目フリー走行、24日(土)予選、25日(日)決勝
■開催地:マレーシア/セパン
CIRCUIT DATA
■開設:1998年
■コース長:5.542km
■サーキットレコードラップ:2分02秒108(2007年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:2分00秒605(2006年:V・ロッシ)
■2008年の優勝者:
[MotoGP] V.ロッシ(ヤマハ) 43:06.007
[250cc] A.バウティスタ(アプリリア) 42:56.428
[125cc] G.タルマクシ(アプリリア) 43:00.716
■セパン
赤道直下、クアラルンプール国際空港のすぐ近くにあるサーキット。
最初からF1開催を意識し、コース幅も広く付帯設備も立派な近代的なコース。
1998年に造られ1999年からGPが開催されている。
オフシーズンには、テストの場として、毎年合同テストが開催されてる。
現在、F1とMotoGPが開催されるサーキットは、カタルーニャとこのセパンの2ヶ所だけ。
■観光(クアラルンプール周辺)
ペトロナスツインタワー(452m)の展望台は無料だが、混雑期は整理券が必要。(時間毎に定員がある)
入場は、9時からだが、8時30分前には並んでおいた方が良い。(朝一の方が待ち時間少ない)(注:月曜休)
KLタワー(421m)は、世界で4番目に高いテレビ塔。
有料:20リンギット (1リンギット:27円)
モスク
マスジット・ジャメ(旧モスク)を始め、各地に美しいモスクが点在している。
王宮(イスタナ・ネガラ)
南国の花や緑に囲まれた、金色の屋根を持つ白い王宮。
バツー洞窟
マレーシア随一のヒンズー教の聖地。
巨大な洞窟群の中に寺院が置かれている。
買い物
セントラル・パークか、チャイナタウンがお勧め。
■その他
政治
マレーシアは立憲君主制で国王がいます。
マレーシア13州の内、9州にサルタン(首長)がおり、このサルタンの中から5年に1回、次の国王(アゴン)を選出します。
任期は5年間となっている。
経済
マハティール前首相が、推し進めた工業化が成功し、成長著しい事で、「東南アジアの優等生」とも言われている。
国民の6割が中進国以上の所得を持つに至った。
特に日本とは、マハティール前首相が進めたルックイースト政策により、人的、経済的にも密接な関係を築いている。
民族
マレー系(約65%)、中華系(約25%)、インド系(約7%)
言語
公用語はマレー語。
それぞれの民族ごとに母語が異なっている。
クアラルンプールでは、英語がほぼ通用する。
宗教
イスラム教が国教となっているが、民族によって仏教、ヒンズー教、キリスト教の信者もいる。
■特徴
1周5.548kmのコースは、GPの中で最も距離の長いコース。
そして、16メートルもの最大コース幅はMotoGPコースのなかでも最も広い。
MotoGPでの平均速度は164km/hと中速コースです。
約900mの2本のストレートがあり、右:10、左:5の合計15のコーナーからなっている。
タイトなヘアピンに続いて高速コーナーや回り込むコーナーが連続し、熱帯特有の高温多湿の中でマシンを何度も切り返す過酷なレースを強いられる。
2本のストレート部分では、加減速が重要となる。
高温多湿の気候は、ライダーには当然だが、マシン、タイヤへの負担が非常に大きく、厳しいレースが予想される。
ライダー、マシン、タイヤの消耗度をいかに抑えて、バックストレートから最終コーナーへの進入で勝負できるかがカギとなる。
マシンのセッティングについては全体のバランスと安定性が厳しく要求される。
■パッシングポイント
1コーナー、4コーナー、最終コーナー入り口。
■タイヤ
路面のグリップは悪くないが、高温多湿で路面温度は50℃を超えるので、グリップ、グリップ耐久性に厳しいコースだ。
通常であれば、かなりハードなコンパウンドが必要となってくるが、曇りの場合、それ程路面温度は上らないので、路面温度の幅があり、グリップと摩耗、耐久性を取るのが難しい。
回り込んだコーナーも多く、エッジグリップと、ブレーキング、トラクションのグリップと耐久性も重要。
ブリジストン持ち込みタイヤ
リア : ミディアム と ハード・コンパウンド
フロント : ハード と エクストラハード・コンパウンド
ウェットタイヤ : フロント、リア共 ハードスペック
■天気
■タイムスケジュール(日本時間)
Friday, 23 October 2009
125 FP1 13:40 - 14:40
MotoGP FP1 14:55 - 15:55
250 FP1 16:10 - 17:10
Saturday, 24 October 2009
125 FP2 10:00 - 10:40
MotoGP FP2 10:55 - 11:55
250 FP2 12:10 - 13:10
125 QP 14:00 - 14:40
MotoGP QP 14:55 - 15:55
250 QP 16:10 - 16:55
Sunday, 25 October 2009
125 WUP 10:40 - 11:00
250 WUP 11:10 - 11:30
MotoGP WUP 11:40 - 12:00
125 RAC 13:00
250 RAC 14:15
MotoGP RAC 16:00
Local Time Zone: GMT +8 hours
■TVオンエア情報
G+SPORTS & NEWS
予選
10月24日(土) 23:00~24:15
10月25日(日) 7:00~8:15
決勝
10月25日(日) 12:45~17:30[生放送]
10月27日(火) 17:00~21:15
10月31日(土) 17:00~21:15
※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
昨年のリザルト
1 : V・ロッシ
2 : D・ペドロサ
3 : A・ドビチオーゾ
4 : N・ヘイデン
5 : 中野 真矢
6 : C・ストーナー
COMMENT
YAMAHA
V・ロッシ
「フィリップアイランドは、ポイントの面で思いがけないプレゼントのようなもの。
そして今、フィリップアイランドと同様に大好きなコースのセパンで最初の‘マッチポイント'を迎えようとしている。
レースではもちろん、どんなことでも起り得る。
でもこのコースは僕との相性がとても良くて、ヤマハのマシンもいつも順調に走ってくれるから、チャンスは十分にあると思っているんだ。
チームはいつも素晴らしい仕事をしてくれているから、それと同じことを今回もやっていけば、きっといい結果が出るだろう。
とは言っても戦いは依然として厳しくて、みんなが集中力とモチベーションを持って志気を高めているから、一瞬も気を抜くことなどできない。
今はそういう時期なんだ。
今回の僕らの一番の目標は、タイトルに少しでも近づくこと。
そのためにできることをすべてやって、あとは日曜日の結果を待つだけ。」
D・ブリビオ、ロッシ・チーム監督
「チャンピオンシップもいよいよ最終段階に入った。
そしてこのセパンが、我々にとってはおそらく最も重要なレースになるだろう。
前回のフィリップアイランドからわずか数日しか経っていないが、水曜日にはもう集中力を取り戻して全力で攻めていかなければならない。
目標はもちろん、タイトル獲得のためにベストを尽くすことだ。
現時点で38ポイントのリードがあるが、作戦は前回のオーストラリアと同じ。
つまり片方の目でタイトルを、もう片方の目で優勝を狙っていくということだ。
誰にとっても最高にエキサイティングな週末になると思う。」
J・ロレンソ
「前回のオーストラリアは残念な結果になったので、すぐにまた次のレースのチャンスが巡ってくることは大歓迎。
怪我はなかったから、万全の状態でレースに臨むことができるよ。
今はもう、チャンピオンのことは考えていない。
目標はランキング2位を獲得することなんだ。
MotoGPデビューからたった2年でランキング2位になれれば、すでに十分に素晴らしいことだし、実際にそれを達成したなら心から喜べると思うよ。
セパンは大好きなコースで、テストでもたくさん走っているからよくわかっている。
レースでの成績もいくつかいい思い出が残っていて、とくに2007年には、ここで250ccクラスのタイトルを決めることができたんだ。
今回はチームも僕も、とにかく順調にウイークを進めていくことを目指していて、最終目標達成のためにできるだけ多くのポイントを獲りたいと思っている。」
D・ロマニョーリ、ロレンゾ・チーム監督
「今回、最も重要なことは、前回のオーストラリアでの残念な結果を克服して、良い状態で戦いに復帰するということだ。
ここセパンでは昨年の冬のテストでいい走りができているので、今回もきっと順調に進めることができるはず。
そしてそれを目指して、チーム一丸となって挑むだけだ。
あと残り2戦となった今、ホルヘのランキング2位獲得を確実にすることがチームの最大の目標。みんなが全力を尽くすことで、今シーズンを最も良い形でしめくくることができるだろう。」
HONDA
ダニ・ペドロサ(MotoGP ランキング4位)
「セパンはすごくいいサーキットで、いつも楽しみにしている。
125ccと250ccで優勝しているし、MotoGPでも優勝したい。
しかし、この数戦のライバルたちの速さをよく知っているので、そう簡単ではないし、厳しい戦いになることは間違いない。
ケーシー(ストーナー、ドゥカティ)との総合3位争いもし烈になっているし、優勝を目指したい。
セパンは湿度が高くて体力的に厳しいサーキット。
先週のフィリップアイランドとはあまりにも対照的なコンディションとなるが、決勝に向けて万全な状態を作り出すために、初日のフリー走行からベストを尽くしたい。」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP ランキング5位)
「セパンは大好きなサーキット。
これまでもいい思い出がたくさんある。
昨年の大会では、MotoGPクラスで初めて表彰台に立つことができた。
今大会もいいレースができると確信している。
先週のオーストラリアGPでは、最終的にバイクのフィーリングがとてもよくなったので、今回は初日のフリー走行から気持ちよく走りたい。
オーストラリアはグリッドの悪さが決勝に影響した。
トップグループで戦うためにもいいグリッドを得なければならない。
セパンはコース幅が広く高速区間の安全性も高い。
MotoGPクラスにとってはすばらしいサーキットだ。」
アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP ランキング7位)
「高速コーナーが多かった先週のフィリップアイランドに比べて、セパンは、今シーズン最も苦手としてきたヘアピンやスローコーナーが多い。
これまでのデータからいえば苦手なサーキットになるが、バイクの状態はよく、どんな走りができるのか、楽しみにしている。
大接戦のランキング争いでも7位にいる。
この激しい戦いも楽しみにしている。」
ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP ランキング8位)
「先週のオーストラリアGPとセパンは、あまりにも対照的なサーキットになる。
フィリップアイランドは最高気温が16℃だったけれど、セパンは35℃まで上がると思う。
タイヤにもバイクにも厳しいサーキットになるし、すべてのフィーリングが変わることになる。
金曜日、土曜日のセッションがとても重要になる。
フィリップアイランドでは、ドヴィツィオーゾ、カリオ(ドゥカティ)、メランドリ(カワサキ)とすばらしい戦いができた。
今週はもっといいレースになることを期待している。」
トニー・エリアス(MotoGP ランキング11位)
「先週のフィリップアイランドは、リアのトラクション不足に苦しんだ。
厳しい戦いになることは予想できていたし、その通りの展開となった。
しかし、セパンはテストもこなしているしデータもあるので、心配はない。
ランキング7位争いが接戦になっている。
残り2戦で7番手に浮上できるようにベストを尽くしたい。」
ガボール・タルマクシ(MotoGP ランキング17位)
「セパンは125cc時代に2度優勝している大好きなサーキット。
今週はいいリザルトを残したいし、そのために先週のオーストラリアGPのデータを徹底的に分析した。
先週のレースは大きな自信になった。
セパンは暑いけれど、いいセッティングを見つけられたら、何も問題はない。」
250cc
青山博一(250cc ランキング1位)
「先週のフィリップアイランドは厳しい戦いになった。
ライバルにポイントを詰められ、タイトル争いも厳しくなったが、今回もベストを尽くすだけ。
マレーシアは得意なコース。
昨年もPPを獲得して2位表彰台に立っているので、今年もいい結果を残したい。
アプリリア、ジレラ勢との戦いは、ますます厳しくなると思う。
とにかく、ベストを尽くしたい。」
ラファエレ・デ・ロサ(250cc ランキング6位)
「先週はすばらしいレースになった。
気持ちよくマレーシアに移動することができたし、今週もいいレースにしたい。
正直、これまではセパンはあまり好きなサーキットではなかったが、大会が終わったときには好きになっていると思う。」
ヘクトル・ファウベル(250cc ランキング8位)
「チャンピオンシップは厳しさを増しているし、トップ10を狙うためにも、ここからの2戦がとても重要になる。
ここは気温が高いレースでエンジンにも厳しい。
ベストな状態で戦えるように全力を尽くしたい。」
ラタパーク・ウィライロー(250cc ランキング14位)
「自分にとってこの大会がホームGPになる。
タイからは、家族はもちろん、大勢の友人たちが応援に来てくれる。
いままでと同じようにベストを尽くし、チェッカーを受けることが目標になることに変わりはないが、フランスGPの5位をしのぐリザルトを目標に戦いたい。」
富沢祥也(250cc ランキング17位)
「セパンを訪れるのは初めてになるが、このサーキットはMotoGPクラスのテストが多く、情報もたくさんあるので、実際に走ってみたらどんなサーキットなのか、すごく楽しみにしていた。
一年で一番暑い大会になると思うし、それがどのくらい暑いのかを知るのも楽しみ。
天気の心配もなさそうなので、とにかく、たくさん走ってコースを攻略して、決勝に挑みたい。」
青山周平(250cc ランキング20位)
「前回のオーストラリアGPはタイヤに厳しいレースだったが、ここもタイヤに厳しい条件がそろうので、接戦になると思う。
気温が高く湿度も高いのでエンジンにも厳しい条件となる。
フィリップアイランドはスタートに失敗して、追い上げるレースになった。
それがタイヤを消耗させた原因の1つにもなったので、今回は予選でミスをしないようにがんばりたい。」