メンテナンス

日曜日の午後、レインスーツのメンテナンスをした。
毎年やっているように、撥水スプレーを吹き付けるだけだが、今年はいつもよりも強力に水を弾く、上級タイプを試してみる。

全体に万辺なくスプレーした後、特に縫い目の部分に念入りに吹き付けておく。
去年、豪雨の中で釣りをした時、かなり染み通ってしまったので、撥水力のより強いスプレーに変えてみたのである。

さて、これでまた一つ、ハイシーズンへの準備が整ったな。代わりに、ラッドステップのウォームスーツをクリーニングに出しに行かなくては。

野池

日曜日、ライダーを観た後、レポートの写真を準備していると、ヒサシからメールが届いた。ブログを更新したから、オレの自慢話を見ろというのだ。

その後の、何度かのメールのやり取りの中で、これから出かける旨を伝えると、「帰りのハスに行くのか？」と、焦って訊いてきた。
本当はコンビニに固定資産税の支払いに行くだけだったが、ヒサシを羨ましがらせてやろうかと、竿を積んで出発した。

帰りのハスを覗くと、多数の車が横付けされていて、沖にはボートが数艇浮かんでいる。これは期待薄だ。

そのまま車を進め、帰りのヒシへ。こちらは誰もいない。

水際に出てみると、冷たい風がビュービューと吹き付け、かなり寒い。この池は水深がないから厳しそうだ。

それでもアシ周りをスピナーベイトで軽くチェック。しかし、やはりというか、予想通りに反応はない。
池を見渡しても、どこにもヒシが伸びてきていないのも気になる。ヒシはどうしちゃったんだろう？ まさか全滅したんじゃないだろうな。

ハーフスピンを底まで沈め、ボトムをトレースしてくる。
プン…プンプン…おお、あるある、底の方ではヒシが少し伸びてきてるゾ…ゴゴン！

「うわっ、フィッシュ！」
ギューーンとロッドが満月に！
これはグッドサイズだぜ。あれ？ でも引きが少し変だな。コイツは…

ラーーーーイ！
ララライ ラララーイ！
雷魚ちゃんでした。50センチくらいの。

いや、でも楽しかった。
サンキュー ライ！

さてと、ホームセンタへ寄って、帰ってレインスーツのメンテナンスでもするか。

うなせん

前回のレポートに登場したウナギのお店「うなせん」について。

秋（9月中旬～11月中旬）には、利根川の天然下りうなぎが食べられるそうで、この秋には、僕も行ってみようと思っています。

下りうなぎは、産卵期に入って丸々と太ったうなぎで、餌をとらなくなるため、独特の錨のような道具で捕えるそうで、そのために身に傷が付き、遠方への輸送ができないということです。まさに現地でしか味わえないうなぎですな～。

このうな重、時価で、3500円～7000円と高いんですが、利根川水域全体で、年に300キロくらいしか捕れないらしいので、まぁ仕方ないかなと。幻の味になる前に、一度味わっておくつもりです。
秋が楽しみだな～。

もっとも、秋がくる前にも、何度か足を運ぶと思いますけどね。
川魚料理　うなせん　(月曜定休)
千葉県香取市小見川5628
0478-82-1804
営業時間11:30～14:00　17:00～19:30

11月～3月は、店主が利根川で撃ってきた鴨料理もあるらしい。
それも狙い目ですな。
また行きますか、腹黒さん。

新商品

昨年から開発を続けてきた新商品がモノになり、この夏の発売が決まった。
先日、パッケージの台紙やシールの印刷のために、印刷所へ出かけていたが、同日午後、今度はフィルムの打ち合わせに埼玉県吉川市に向かった。

新しく作る金型や、加工方法、材質、ロットなど、細部に到るまで詰めていく。納入先は材料にPVCを希望していたが、今は再生ペットに取って変わられているので、そのあたりのすり合わせが僕の仕事だ。

納める相手が大きいと、話し合いも面倒である。
商品の本体、部材、パッケージ、印刷、調達などが別々で、それぞれに担当責任者がいるので、一ヶ所でも変更があると、各々の了解を取らねばならない。
各責任者と話しをする際には、私が製造元の責任者ですというツラをして会っているが、責任者の下に部下は一人もいない。そういうショボいところを見せないようにして、私はプロですからという演技力が交渉の行方を左右する。

フッ、できる男だな、オレって。
さて、作業所で言われたことを、そのまま伝えに行ってくるか！


※写真は今回伺った工場近くの別の会社。めざまし君がいたので撮っときました。ここであの時計を作ってんのかな？

スーツの男

久しぶりにスーツにネクタイで出社した。

すると、社長がとんきょうな声を上げた。
「何だい？ 今日は何かあるのかい？」

会社の近くにあるコンビニでお茶を買った。すると、レジのオバさんが目を丸くした。
「あれぇ、どこかへお出かけですか？」

得意先に行った。ドアを開けて入ると、そこの社員がどもりながら尋ねてきた。
「ど、ど、ど、どうしたんですか、今日は？」

ネクタイをしてるだけで、こんなことを言われる営業の課長って、どんなものだろう。


ちなみに今日は写真のようにレインスーツ。ラッドステップの上下を着込み、長靴を装着しての出勤だ。
雨対策をきちんとしておかないと、今日は大荒れだゾ。

特上鰻重

蔵前にある印刷所へ、新しいパッケージに使う台紙の見積り依頼に出かけた。

昼前に到着したのだが、お昼休み中の看板が下がっていて、誰もいない。ドアには鍵が掛かっている。

やむをえない。12時45分以降にご来社くださいと書かれていたので、近所で食事をしてくることにした。

鰻ののぼりが立っている店を発見。入ってみる。
鰻重の松を頼むと、松は売り切れ、特上ならあるという。仕方ない。少々お高いがオーダーしてみよう。

ところが、この鰻重、すぐに出てきた。
鰻は時間がかかるから、休憩が終わるまでを凌ぐのにちょうどいいと思っていたが、こんなに早く出てきては、あとの時間潰しが大変だ。
それに味も期待できまい。

そんな訳で、ブログを書いて時間潰し。

味？ 予想通りで全然ダメでしたよ。

グリーン車

今日は朝からグリーン車に乗っている。

こう書くと、またヒサシがからんできそうだが、僕がグリーン車を使うときは、それなりの理由があるのだ。

車内で駅弁を楽しみたい時、今日のように大きな荷物を抱えていて普通車では他の乗客に迷惑がかかりそうな時など、明確な理由がある。だから新幹線ではグリーン車に乗る必要性がないのだ。
自分の財力を見せつけたいだけの腹黒い男とは違う。

ところで、腹黒い男のヒサシ、最近はますます増長している。驚くほどの釣果を出して調子に乗っている。
先日、横利根で会ったバサーもおっしゃっていた。「ヒサシさんは最初の頃と比べて随分と腕を上げられた」と。

確かにヒサシは腕を上げた。しかし、それは釣りだけに止まらない。
腹黒い行いは、釣りに輪をかけてレベルアップしている。
まったくもって困った男だ。


さて、黒の話はこれくらいにして、僕は、新幹線ではグリーン車は使わないが、それは東京駅が始発なので、座って帰れるというのも大きい。最も混む時間を外しているのも効いているだろう。
昨日は5月1日から休むと書いたが、社長が、「それなら25日から休んだらどうだ？」と言い出した。どうせ暇だから25日から5月7日まで休んでいいんじゃないかと言うのである。

しかし、そこまで休みをまとめるよりも、初夏の頃に分けて取った方が充実した釣りが出来るだろう。
四月最後の週末は、潮来で釣りしちゃおうと思ってます。

そろそろ

もう四月も中旬、そろそろゴールデンウィークのスケジュールが気になる時期だ。新幹線の指定券もまだ確保していないし…

今年は休日がバラけてしまっているから、どこに休みを入れて、どのように連休を繋ぐかが難しい。

僕としては、広島に帰省するから、出来るだけ一括で長く休みたい。一応、五月一日から六日まで休もうかなと思っていますが…

それにしても、楽しみですな。
四月末の休みは繋がないつもりですが、急ぎの仕事も無さそうだし、潮来へ出かけて、水郷の春を満喫しようかと。広島に帰ってからは、野池のバスの他に、瀬戸内海での釣りを色々と。

そうだ、潮見表をチェックしておかないといけないな。朝マズメや夕マズメと、潮のいい時間が重なる日は、海に行かないともったいない。潮が良くない日のマズメは、当然バスですからな。

やっぱり、休みはウキウキしますな～。

帰社できず

朝から栃木県に来ている。

当初の予定では真岡での納品の後、帰社して、通販の出荷作業をするつもりだったが、宇都宮の学校から呼び出しが入り、急遽そちらに向かうことになったため、定時までに帰社できない。
そのため、通販商品の出荷が一日遅れてしまった。

申し訳ないことである。

腹黒い男

金曜日、ヒサシからメールがきた。
みんなが出かける前日に釣り場を荒そうという企みで、金曜出撃しているのだ。
そして、牛堀は釣れないなどと書いたメールを送ってくるのである。

しかし、その情報はフェイクだった。本当は二桁ものバスを釣り上げていたのだ。
釣れない、釣れないと書かれたメールは、実は最後のところで延々と改行してあり、最後に「トップでは」と書いてあったのだ。
携帯では普通気が付かない。
そうして、翌日の釣りの戦略を混乱させてやろうという、悪意に満ちたメールだったのだ。

僕は善良な人間のため、ヒサシの罠にかかってしまった。ヒサシが釣れないと言っていた場所は避けて釣りをして、完全に外してしまった。
何しろ、ヒサシが16匹も釣っていたと知ったのは、水路でトモに合流してからのことなのだ。

ヒサシに「何で嘘ばかりつくんだ」と問い詰めると、ヤツは高笑い。
「ひゃははははは。メールのずっと下まで読むと、トップでは、と書いてあったでしょう？ 気が付かなかったんですか？ ヒーヒヒヒッ」

どこまで腹黒いんだ、この男は…。