先日から東映チャンネルで「UFOロボ グレンダイザー」がスタートした。グレンダイザーといえば、昔、欧州に輸出され、80パーセントとか100パーセントとか、とにかくとんでもない視聴率を叩き出した伝説的なロボットアニメである。ご多分に漏れず、このアニメもお隣の国でパクリ作品が作られていた。それも恐ろしいほど劣化したパクリ作品が。動画を紹介しておこう。何で後から作ってこんなになるのかね。
しかし、いま見返してみると、オリジナルのほうもこんなものだったかなと思える内容だ。特に牧場での緊張感のないやり取りがイマイチである。
それに兜甲児だ。マジンガーZ、グレートマジンガーに続いての登場だが、いったいぜんたい何をしているのか。TFOという自作の円盤に乗ってチョロチョロ飛び回っているが、そんなオモチャみたいな物で遊んでないでマジンガーに乗れよ、マジンガーに。TFOのチャチなミサイルであれだけ戦えるんだから、Zのドリルミサイルやサザンクロスナイフならミニフォーなんぞ殲滅できるだろうに。
何かイマイチなのはこういうところである。宇宙から強大な侵略者が来ているという、とんでもない事態なのに、みんな呑気なのだ。宇宙科学研究所だか、ここの所員も侵略者の到来を日本政府に伝えることさえしていないように見える。普通ならこういう事態だと、国を挙げて警戒態勢に入るし、Zやグレートの出動も要請されるに違いないのに。
一応、全話録画に入ったが、果たして最後まで録る気が続くか、それが問題だな。
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