東映チャンネルで放送されていたマジンガーZが最終回を迎えた。最終回はミケーネの戦闘獣にZが敗れ、グレートマジンガーが登場する。そのシーンを見ていて、子供の頃、疑問だったことを思い出した。
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それはグレートマジンガーの基地、科学要塞研究所である。この基地の火力が貧弱なのは何故なのかということだ。
マジンガーZの基地、光子力研究所はもともとが光子力の平和的研究の施設に過ぎないのだから、武装がイマイチなのは仕方ない。だが、科学要塞研究所はミケーネとの戦闘に備えた要塞のはずだ。それなのに何故大した武装が無いのか。
科学要塞研究所の所長はグレートマジンガーを作った兜剣造だ。グレートを作れるのだから、当然、光子力エンジンを作れるわけで、グレートに搭載した物より巨大な光子力エンジンを作り、それを要塞の動力源とすれば良いのである。
機動性を求められるグレートではエンジンも小型化するしかないが、要塞ならばサイズを度外視した高出力なエンジンを使用できる。そして、その高エネルギーを使って、グレートマジンガー以上の強力な武器を設置できるはずなのだ。ブレストバーンやサンダーブレークを乱れ打ちするような要塞ならば、ミケーネも容易には近付けない。
戦闘要塞なのに何故そうしないのか?
これが子供の頃の大きな疑問だったのだ。
マジンガーZを作った天才科学者兜十蔵は亡くなっているため、光子力研究所ではZの武器のような強力な物は作れないのかも知れないが、グレートを作った本人がいる科学要塞研究所の武装が貧弱なのはなぜか? 同様の疑問はゲッターロボの早乙女研究所にも言える。
兜剣造、本当に天才科学者なのだろうか?
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