見たか君は2

見たか君は。たなごっち先生の勇姿を。プロの棋士に果敢に挑むその姿を。

素人にはゴッチの棋力がどのくらいなのか、指しているのを見ただけでは分からないが、プロの大盤解説ではかなり出来るような話をしていた。実際に対戦相手のプロを悩ませていたから、相当なものなのかもしれない。

しかし、どうにも褒めすぎのような気がする。
序盤から「さすがは将棋世界の変な酋長、本筋を打つ」とか「これは最強の手です」とか、妙におだてていた。
終盤には「変な酋長として恥ずかしくない将棋です」とまとめてきたのを見ると、もしかしたら物足りない棋力をカバーした解説をしないといけないと気を付けていたのかもしれない。

最後の方では、解説者が「こう打つのは面白くない」と話した通りにゴッチが打ってしまい、一気に詰んでしまった。その際も、リアクション王のゴッチならば、もっとオーバーアクションで崩れ落ちて欲しかったんだけどな。