世界バレー5

古川に来ている。古川といえば、バレーの世界では古川学園（以前は古川商業）という名門校がある。古川駅からすぐなので練習を覗いてみたいが、不法侵入で捕まるだろう。無理だ。

昨日の夜から古川入りし、駅から少し離れたホテル・エクセルイン古川に泊まった。
このホテルはずいぶん前から利用しているが、とにかく安い。1泊3980円。免震なので地震にも強い。宮城地震で大被害が出た時もここはビクともしなかった。その安心感もあって毎回ここに泊まっているのだ。

しかし、今回ばかりは他のホテルにすべきだったか。
写真がホテルの部屋のテレビである。14型のブラウン菅。アナログ放送だ。ということは上下に帯が入り、そこに「アナログ放送は来年終了します」のウザイ案内が出る。ただでさえ小さい画面がさらに小さくなり、12型くらいの極小となる。

世界バレーをこの小さな画面で見なければならない辛さ。普段大画面で見ている分、余計に堪える。豆粒がチマチマ動いている。見ろ、人間がまるでゴミのようだ。

しかし、そんな中でも韓国にしっかり勝ってベスト4に進出したのは良かった。実力差があるので順当といえば順当だが、大事なところではやたらと崩れる選手がいるからそれだけが気になっていた。竹下と山本だ。

大一番でテンパって、狂ったようなトスをしがちな竹下。テンパるから愛称はテンちゃん。でも昨日は大丈夫だった。

大事な試合ではアタックもブロックも機能せず、サーブを外しまくる傾向がある山本。昨日も序盤にブレードを止められ、いきなりサーブミスをした。ヤバかったです。その後は立ち直ったから良かったですが。でも、やっぱり荒木の方が安心だな。

これでベスト4まできた。この先の相手は危険なのが揃っているけど、チャンスがないわけではない。もう一方がブラジルの他どこが出てくるか。アメリカだと苦しいな。イタリアの方がなんとかなりそうだ。

ヤフーのニュースを見ると、もう一方のグループと差がありすぎると言う人がいるが、そんなことはない。素人の意見だな。
向こうは、ブラジル、アメリカ、イタリア、キューバ、オランダ…
こちらは、ロシア、中国、ポーランド、日本、韓国…。
韓国から下の中堅のところに少し差があるが、上位3カ国にはそんなに差がない。キューバとか、今は衰えて昔の力はない。ポーランドの方がはるかに強い。1次ラウンドは確かに楽な相手が多かったけどね。
でも、開催国なのでこのくらいの優位は許される範囲じゃないかな。素直にベスト4を讃えてもいいでしょ。夏の大会では向こうのブラジル、イタリアにも勝ってるんだし。

今日のロシア戦も楽しみだけど、今日もまた極小画面で見ることになるんだよなぁ。何とかならないもんかねぇ。