目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

楽ちんまとめ料理 その2

2009-05-16 09:35:07 | 料理
随分と遅くなりましたが、今回は以前の記事の第二弾。
まとめ料理から私が感じたことを書こうと思いますが、ちとその前に、楽ちんまとめ料理 その1で書き忘れてたことがありました。

パイレックスの保存容器のところで、私が特に気に入ってるものの中に、横長容器と薄型容器があると書いていたと思います。
薄型容器の記述が書き漏れておりましたが(写真では向かって左側の分)こちらは和えものとかお浸しとか作っておくのに便利な容器です。別のボウルで和えておかなくても、この容器の中に切ったものと調味液を入れておけば容器の中でちゃんと混ざっています。
容器の底面積が小さくて高さがあるものでは、調味液の浸かり具合に違いがでて、時々混ぜ返す必要があると思いますが、この容器ではその必要はありません。紅白なます、青菜のお浸しなんかに私はよく利用しています。




茹で野菜なんかは、タッパーウェアの保存容器、こんな細長いのを使っています。
ほうれん草とか小松菜とか、根っこがついたまま茹でて、そのままの状態で長ーく入れておけるのでけっこう便利です。薄い方を二つ、深い方は一つだけ持っています。



保存には袋タイプもありますね。わたしはもっぱら冷凍用に使ってましたが、最近冷蔵保存にも使うようになりました。私の使い方としては、干し野菜を入れて冷蔵庫に保存(一度冷蔵庫にいれずに保存していてカビを生えさせたことがありました。でも、玉ねぎなど何日もかけてカラカラに乾かせたものは茶筒などに入れて常温保存で可能のようですが)あと、有元さんの「つくりおき」の本から、大根葉を細かく刻んで塩をしたものなど。

本によると、食品を入れたあと、出来るだけ空気を抜いてジッパーを閉めることで、だいぶ日もちが良くなるそうですね。それに、煮汁の入った煮物や汁物などこの袋にいれたまま、湯せんにかけて温めると鍋も汚れないし、同時に何個も湯せんできるし、これはかなり使い勝手が良いのかもしれません。と、実はこの記事をかいてから、数日後実際に湯せんする機会がありました。

が! 結果。これはやめといた方がいいと思います。何故かといいますと、ジップロックのジッパーでは不安があって、お湯の中にジャボンと浸けてしまうことが出来ず、その結果お湯の中で倒れないように、手で持ち続けることになります。大きなお鍋ならともかく、直径18センチほどの普通のお鍋だと、袋の端っこがいつの間にか鍋の縁にあたったりして溶けてしまう…。高価なジップロックの袋も、一回こっきりの使い捨てになります。それに手で持ち続けるのも大変(熱いしね(^^;)



そんな心配しなくても、まるでレトルト食品のように思いっきり浸けれる袋があります。コレ↓真空パックにするマシンで。これでやれば市販のパックみたいになってご機嫌です。



わたしが持ってるマシンはイタリア製のこんなの。以前オクで安く買いました。一時期「家庭の魚料理」を読んで影響を受け、購入したのです。著者の丸元淑生さんは去年でしたかお亡くなりになられましたが、健康な食生活を実践されてたお方でしただけに、ちょっと早めの死を残念に思いました。

このマシンは、ビニールの空気抜き以外に容器への空気抜きも可能で、手持ちの瓶に付属の専用蓋をつけて空気を抜いたり(これは試したことありません)他にも専用のオプション容器がたくさん用意されていて、しかしこういったオプション類は日本ではなかなか売られておらず、手に入りにくいようです。袋は洗って何回も使えますので、ロール状にまかれたビニールを少し大きめに切って使う事で、使い回しが可能です。

しかし。
欠点もアリ。

シーリング(袋の底の部分をシールする)した後、すぐに食品を入れて脱気することが出来ないんです。シーリング後はコントロールランプが点灯し(計ったことないけど数分)、このランプが点灯中はマシン操作が行えないのです。なので、ちゃっちゃとやりたくても出来ない。マシンのペースにこっちが合わせないとならんのです。また、脱気中の音ももの凄い・・・。マンション住まいの我が家で夜中にこの音出したら苦情来るかも。結局これが災いして、最近は戸棚にしまいっぱなしになってたんですが、でも脱気具合は市販のと変わらないくらいに完璧なので、これを機にまた使おうと思いました。



で、考えたのがこんな方法。この時間のかかるシーリング操作をあらかじめやっとくのです。袋の幅の大きさは2種類あるので、ロールから適当な大きさに切りはずし、何枚もシーリングしておきます。これで実際に食品を入れる時は、脱気から始めれば良いわけです。何でも先々やっておくのがミソですな~。



脱気した食品は、このまま冷凍庫に入れるとゴロゴロするし、どこに何があるから分かりにくいので、大きいジップロックに種類ごとにまとめて入れています。



なんだかまとめ調理の感想ではなく、私の使っているモノの紹介ばかりになってしまいましたね。

まとめ調理、最近私がよく作っているものを書きならべてみますと、ひじきの煮物、長ひじきのマリネ、そら豆の甘煮、そら豆の和えもの、根野菜の煮物、豆もやしのナムル、人参のピリ辛サラダ、青菜のおひたし、紅白なます、野菜のマリネなどなど。

半調理といいますか、上記以外に茹でただけの青菜や刻んで塩をした野菜、油抜きして細切りした薄揚げや、小口切りのネギなども用意出来るときに用意しときます。

モノにもよりますが、大体どれも3日位保存可能ですので、作った当日に食卓に出し、残りの一回分、ないし2回分を翌々日に使っています。夕食前の時間、必要に迫られて台所に立って慌ただしく作る料理は全然楽しくないけど、自分が作りたいな~って思う時に作る料理は楽しいです。なので、特にまとめ調理の日は決めていません。まとめ調理に所要する時間ですが、昨日を参考にしますと、、2時半ごろ買物から帰り、すぐに台所で下ごしらえやまとめ調理を始め、そのまま夕食時間まで延々料理をしてましたが、3時間半ほどでした。

ここまでやっておくと、次からの食事作りがぐっと楽になります。朝食、うちは最近ご飯が多いのですが、包丁をまったく使わずにできます。味噌汁のだしは冷凍してるいるものを取り出して、中に入れる具は干した玉ねぎ、キノコの醤油味醂浸け、細切り済みの薄揚げなどを使って、お椀にあしらうものは千切りして塩してある大根の葉っぱや刻みねぎ刻みみょうがなど。おかずはまとめ調理の中から何か煮物を一点。納豆をつける時もあります。焼き海苔。それに谷島せい子さんの大根のピクルスを一切れ。(さっぱりするのか夫はご飯の締めにいつも最後にぱくっと食べてます)ここまで、全部冷蔵庫の中のものをお箸で入れるだけ!ひっじょ~に簡単楽ちんです!

ピクルスの代わりにはなはなさんの大根のお漬物をつける時もあります。(大根のお漬物は晩御飯で出す時が多いので、朝は時々です)この時はお漬物を切るのに包丁は使いますが、実は最近大根をつけるときに勝手にひと工夫をしまして、以前は半割にしたものを容器のサイズに合わせて切ってましたが、最近は一回の食事に使う量であらかじめ切っておくんです。うちの場合で半割したものを大体4、5センチくらいかな?こうしておくと使う時にとても便利です。

夕食も楽ですね。作り置きのおかずがあるので、あとはメインになるもの(焼き魚など)が一点あればいいだけですし、こちらもはなはなさんが教えてくださった「タコのやわらか煮」などがあったりすると、もう夕食の支度にまったく手がかからない時もあります。

作り置きのおかずですが、当たり前ですが作り置きなんで冷えてます。が!この冷えてるのがまた美味しい。美味なんですわ~~。以前はきちん暖めなおした方が美味しいかな?と思っていちいち温めてたんですが、物にもよるけど、温めるより冷たい方が美味しいんですわ。ワラビと油揚げなどの煮ものを作ったとき、思いました。作りたて、自分で味見した時は全然美味しくなかったのに、この冷えてるのはけっこうイケる…。嘘みたい。ダンナいわく変に匂いがないからやと申すのですが、確かにそれもあるかもしれんけど、冷えてると味が分散しないのか、ぎゅっと味がしまってる感じがします。

このまとめ調理、うまくまわれば、野菜が豊富な食卓になりますです。

随分長くなってしまいました。最後まで読んでくださった方、有難うございます。
「楽ちんまとめ料理」、また第3段するかも…。
いつになるかは分かりませぬが。