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「心を忘れた科学には幸せ求める夢が無い」(阿久悠)

2007-09-10 | 有無同然




尿管がんのため8月1日に死去した作詞家、阿久悠さん(享年70)を

追悼するTBS系特番「巨星・阿久悠の世界~永遠の歌をありがとう」

(12日後6・55)の収録が6日、東京・赤坂の同局スタジオで行われ、

大きくとりあげられたようですね。

ヒット曲流れる中、お別れ 阿久悠さんを送る会(共同通信) - goo ニュース
「いまだに勝てない」阿久悠さん追悼番組で尾崎紀世彦らが語る(サンケイスポーツ) - goo ニュース
阿久さんありがとう 12日に追悼番組(スポーツニッポン) - goo ニュース
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以下、以前の記事です☆

。。。。。。。。。。

1日午前5時29分、尿管がんのため東京都内の

病院で亡くなった阿久悠さん。

   

日本レコード大賞に
 
 「また逢う日まで」
 「北の宿から」
 「勝手にしやがれ」
 「UFO」
 「雨の慕情」
 
の5作、ほかにも
 
 「ピンポンパン体操」「熱き心に」

など、多くの受賞作をてがけた阿久悠氏 。
 
オリコンによると、
 
レコード類の総売上枚数は
 
6818万枚で歴代1位、
 
22曲がシングル1位を獲得しました。


そんな阿久悠の作詞に、手塚治虫原作のアニメ、

「ミクロイドS」のテーマソングがあります☆

  


黒い悪魔の 陰謀が
恐怖の地球に 塗り替える
心を忘れた 科学には
幸せ求める 夢が無い

※ミクロ ミクロ ミクロ
 ミクロの三勇士
 ミクロイドSが立ち上がる

黒い地球に なる時が
刻々迫って 来るようだ
心を忘れた 科学には
地獄の夢しか 産まれない
※繰り返し

心を忘れた 科学には
幸せ求める 夢が無い
※繰り返し

詞・阿久悠 曲・三沢郷 歌ヤングスターズ

うーん、短い歌詞にすごい内容がおりこまれていますね。

 心を忘れた 科学には
 幸せ求める 夢が無い

 心を忘れた 科学には
 地獄の夢しか 産まれない


うーん、短い歌詞にすごい内容がおりこまれていますね。

  

河原宏(かわはら・ひろし)氏(早稲田大学名誉教授 専攻:日本政治思想史)

は以下のように語っています。

「フランシス・ベーコンは

「実験」とは「自然を拷問して、自白させる方法」と言った。

 実験とは「自然をそのまま自然のあり方に任せておかない」

 ことだが、実験者の精神も「自然の流れに任せてはならず、

 機械の如く」でなければならない。

 自然を機械にかける以上人間も機械にならなければならない

 という主張である。

 その結果、繁栄は頽廃を招き、人間は次第に意志も感性も

 衰弱した機械の如き存在になっている。

 因果は応報を伴う。

 20世紀に原爆を造って以来の科学と人類は、その後の

 日々を絶え間なく原爆に怯えて過ごしているではないか。

 正に直接的「進歩」は終わったのである」
 
  

 
なるほど、確かにモノは豊かになったけど、心は貧しくなって

いるのかも知れません。

さらに河原氏はいいます。


 明らかに科学も永劫不滅の存在ではない。

 「諸行無常」の摂理は科学をも支配する。

 もちろん、同じ運命は、現在、金と力の優越に

 よって強盛をほこる超大国、その他、諸々の

 大いなるものの運命をも支配している。
 
 人間が持ちうる最も宏壮・雄大な歴史観、

 それは「諸行無常」の一語に集約されている。

 人は「奢れる者久しからず」の言葉を、

 情としても理においても否定できないであろう。
 

科学は、情から離れていき、理の面でも不完全であることが

分かってきています。

そんな中、河原氏は情、理、両面での仏教のすごさに感嘆し、

多くの日本人に知られている「諸行無常」の4文字の奥深さを

感じ、語っているのですね。

日本政治思想史と一見、畑違いにも感じますが、ジャンルを

超えた仏教のすごさをまたまた知らされる河原氏の言葉でした。

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1 コメント

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Unknown (中年ニート)
2014-12-06 16:05:47
「心を忘れた 科学には 幸せ求める 夢が無い」
阪神大震災の恐怖直後の、オウムの地下鉄サリン事件の際、真っ先にこの歌の歌詞が頭をよぎった。
最初にこの歌を聞いたのは大阪豊中の小学生時代で8歳の頃だった(オレは間もなく50歳)。
オレは結局大阪府立北野高校に行って大学にも進学したが、北野の手塚治虫大先輩の想いを、阿久悠さんが見事に歌詞に反映して下さった歌だと、今でも思っているし、カラオケでもよく歌いたくなる。
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