幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


自著『第3の幸せ』【60ページ無料プレゼント中】         

長南瑞生氏の新刊『不安が消えるたったひとつの方法』の感想

2018-03-05 | 不安

 


縁あって、長南瑞生氏の新刊『不安が消えるたったひとつの方法』を発売前に読ませてもらいましたので、その感想をシェアしたいと思います。

表紙はこんな感じです。

 

 

 

新刊『不安が消えるたったひとつの方法』は、大手出版会社、KADOKAWA(角川書店)からの出版です。

不安」は、現代における大きな問題のテーマでもあり、哲学でもよく取り上げられます。

実存主義の先駆者キルケゴール(Solen Kierkegaard, 1813-1855)の著作『不安の概念』が特に有名です。


哲学までいかなくても、日常、誰しもさまざまな不安を抱えていると思います。


「プレゼンうまくいくかな」

「無事、たどりつけるかな」

「新しい部署でうまくいくかな」

などなど。


そして不安がやっかいなのは、問題の対象がハッキリしないところでしょう。

「漠然とした不安」という言葉もありますが、不安のほとんどが漠然としたものなのです。

「なんとなく生きづらい」

「なんとなくつまんない」

「なんとなく息苦しい」


といった「なんとなく」ネガティブな気持ちになってしまう元も、不安が大きな要因になっているのかもしれません。


そんな「不安」が消えるってホント? と多くの人が思われるでしょう。

しかも、「たったひとつの方法」とあるのですから、「本当だろうか」と、新たな不安が生み出されたかもしれません(笑)


読んでいきますと、最初から「不安にも2つある」と書かれてあり、これが最後まで非常に重要な意味を持ちます。

2つの不安とは「生活の不安」と「人生の不安」です。


実はこの2つの不安はまったく違います。

まったく違うのですが、その違いを知る人は皆無といっていいでしょう。

ここに大きな問題がありそうです。


そして、この不安に対して

「くよくいよしない」

「自分らしく生きる」

「心の持ちようを変える」

といったその場しのぎの対症療法ではなく、根本解決をするというのですから大変なことです。


『不安が消えるたったひとつの方法』の「はじめに」には


2種類の不安はまったく違うもので、大もとにある一方の不安を断ち切れば、絶対的に変わらない安心を得ることができるのです。

それを知るかどうかが、あなたがこのまま不安に脅かされる人生を送り続けるか、それとも心から明るく楽しい人生を生きられるか、これからの人生の明暗を分ける分岐点になるでしょう。



と書かれてあります。


これは、長南氏が考案したものではなく、世界の四大聖人の一人であるブッダが教えたものです。


仏教と聞くと、難しいイメージをもたれるかもしれませんが、この本では、大変わかりやすく、順番に系統だてて書かれています。

書店に並ぶ、多くの仏教書よりはるかに分かりやすく有益といえましょう。


『不安が消えるたったひとつの方法』を一読した率直な感想は、こうです。

「表紙からは想像できない、とてつもなく深い内容が身近な例を通し、またはしっかりとした根拠をもって、分かりやすく書かれてあって、説得力がある」


ご縁があれば、一度、手にとってみられてはいかがでしょうか。

アマゾンでも購入できます。

 


最後に、『不安が消えるたったひとつの方法』の目次を記しておきます。

はじめに ブッダからの伝言

第1章 不安はどこからやってくるのか
◆豊かでも自由でも、不安が絶えない現代

◆私たちの不安を掻き立てる要因①―変化すること
  能力主義で浮彫りになる無常

◆私たちが不安になる要因②―満足できないこと
  お金で幸せは買えず、進歩の先に満足はない

◆不安をなくす出発点
  不安には2種類あると知る
  世の中の不安解消法のほとんどは、対症療法だった
  『生活の不安』と『人生の不安』にまみれた日々
  ノーベル賞物理学者たちがくれた、不安解消のきっかけ

◆ブッダの教えは人間の苦しみから生まれた
  生きている人の苦しみを根本から解決する教え

第2章 変化を怖がる私たちー不安を解決する鍵
◆不安の始まりは「信じる」こと
  信じるものがあるから、幸せでいられる
  喜びと悲しみは、同じ源泉から湧き出でる
  もらうより、失う苦しみは2倍に

◆絶望的な真理─変わっていく3つのもの
  1つ──「物」形ある物は必ず崩れる
  2つ──「人」出会いの数だけ別れがある
  3つ──「自分の心」好きな人と結婚して最も驚くこと
  すべてを手に入れた人の末路
  信じて裏切られての繰り返しの世の中

◆お釈迦さまが出家前に気づかれた大問題
  「さとり」と「気づき」の違い
  ブッダが発見した、すべての人が幸せになれる真理

第3章「何をやっても満たされない」という心の病
◆全人類がかかっている、心の病の告知
  明確で、対処可能な『生活の不安』
  ぼんやりとして、とらえどころのない『人生の不安』

◆なんのために生きるのか?
  「心の病」の兆候とは
  『人生の不安』を無視するとどうなるか

◆滝壺へ向かう屋形船の中で
  あなたの不安が消えない本当の理由
  世界的な文豪も気づいた心の闇

第4章 心の闇が晴れたら、どんな世界に出るのか
◆全人類のただひとつの行動原則は「幸福」
  幸福のパラドックス
  あらゆる不安の根っこを断ち切る

◆お釈迦さまが教えてくれる本当のあなた
  変化を続けながら流れ行く永遠の生命
  未来永遠苦しめる闇とは

◆一瞬で晴れわたる時
  想像もできない広くて大きな喜び
  絶対に崩れることのない幸せ
  人生の最終目的地がハッキリする
  有ってよし無くてよしの大満足

◆何があってもゆるがない大安心
  変わり通しの世界で唯一変わらないものとは

◆ブッダの教えの目的は、徹底した根本治療
  生きている時に究極の幸せになれる教え
  「死ねばどうなるか」の不安が一切なくなる
  仏のさとりを得る最短コースとは

第5章 臨終に直面する、人生の秘密
◆生きることは、死に近づくこと
  死に直面すると出てくる、不安で真っ暗な心

◆あなたはどれくらい無常を感じますか?
  自分が死ぬとは思えない
  死が怖くないという人の心の中は?
  自覚症状が出た時には手遅れ

◆死の不安が感じられない原因
  「死は受け入れられる」と思っていた人の最期

◆医学でも消せないスピリチュアル・ペイン
  誰もが最期にする後悔
  臨終に目隠しがとられて初めて見る風景
  子を思う親からの必死の警告

第6章 一切の不安が消える、たったひとつの方法
◆不安の根本を消す、たったひとつの方法
  苦しみの形が違う人のために様々な教えが説かれている
  どのコースでも結局は同じところに行き着く?

◆たくさんの教えを説かれたブッダの本心
  お釈迦さまが修行を教えられた本当の目的

◆あるがままで、幸せになる
  人はみな、煩悩(ぼんのう)の塊

◆人は不安によって本当の幸せになる
  地位も名誉も愛もお金も持った王子さま
  美女を追いかけて親友を殺された青年
  8歳で天涯孤独になった少年
  最高権力者に愛された美少女の告白

◆想像以上に早く過ぎ行くあなたの人生
  短すぎるほど短い人生に、もたらされる真の救い

おわりに ~不安はブッダからの贈り物

 

さらに詳しくはコチラをご覧ください。

↓↓↓

http://true-buddhism.com/item/fuan/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。