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「努力しても天才には勝てないのか?」
このことは、昔からいろいろ論じられてますね。
おおむね「どんなに頑張っても天才には勝てないのだ」という風潮を感じます。
ところが
アメリカのペンシルバニア大学で研究では
「努力は天才に勝る!」
という結果が出たそうです。
この研究調査は、ペンシルバニア大学の8年生(日本の中学2年生に当たる)の生徒140名を対象に行われました。
・生徒自身 self-reports
・教師 teacher reports
・親 parent reports
のアンケートで自己管理能力(自己鍛錬の度合い・self-discipline)を調べたり、
・学業成績
・難関校への入学試験結果
・授業の出席状況
などを分析したところ、
自己鍛錬をしている生徒は、
より高いGPAを出し、
テストの点数も高く、
難関校の入試にも合格しやすかったそうです。
※GPA (= Grade Point Average)とは,アメリカ等の大学で導入されている成績評価システム。
日本の大学では、従来,優(A)、良(B)、可(C)、不可(D)で成績を評価をしてきた。それに対してGPAでは,それぞれの教科の単位数と成績を基に指標を提示する。不可の科目の点数も加算されるため,これまでとは違った学生の評価が得られる。
詳しくはコチラ
そして、
自己鍛錬している生徒は、
学校の欠席も少なく、
宿題もきちんとこなし、
テレビを視る時間も少なかったそうです。
(これはまあ、そうでしょうね)
さらに調査したところ、
学業成績は、
IQの高さより、
自己鍛錬の有無のほうが、
強い相関関係が認められたとのことです。
また
IQが高い生徒より
自己鍛錬できている生徒の方が
成績の伸び率も高かったようです。
IQの高さ(いわゆる天才)よりも
自己鍛錬の有無(いわゆる努力の有無)
の方が大事なのですね。
※詳細なデータはコチラ(英文ですが(^^;
※原文はコチラ
たとえば、
よく「天才」といわれるイチローですが、彼は、ものすごい努力家です。
だから安易に「天才」といわれることを嫌います。
まさに「自己鍛錬」をもくもくと続ける人で
体調管理には人一倍気を使い、
バットやグラブなどの道具を大切にし、
試合前には誰よりも早く球場入りし、
入念なストレッチを繰り返します。
そんなイチローの名言をいくつか紹介しましょう☆
『努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う』
『ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道』
『できなくてもしょうがない」は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません』
『前向きに食事をし、前向きに買い物をした。何事も前向きに行動することが可能性を生む』
『結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる』
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今、979部(^-^)/
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