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天才に勝つ努力(ペンシルバニア大学の研究結果) イチローの名言

2010-06-14 | 因果の道理

「努力しても天才には勝てないのか?」

このことは、昔からいろいろ論じられてますね。

おおむね「どんなに頑張っても天才には勝てないのだ」という風潮を感じます。


ところが

アメリカのペンシルバニア大学で研究では

「努力は天才に勝る!」

という結果が出たそうです。


この研究調査は、ペンシルバニア大学の8年生(日本の中学2年生に当たる)の生徒140名を対象に行われました。


・生徒自身 self-reports

・教師   teacher reports

・親     parent reports

のアンケートで自己管理能力(自己鍛錬の度合い・self-discipline)を調べたり、


・学業成績

・難関校への入学試験結果

・授業の出席状況

などを分析したところ、


自己鍛錬をしている生徒は、

 より高いGPAを出し、

 テストの点数も高く、

 難関校の入試にも合格しやすかったそうです。


 ※GPA (= Grade Point Average)とは,アメリカ等の大学で導入されている成績評価システム。
 日本の大学では、従来,優(A)、良(B)、可(C)、不可(D)で成績を評価をしてきた。それに対してGPAでは,それぞれの教科の単位数と成績を基に指標を提示する。不可の科目の点数も加算されるため,これまでとは違った学生の評価が得られる。

  詳しくはコチラ


そして、

自己鍛錬している生徒は、

 学校の欠席も少なく、

 宿題もきちんとこなし、

 テレビを視る時間も少なかったそうです。


(これはまあ、そうでしょうね)


さらに調査したところ、

学業成績は、

 IQの高さより、

 自己鍛錬の有無のほうが、

強い相関関係が認められたとのことです。


また

IQが高い生徒より

自己鍛錬できている生徒の方が

成績の伸び率も高かったようです。



IQの高さ(いわゆる天才)よりも

自己鍛錬の有無(いわゆる努力の有無)

の方が大事なのですね。


 ※詳細なデータはコチラ(英文ですが(^^;



 ※原文はコチラ



たとえば、

よく「天才」といわれるイチローですが、彼は、ものすごい努力家です。
だから安易に「天才」といわれることを嫌います。

まさに「自己鍛錬」をもくもくと続ける人で

 体調管理には人一倍気を使い、

 バットやグラブなどの道具を大切にし、

 試合前には誰よりも早く球場入りし、

 入念なストレッチを繰り返します。


そんなイチローの名言をいくつか紹介しましょう☆



『努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
 努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う』


『ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道』


『できなくてもしょうがない」は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません』


『前向きに食事をし、前向きに買い物をした。何事も前向きに行動することが可能性を生む』



『結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる』


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 今、979部(^-^)/


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