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こんにちは。
箕面こどもの森学園でのデキゴト 中学部
という記事を、優しい方から教えてもらって幸せな筬島(おさじま)です☆
哲学と聞くと「難しそう」「実用的でない」「言葉遊び」というネガティブなイメージの方が強いかもしれませんが、哲学って簡単にいえば、「そもそも」を考える学問なんですよね。
例えば
もっと楽しみたい!
もっと癒されたい。
もっと儲けたい。
もっと自由になりたい。
いま不安なの。安心がほしい。
ということを思ったり、考えたり、口にしたりすることはありますよね。
そんな時「そもそも幸せって何かな?」と考えるのが「哲学する」ってことですね。
だから、実用的でない云々というより、そもそも大前提としてあるものってことで、根っこにある部分なんです。
日頃は、目に見えやすい花や実、せいぜい、幹とか枝とか葉っぱくらいまでしか見ないけど、そもそも根っこが腐ってたら木全体が危機になります。
その根っこの部分を取り扱うのが、哲学とか本来の宗教の受け持ちなわけです。
それで、箕面こどもの森学園の中学生の皆さんが「しあわせ」について哲学するってことは、「そもそも幸せってなんじゃろ」と考えるとても良い機会だったのだと思うのですね。
中学部の6人とManabeeプログラム受講者4人(チーム:ぽん酢しょうゆ)、計10人で「幸せについて」じっくり対話をしました。
ということでこの記事は始まっております。
そして
水が自由に飲める幸せ、戦争や犯罪がない幸せ、受験が終わった幸せ、手足を伸ばして眠れる幸せ、回転寿司で回ってないネタを注文する幸せ、など、多彩な幸せがありました。
という話になり
「世界がもし100人の村だったら」を紹介し、折に触れて「幸せ」について考え続けてほしいと伝えました。
というメッセージが伝えられていました。
ちなみに、この「世界がもし100人の村だったら」はとてもいい本ですね。
愛読書の一つです。
さらに、この記事には、こう書かれてありました。
「幸せとは?」という幅広いテーマだったのですが、子供たちの様々な鋭い意見に感銘を受けました。
特に、子供たちがフィリピン研修の経験について話してくれたことが心に残っています。
現地では生活環境が限られている中で過ごして苦労することもあった一方で、ある子が「生活は豊かでなかったけれど、フィリピンの人たちは心に余裕があるように見えた。」と教えてくれた時、私はハッとしました。
しばしば耳にする「生活は豊かになったけど、人は幸せになったのだろうか」という問題。
これとても大事ですね。
昨日も、このことに関する記事を書いて、ちょっと(かなり)堅めの記事だったので、そんなに人気記事にはならんだろうなーと思っていたのですが、
それなりの反応があって、よかったなと思っています。
「幸」の字の語源と、日本人の多くが感じている「相対的貧困」の正体とは という記事です。よかったら、読んでみてください。
感想、コメントなどいただけるとなお嬉しいです(^-^)
ではまた。