幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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キム・ヨナが「優勝後遺症」 親鸞会講師のブログ

2010-03-27 | 有無同然

こんにちは、親鸞会講師の筬島です。


《キム・ヨナが「優勝後遺症」?トリノ大会を前に戦意喪失も》

という記事が載っていました。
以下、その抜粋です。

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 韓国のキム・ヨナ選手がバンクーバー五輪制覇後、トリノ世界選手権大会に向けた練習で「優勝後遺症」に悩まされていることが明らかになった。オーサーコーチがAP通信を通じて明かしたもので、世界選手権大会に参加する動機が見つからず、数日間練習に消極的だったそうだ。

 韓国メディアは「キム・ヨナが優勝後遺症」「キム・ヨナが意欲喪失」「キム・ヨナの迷い」などと、続々とこの話題を報じネット上の関心を集めた。
 
 キム・ヨナ選手は今までオリンピックを最後の舞台と語っていただけに、五輪舞台を華やかに飾った後で襲ってきた肉体的・心理的な疲れに悩まされているようだ。これについてオーサーコーチは「オリンピックに出場した選手はだれもがこのような後遺症を味わう。時間が必要である」と、自身の経験をもってキム・ヨナ選手を励ましたそうだ。

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『なぜ生きる』という本の一節を思いおこします。


 ボクシングの鬼塚勝也選手は、平成四年、ジュニアバンタム級世界チャンピオンに
なりました。頂点に立ち防衛もしましたが、充足感は得られず、ずっと最後まで、求
めているものが求まらない「くり返し」だったと、告白しています。
-87-
|  少年の頃、世界チャンピオンはスーパーマンみたいな存在やと思ってきた。
| 俺にとっては神様に近い存在ですよね。凡人の俺が、そんな凄い場所に辿り 
| つくことができたら、いったいどんな凄い人間になれるんだろう。そのこと 
| だけを励みにここまで頑張ってきました。                
|  しかし、試合に勝ってはみたものの、あるはずのものが何もないんです。 
| 「エッ、何なのこれ? なんで、何もないんや」「いや、次勝てばきっと 
| 何かが得られる」そう信じて、次から次へと試合を積み重ねていきました。 
| だけど何も残らない。                             
|  試合が終わった夜は、生き残れた実感と自分が探し求めたものが何もなか 
| ったという寂しさで発狂しそうになりました。俺は常に素直に飛び跳ねる自 
| 分でおりたいのに、充足感がないから、「何でや?」という思いばかりが虚し 
| く深まっていく。最後の試合までずっとその繰り返しでした。           |
|              (『週刊文春』平成六年十一月) |

 多くのスポーツ選手が、大きな目標を達成したのに、何も得られず幻滅の深い傷を
残していると、競争の研究で知られるA・コーンは発見しています。夢みられた夢と、
実現された夢とのあいだには、無限の距離があるようです。



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「夢みられた夢と、実現された夢とのあいだには、無限の距離がある」

本当の幸せは一体どこにあるのでしょう?


■関連

無碍の一道に出でよ|『歎異抄』第七章の仰せ|浄土真宗 親鸞会
http://www.shinrankai.or.jp/b/shinsyu/mugeno-ichido01.htm"target="_blank"

キム・ヨナが「優勝後遺症」?トリノ大会を前に戦意喪失も(サーチナ) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100324-00000058-scn-spo"target="_blank"

「浄土真宗親鸞会の講師?なにそれ?」の疑問に親鸞会の講師がお答えいたします。 - 親鸞会-講師が発信する仏教から見た最新ニュース(グーグーパンダ)
http://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/e/e266f04bd81ba588f0e0365f25395e5e"target="_blank"


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