幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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ネトゲ廃人とは?

2009-06-25 | 人生の目的
最近“ネトゲ廃人”なる言葉があるそうですね。
ネーミングを聞いただけで、ゲゲッて感じです。
ずばり、以下のような記事がありますので、ちょっと紹介します。

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<ネトゲ廃人>【1】バーチャルに生き、現実世界で生きられない人、増える
6月24日14時32分配信 毎日新聞

寝食も忘れてインターネットのゲームにのめりこみ、
学校や職場に行けなくなる人たちが現れ始めた。
現実で生きることを放棄した彼らは、
「ネトゲ廃人」と呼ばれる。
廃人がひしめくバーチャルな世界で、何が起きているのか。【山本紀子】


1カ月、風呂に入らなくても平気だった。
大学には通わず、電話にも出ない。
料金未納でガスも止められたが、不自由と思わなかった。
狭いアパートで、ベッドとパソコンの前を移動するだけ。
血行が悪くなり、冬は足や手の指にしもやけができて痛かった。

神奈川県の男子大学生(22)は、地方の国立大に入学した18歳の夏休みから、
ネットゲーム「ファイナルファンタジー11」(FF11)に夢中になった。
1人暮らしを始め、厳しい親の目がなくなったのがきっかけだった。
1日4時間が10時間、20時間と伸び、外の世界には関心がなくなった。
食パンをかじり牛乳を飲む日々で、52キロだった体重は46キロまで落ちた。

FF11は、魔物がはびこる中世の世界で、自ら主人公となって敵と戦うゲーム。
ネット上で見知らぬ人とチームを組んで挑む。
勝てば攻撃力や防御力が増してレベルが上がり、さらに強い相手と対戦できる。

敵はいつ画面に現れるのかわからない。
「仲間どうしで交代で眠って、出現を待った。勝てば達成感があった」。
何度打ち負かしても、さらにハイレベルの魔物が現れる。
ネットゲームの世界に終わりはない。
廃人同様の生活を送るようになって3年たったある日、疲れ果て、宝探しと戦闘に
明け暮れる日常が楽しく思えなくなり、ログインをやめた。
以来、FF11の画面を開いたことはない。


「ゲームにはまった本当の原因は自己嫌悪。
 第1志望の大学に挑戦しなかった自分が嫌だった。
 ゲームをしてれば何もかも忘れられた」。


今春、実家近くの別の大学に通い始めたが、卒業後が不安だという。

「膨大な時間を損した。若者が勉強もせずゲームばかりしたら、
 まともな勤めはできない。ネトゲ廃人が増えたら社会の損失でしょう」

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なるほど、これはちょっと大変ですね。

ここで注目は、ゲームにはまった本当の原因。
こう書かれてありました。


「ゲームにはまった本当の原因は自己嫌悪。
 第1志望の大学に挑戦しなかった自分が嫌だった。
 ゲームをしてれば何もかも忘れられた」。



自己嫌悪から自己忘却へ、
よくあるパターンかも知れません。

「なぜ生きる」
には次のように書かれてあります。




『なぜ生きる』63万部突破!!(1万年堂出版)
http://www.10000nen.com/book/naze/naze50.htm"target="_blank"

「どんなときが一番楽しいか」と聞かれたら、趣味に熱中しているとき
 あげる人が多いでしょう。
 たとえば水泳で記録に挑戦する、チェス大会で相手の動きを読む、
 足を踏みはずさぬよう気をつけてロッククライミング、などです。
 こういった状況では神経が一点に集中し、この危機をどう乗り切るか、
 どうやって勝つか、〝目の前のこと〟しか考えていません。

「あんなひどいことを言われた」
「上司から叱られた」
「嫌いな人と今日も会わねばならない」

などの、もやもやした感情に煩わされないのです。
あれこれ考えず流されるのが、最高の幸せと感じる人が多いから、

「無知は至福なり」

の諺まであるのでしょう。
趣味や生きがいの喜びは、欲望を満たす快感と同質で一時的なものですから、
楽しいひとときが終わってしまえば、

嫌な宿題、
やり残した仕事、
たまった家事と、
つまらない現実に逆戻りです。

有名なテニス選手が、コートの外では気難しく、
つきあいにくいといわれたことも、
絵を楽しんで描いていたピカソが、筆を置いたとたんに
不機嫌になったといわれるのも、そのためでしょう。

ラッセルが『幸福論』で

「道楽や趣味は、多くの場合、もしかしたら大半の場合、
 根本的な幸福の源ではなくて、現実からの逃避になっている」


と言っているように、
「趣味に熱中する楽しみ」とは、苦痛を一時的に忘れる時間つぶしといえる
かもしれません。
飲んだ酒に酔っ払っている間だけ、借金を忘れて気持ちよくなっているのと、
似たようなものでしょう。

それでも、
「生きる意味なんか考えたって、暗くなるだけ。好きなことに
 没頭して、しばらくの間でも楽しめれば、十分だ」

どこからかこんな放言が聞こえてきます。
「趣味や生きがい」を「酒」にたとえるならば、
「酒ほどおいしいものはない。酒がなくて、なんの人生か。酒飲まぬ馬鹿」
と言うのと同じです。

 ところが逆に、「こんな面白い人生に、なんで酒やタバコが必要なんだ」
と笑う人もいるのです。
今の人生を満喫できれば、苦しみやさびしさをごまかす努力は、いりません。

「なんと生きるとは素晴らしいことか!」人生の目的を達成すれば、
現在の一瞬一瞬が、かの星々よりも光彩を放つでしょう。



やっぱり問題は根本から解決せねばなりませんよね。



<ネトゲ廃人>【1】バーチャルに生き、現実世界で生きられない人、増える(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090624-00000009-maiall-soci"target="_blank"
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http://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/e/c012dd5aba4652fdfbbd4794dd355e69"target="_blank"


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