幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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歌詞に「酒と麻薬」がはんらん=ラップでは8割に登場-米

2007-11-12 | 人生の目的
      歌詞に「酒と麻薬」がはんらん=ラップでは8割に登場-米 (時事通信) - goo ニュース

アメリカのラップの約8割に、「酒と麻薬」にからんだ内容をふくむ
歌詞が登場するそうです。。

以下はその記事です。

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歌詞に「酒と麻薬」がはんらん=ラップでは8割に登場-米
米ピッツバーグ大学医学部の研究チームは10日までに、米ヒット曲の33%にアルコールや麻薬に絡む歌詞が登場するとの調査報告を発表した。その大半が利用に伴う陶酔感を肯定する内容で、子供への悪影響を懸念する声もある。

 調査では、2005年にヒットした279曲の歌詞を分析。ジャンル別で酒や麻薬絡みの歌詞の登場比率を見ると、若者に人気のラップでは77%に上った。一方、かつて「反社会的な若者文化」とされたロックはやや保守化したのか、14%にとどまった。このほか、カントリーは37%、ポップスは9%。

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これは生きづらさの反映でしょうか。
なぜ生きる』という本には次のように書かれています。

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「どんなときが一番楽しいか」と聞かれたら、趣味に熱中しているときを
あげる人が多いでしょう。
たとえば水泳で記録に挑戦する、チェス大会で相手の動きを読む、
足を踏みはずさぬよう気をつけてロッククライミング、などです。
こういった状況では神経が一点に集中し、この危機をどう乗り切るか、
どうやって勝つか、”目の前のこと”しか考えていません。
「あんなひどいことを言われた」
「上司から叱られた」
「嫌いな人と今日も会わねばならない」などの、もやもやした感情に
煩わされないのです。
あれこれ考えず流されるのが、最高の幸せと感じる人が多いから、
「無知は至福なり」の諺まであるのでしょう。
趣味や生きがいの喜びは、欲望を満たす快感と同質で一時的なものですから、
楽しいひとときが終わってしまえば、嫌な宿題、やり残した仕事、
たまった家事と、つまらない現実に逆戻りです。
有名なテニス選手が、コートの外では気難しく、つきあいにくいと
いわれたことも、絵を楽しんで描いていたピカソが、
筆を置いたとたんに不機嫌になったといわれるのも、そのためでしょう。

ラッセルが『幸福論』で「道楽や趣味は、多くの場合、もしかしたら大半の場合、
根本的な幸福の源ではなくて、現実からの逃避になっている」と言っているように、
「趣味に熱中する楽しみ」とは、苦痛を一時的に忘れる時間つぶしといえるかも
しれません。
飲んだ酒に酔っ払っている間だけ、借金を忘れて気持ちよくなっているのと、
似たようなものでしょう。

それでも、「生きる意味なんか考えたって、暗くなるだけ。
好きなことに没頭して、しばらくの間でも楽しめれば、十分だ」
どこからかこんな放言が聞こえてきます。

「趣味や生きがい」を「酒」にたとえるならば、
「酒ほどおいしいものはない。酒がなくて、なんの人生か。酒飲まぬ馬鹿」と
言うのと同じです。
ところが逆に、「こんな面白い人生に、なんで酒やタバコが必要なんだ」と
笑う人もいるのです。
今の人生を満喫できれば、苦しみやさびしさをごまかす努力は、いりません。

「なんと生きるとは素晴らしいことか!」人生の目的を達成すれば、
現在の一瞬一瞬が、かの星々よりも光彩を放つでしょう。

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依存症的な一時の快楽でなく、「自分自身が幸せ」な状態を手に入れたい

ものですね☆

 

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