マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

金が暴落する?それで?

2010年09月09日 18時45分13秒 | ひとりごと
読者の一人から鬼塚さんの新著「金は暴落する」をいただいた。時間がなく全部は読んでいないが、2011年から2012年に金が暴落する。ワンワールド=ロスチャイルドが新しい金本位制の通貨を流通させ、金は売買を禁止される・・・みたいな話である。
鬼塚さんのことだからたぶんそのようになる可能性は高い。
しかし、前著、「金の価格の裏の裏」で驚かされた事を思うと、私の金に関する興味は現在ではあまり大きくない。正直「下がるのなら下がればいい」である。
いずれにしても世界の金融界はロスチャイルド一族が支配しており、世界の富の大きな部分を彼等が握っているのは間違いないだろう。

結局、鬼塚さんはどちらかというなら反ロスチャイルド陣営に属するわけで、それの反対はロックフェラー陣営になる。では、世界はその二つのどちらかの属さざるをえないのか?
いいや、違うのだ。その二つとも一神教のユダヤ・キリスト・イスラム勢力なのである。つまり、一神教のなかの八百長戦争なのである。
早い話、我々はその両者の争いに巻き込まれながら、自分たちはそのどちらかに加担するしかないと思っていたのである。
しかし、もうひとつの選択肢が多神教、ツランなのである。

ツランはなぜ誰にも気づかれず古代から現在まで脈々と生き続けたのか?
それは、スキタイもヒッタイトもフン族も、匈奴もそしてジンギスカーンも表に出るのを嫌ったからで、一神教勢力とは根本的に価値観が違うのである。国家という枠にはとらわれないのだ。
ツランは戦いに負けても決して滅びない。国がないのだから・・・。負けたふりをしては後退し、敵が追ってこないところまで引いて力を温存するのである。つまり、匈奴もフン族もモンゴル帝国も清国もいまだに血統を維持し、今でも世界に君臨しているのである。ただ表に出ないだけである。
閉じ込められた神はワンワールドたるロスチャイルドやロックフェラーの戦争とは無縁の世界で今でもスキタイ方式を維持している。
彼らスキタイの力の源泉は血流であり、古代から現代まで絶対のルールが守られているのだ。それがお種理論であり、そのお種が混じっているヨーロッパの王族は今でもそのルールから逃れることは出来ないのである。
お種のルールは、ある地域の支配を指定された者は永遠にその血流の正統な継承者によって維持されると言うことであり、これは絶対に男系なのである。男系でなければならないというのがルールである。
お種理論を発表した時はほんの思いつきだったが、いまはそれが確信になりつつある。

さて、何が言いたいのか?つまり、金が暴落しようが暴騰しようが、我々にはあまり関係ないのではないかということなのである。確かに世界の金融界は大騒ぎするかもしれない。しかし、世界最強通貨である円が影響を受けるとは思えない。もうすぐ円と元が世界を席捲し、アジアが世界の中心になるのだ。ドルが信認を失うとも、ユーロが立ち行かなくなろとも、世界はもうそれらを必要としなくなるである。八百長戦争に明け暮れているうちにワンワールド勢力はお互いの消耗戦で傷つき、うかつにもツランの力を見逃していた。
911が誰の仕業かを私は断言しないが、少なくとも私はそれがワンワールド没落の終わりの始まりだったと考えている。見えない敵と戦っているうちに彼等は完全に富を吸い取られてしまった。
日本は古代から良い格言を知っている。「負けるが勝ち」である。頭を下げ、すいませんと言いながら、知らないうちにこちらのペースに持ち込むのである。スキタイの戦法は逃げるふりをしながら自分の領域に呼び込み、そして殲滅させるのである。ワン・ワールドが最終戦争を仕掛ける時は彼等が滅びるときである。その時が近づいている事は間違いないのだろう。