世の中ゴールデンウィークに突入しているというのに、暇な木馬に年中へばりついている私には、ピンとこないというか、関係ないというか。こういうことだから1年が経つのが早くて、「きっと地球は自転が狂ってきて昔より一日が早いんだよ」と本気で考えるようになり、大顰蹙をかっている私です。
ところで今日は何の日?え?天皇誕生日?違う?みどりの日?違う?昭和の日?そうなんだって!
そんな今日、外を見ても店の中を見渡してもガラーンとして、なんだか時間が止まったような、子供の頃よく遊んだ双六で一回お休みのようなそんな気分になり、またまた新川界隈をカメラ片手にポクポクと散歩。
ついこの前まで雑草って目の仇のように、ふんずけたり、除草剤をまいたり、と厄介者のように苛めていたが、カメラを持つようになり、その物言わぬ小さな命が、人間社会に邪険にされても、虐げられてもたくみに適応して生き続けている姿を見るにつけ、少しばかり見直すようになり、そうすると違った美しさに気付くようになったのです。
今日は黄色の花です。
左は蛇イチゴ、名前は恐いが、立ち枯れた雑草の中に芽生えた緑に囲まれていると、まるで森のお姫様のように可憐に見えた。そのうち赤い可愛い実をつけるのだ。
右はマツヨイグサ、そうそうあの月見草の仲間で、太宰が冨獄百景で書いていた「冨士には月見草が似合う」の花でもあり、竹久夢二が詠った「宵待草」の仲間だ。
儚い命で朝綺麗に咲いていても 夕方にはオレンジ色に変色して萎んでしまう。
それだからだろうか、寂しい印象を人に与える花なんだなぁと思う。
話はコロッと変わるけど・・
木馬の過っての仲間が 姫路で喫茶店をオープンした話は前に書いた。
夕べの事、月一の割合で姫路から営業にこられるY田さん、顔はいかついし言葉は播州弁でおまけに早口でよく聞き取れないけど、江津に数ある喫茶店の中で木馬を選んでくれて、そしていつもお土産持参できてくれることには感謝している。
そのY田さん、私に何時ものように「一人暮らしは寂しかろう。いい人を早く見つけたら?」と決してもてないんじゃなくて身持ちが硬い私をそそのかす。
「もうこの年になったら、再婚するなら絶対にお金持じゃないと私が心からお世話できないよ、そんな人が姫路にいたら探してください。」
そんなバカ話をしていたらふと、「みんと」の事思い出した。
「そうそう 姫路に帰ったらここに行ってくれる?」と地図を見せた。
「ここ?あ知ってるよ、会社からの近いよ。」
そんな話で「じゃ気をつけて帰ってね、また来月お待ちしてます。」
で別れた。
今日の午後 「もしもし ママさん、いろいろありがとうございます。」なんとみんとちゃんの声。
木馬経由ーみんと お客第一号でした。
もう 伝書鳩みたいなお方。
みんとちゃん、Y田さん人は悪くないんだけど、シモネタが大好きだから、適当にお話してくださいね。
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