ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

<「大いなる陰謀」を観る>

2008年04月21日 | 映画の事

監督:ロバート・レッドフォード
出演:トム・クルーズ、メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード
2007年 / アメリカ

<ストーリー>

“対テロ戦争”を掲げ、大統領選へと野望を抱く上院議員(トム・クルーズ)。その裏に巨大な陰謀を感じ取ったジャーナリスト(メリル・ストリープ)は、議員との会話の中から彼の隠す真実を暴こうと画策する。一方、アフガニスタンで対テロ戦争に命をかける若者たちを誇りに思いながらも、戸惑いを感じていた大学教授(ロバート・レッドフォード)がいた。それぞれの思惑が一つに繋がろうとしていたとき、何も知らずに戦場へと向かう若者たちの未来が、大きな陰謀の渦に巻き込まれようとしていた――。

 久々に 今話題の映画が、場末の映画館にかかっていた。
これはいかざなるめぇ、というわけで、暇なトンボを誘って観にいく。(誘うと奢ってくれるし・・いつもありがとうございます。)

で 私なりの映画評はというと、う~ん 難しい。
何のために戦い、誰のために死ぬのか、無関心こそが罪。これが映画のテーマだと思う。政治、報道、教育という異なる世界の人間を通して、対テロ戦争を会話で検証する。がしかし今まさに大統領選挙前のこの時期、レッドフォードならはっきりと意見を述べてもいいはずでは。「この戦争は間違いだったと。」

私も今日は 改めて自分自身というか、私のしていることが、人にとっては迷惑な事なのではないか、自分がよかれと思って起こした事が、ありがた迷惑だったんじゃないかと考えさせられる事があったので余計に、重たい気分で観てしまったかも。

しかしロバートレッドフォードは年取ったね、「アンカーウーマン」から観てなかったけど、益々顔ががんもどきのようになっていた。
これは少しショック。

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晴れ 17℃

<帳尻合わせの営業日につらつら考える。>

2008年04月20日 | 四方山話
 ついにやった!未知の領域に足を踏み入れた!
といっても まぁそんな大袈裟なものじゃないんですけど・・

先週NHKの「スタジオパークからこんにちわ!」に 岡本信人が出ていた。
そして日本全国に雑草として群生している、野草を天麩羅にして食べていた。
竹内陶子アナはピーピー豆を食してた。男性アナはどくだみを食べていた。
そして二人とも「美味しい、美味しい」を連発していた。

早速 新川沿いの綺麗どころを摘んできた。(イヌのオシ○○の掛かってないところね。)

昨日食べたのですが、今日も元気に生きてます。いつ食糧危機が訪れても少しの間は凌げる気がします。(写真をクリックして下さいね。)ピーピー豆、蓬、菊の葉、紅葉の葉、を揚げて見ました。
とても美味しかったです。是非にもお試しを・・・

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 未納三兄弟(古い?)じゃありません。
チュ-リップ三姉妹です。(写真をクリックして下さいね。) 

年金未納で思い出したんだけど、後期高齢者予備軍の私、年金だけでは暮らせないよなぁ。不安。

それで近頃 雑談していると話題はいつの間にか この後期高齢者の話に傾れ込んでいるのに驚く。
なんだか皆 今までのどの時代より「老い」のことを真剣に考えているんだと思う。
私たちって戦後の焼け野原で、必死に生きて来て、結婚してからは髪振り乱して子供を育て、(そのわりには秀才に育たなかったけど・・)もういいじゃん、好きに生きさせて、そう思ったとたん、生活の保障がないんじゃそれこそ草ばかり食べていなくてはならない。

 そこでボケはボケなりに海馬の残りの部分で考えた.

老人ばかりが寄り集まって、すべてお世話してもらう生活、これってユートピアなのだろうか?私は老人達の行き場のなさを 物語っているような気がしてならない。「時間」をとめどもなく無為に消費していく事の辛さにどのように耐えているのだろうか。とはいってもこれだってお金がある人しか入れないんだよね。

なら、私はなんとしても同じ目的を持って「老い」を暮す空間を作りたい。
その空間は、世代や性別、境遇を超えた空間
一人の年金で暮らせなくても、お互いプライバシーを確保しながら、共同生活をする、いわゆる下宿屋。
長期滞在もよし、短期滞在もよし、避暑もよし、退職金や資産を注ぎ込んで購入、定住する「終の棲家」ではなく、ある時期を過ごす場である、参加も離脱も自由な空間そういう空間が作れたらいいなぁと思うのだ。

この話はトンボも大賛成で大乗り気。
「それいいよ、夏休みなんか、女学生も民宿として使ってもらって、俺理事長になるわ、生涯で一度理事長をしてみたかった、理事長室に畳10枚くらい重ねてくれりゃええけぇ。夜の見回りは専門だけ、俺に任せて!」

お金はないけど、人生一生懸命働いてきて、ふと自分に「よく生きてきたね。」と誉めてあげて、鳥が大空を飛び回って、少し疲れたからと羽を休めるように、ここで人生の羽を休める「止まり木」のような空間。
そこは風光明媚で空気が美味しくて、窓を開ければ四季を感じる事が出来る場所。
自然がいっぱいで、緑がいっぱいで・・・
江津市だったら絶対に桜江町。

まだまだ 頭の中で想像の段階なれど、いいアイデァだと思うんだけど・・・
後は、資金と諸々・・・

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晴れ 17℃

今週の頂き物のお料理(写真をクリックして下さいね。)

2008年04月19日 | 料理

  

  

   

   

  

 ① 筍の土佐煮

 ② 葱の串カツ

 ③ 筍の山椒和え

 ④ 筍とワラビの煮物

 ⑤ 新キャベツとベーコンの炒め物

 ⑥ 筍とグリンピース、マカロニ、コーンのサラダ

 ⑦ 山葵の漬物

 ⑧ 筍と玉葱、合い挽きのそぼろ炒め

 ⑨ ↑を使って玉子焼き

 ⑩ 筍、葱、豚肉のオイスター炒め

 ⑪ お豆腐 椎茸、葱、の袋煮

 ⑫ ワラビと茗荷の辛子マヨネーズ和え

 ⑬ ワラビとうすあげの煮物

 ⑭ 揚げだし豆腐と小芋、椎茸の煮物

 ⑮ 山菜お寿司のお稲荷さん

 以上です。 

曇り 14℃ 寒い。  


ほとほと・・

2008年04月18日 | 四方山話
   

雨の暇な木馬の昼下がり温泉津に行ってみた。

 温泉津はきわめて長い歴史を持つ、山陰有数の温泉の町。平安時代にはすでにその名が知られていたと言われる。「津」の字の通りただの湯治場としてだけではなく、石見銀山の港町としても発展した。(写真をクリックしてみてくださいね。)

石見銀山は 世界登録されて以来もの凄い観光客で賑わっているらしいが、車で訪れる観光客がほとんど、そんな中近隣の住民は騒音と、排気ガスで参っているらしい。それで 市に住民が抗議したんだって。
そりゃそうだろう、そんな事は始めから、予想された事、その近辺の商店はお客が増えてメリットがあると思うけど、一般住宅の住民は、はなはだ迷惑以外に何もない。あれだけ家の前にぞろぞろ、ぞろぞろ人が歩いていると、縁側でステテコ一枚で昼寝も出来やしないよね。

世界遺産、世界遺産といってもメリットもデメリットもあるのだ。

今日の新聞にそのような声に対応して電気バスの試乗を始めたと書いてあったけど、それにしても大変ですね、一台が7000万円もして、只今日本に一台しかないらしい。
う~ん 税金をつぎ込むだけの価値があるんでしょうかね。
 
 とまぁ 市長でもないのに偉そうな私ですが、最近 海馬病が頓に酷くなった様な気がする。

そんな今日の事、小雨の振る中、サイドビジネスに出かけた。
さぁ 始めるか!と腕抜き、マスク、帽子、よーし!気合を入れて首にタオル巻き、用意出来たぞ。いざ、いざ・・
「あれ?あれ?ない、ない!」お掃除グッツを店に忘れて来たのだ。

それだけで終わったのならどうって事ないのだけど、帰りに折角近くまで行ったのだからとガソリン注ぐ予定も、マーチが勝手にそこを飛ばし、すべて二度手間を強いられる。もう~~~・・

それにしても先日は 老眼鏡が私の手元からふらふらと遊びに行き、その前は鍵の束が持ち主に反発して雲隠れし、その二、三日前は携帯が出社拒否をし、もうこの種の事例を書き連ねるには枚挙に暇がない。

あぁ 寒気がしてきた。

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雨 のち曇り 10℃ 最低、最高とも10℃

ぬか喜びのトンボ

2008年04月17日 | 木馬の事
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<ブレンド日記>

この花の名前はボケです。
イリコさんんのことじゃありません、勿論私でもありませんよ。

紅花がヒボケ,白花がシロボケ,紅白が混じるものがサラサボケと呼ばれているらしい。
ならさしずめ 私はまだらボケ、イリコさんは天然ボケかな・・

冗談はさておき 漢字では「木瓜」と書くが、その由来はボケの実が瓜のような形をしているところからきている。
木瓜→もっけ→ぼけと転じた説が有力です。
木馬のプランタンで咲きました。(写真をクリックして下さいね。)

 さて。
菜種梅雨とでも言うんだろうか。
「しかしよく降るねぇ、春雨じゃぬれて参ろうには雨足が強すぎるよね。」
という話をしたら、愚かなトンボが「俺は春雨より、葛きりのほうがいい。」と親父ギャグをとばす。

そのトンボの奥様事 竹下景子さんが 35年間の看護士勤務に この3月で終止符を打たれたのだ。
長きに渡り、地域医療のお手伝いをされていて、とても皆様に愛されておられたので、残念に思っておられる方々も多いと聞く。実際安光姫も骨折して入院した時大層お世話になった。

 さてもさても 話はそのトンボ家の事なのだが・・。
愚かなトンボは今まで好き勝手してきたのに、いつでも家に景子さんがデンと構えている生活に、戸惑いを感じているばかりか、私たちからしてみると、生活ペースがつまめずにおろおろしている様子が滑稽でもあり気の毒でもある。

そんなある日。
「景子、今まで長い間ご苦労さん、少しはのんびりと骨休めをしんさい。夫婦で仲良く旅行でもしたらいいんだろうけど、俺も大手医療関係の当直主任という責任ある仕事を抱えているからそれも出来ないし、どうだ、名古屋の娘のところでも行ったら?休みには母娘で海外旅行したり、飛騨の高山や木曽路の方でも行ったらどうかな?今が一番いい季節だし、うんそれがいい、そうしんさい。義母さんの事は心配せんでええ、俺がついているし。」

すっかりその気にさせて、今週の日曜日景子さんを浜田駅まで送った愚かなトンボは、また糸の切れたタコのようにふらふらとルンルンで遊んでいました。バカだねぇ。

菜種梅雨のように雨が煙る今日の事です。
うちの景子から朝電話があって、退屈なんだろう、帰ると言い出した。
「おいおいそりゃないよ、近所にも当分帰らんと言ってある、今帰ったらそれこそ、近所の手前もあるし フーテンの寅さんじゃないけど、ひと月くらい雲隠れしとかんとやれんで、もう少しゆっくりしといで、こちらは全然大丈夫だけ。」
「でも 一人でする事がないし、娘も仕事してるし。」
「そうだ、いいこと思いついた、それなら名古屋で整形手術しんさい。そうすりゃ第二の人生また違った楽しさがあるよ、美人になって帰ってきてみ、明るい展望が開ける。お前は元がええんだけ、プチ整形で 充分本物の竹下景子越えられる、そん所そこいらの男が言うんじゃない、数々の浮名を流した俺が保障する。そうだ、ついでに、脂肪吸引もして帰ったら?」

この話はフィクションではありません、尤も半分以上私の創作が入っていますけど・・
へへへ・・

と言うわけで、そぼ降る雨の中 足取りも重たいトンボが帰っていきました。

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雨 16℃

木馬小噺

2008年04月16日 | 木馬の事
 ♪ 雨に~ぬれながら たたずむ人がいる~

午後から雨足がひどくなる。春に三日の晴れ間なしとは本当だ。
雨にたたずみながら写真を撮る人がいる、肩から頭から濡れて水も滴るいい女になった私です。・・どうでもいい女?じゃありません、いい女ですよー。(写真をクリックしてくださいね。)

 山路来て 何やらゆかし すみれ草・・・芭蕉

花言葉は「温順・慎み深さ・愛・誠実・小さな幸せ」らしいが何だかわかる。
♪ すみれの花 咲くころ~、 宝塚の歌もきっとこの花言葉からきているのかもしれない。

 この花はその昔は真っ白だった。
意地悪な母親が庭の隅に可憐に咲いたすみれの花を見て息子に聞いた。
「この花とお母さんとどちらが綺麗だと思う?デップ?」
「そりゃ この花のほうがずっとずっと綺麗だよマミー」
頭にきた母親は、この花を棒で叩いたらしい。
すみれは耐え切れずに紫色に変わったとか・・(フィクションです)

さて。
話はガラリと変わるが、私が今とても楽しみに読んでいる新聞の記事は、毎日新聞に連載されている野坂昭如の「七転び八起き」と朝日新聞に連載されている天野祐吉の「CM-天気図」なのだけど、昨日その「CM-天気図」で番組のCMの出し方について書いてあった。
 番組の中にCMを入れるのはいいが、問題はその出し方である。歌や物まねのうまさを競いあう番組の中で、いざ、審査員の点数が出ようとする直前に、ポンとCMが入る、確かにテレビの前で皆が身を乗り出している時にCMを入れればみられる確率が高い事はわかるが、わざわざ番組の流れを断ち切るやり方は何とかしてほしい、というような内容だけど、妙に納得した。
というのも黒澤明の映画が始めて民放テレビで放映された時、(多分半世紀前くらい)黒澤監督がCMの出し方について色々と注文をつけ、映画の途中でCMを入れない約束で放映権をテレビ会社に許したという話は当時有名だったような。

でその天野祐吉のあんころじいのブログも大変面白いので是非にもどうぞ。

この天野さんも時々江戸小噺を書いておられるが、私の好きな小噺のなかに「ケチ」の話が多い。

<かなづち>というケチ話で、廊下に釘が出ていて危ないから、お隣に行って金槌を借りてこいと親父に言われた息子、「はい」と出かけたまではいいいがすぐに帰ってきた。「どうした 金槌を借りてきたか?」「それが 金槌の頭が減るから貸さないって言うんです。」
「しみったれたやろうだな、仕方ない、家のをだして使え!」

これに負けない木馬のケチTの話。
「ちきしょう、この前桜花賞撮り損ねた、頭の12番レジネッタは読んでいて、それから流したんだが、2着に入ったエフティマイアは騎乗の海老名が嫌いで外した、3連単でこれ買っていたら7000万円手に入ったのに、悔しい!」
「え 凄いね、そりゃ寝られんかったろう、悔しくて。」
「いいや  でも当たらんでよかったよ、もし当りどもすれば、あんたらぁにコーヒー奢らんといかんけぇ」

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一日中雨 17℃

ポクポクと新川沿いを。

2008年04月15日 | 四方山話
 ♪すずめの学校は~ 川の中 あっ違った、めだかだった、

♪チィチィパッパチィパッパ すずめの学校の先生は~

 晴れた夕方 新川沿いをいつのものように散歩をしていたら、ガードレールに並んだすずめを見つけた。思わず、シャッターを。

すずめって凄く音に敏感だから、これ以上近づけない。(写真をクリックして下さいね。)

 またまた話が脱線してしまうが、「トンビに油げさらわれる」という諺はまごまごしていたら大切なものを横合いからさらわれるという意味らしいが、私の愛読書の寺田寅彦(吾輩は猫であるの寒月先生)のエッセイに面白い事が書いてあった。

 トンビもさることながら、鳥が高空から地上の餌を発見して、まっしぐらに飛び降りるというのは、目がいいからだと言う説を、寺田は見えるはずないと言い切る。
この本が手元にあるけど、書けば長くなるのでかいつまんで話すと、トンビの滑翔する高さから、地上の獲物を食べ物か石ころか判断する事は出来ない、ミクロの世界だからということなのだ。
では なぜトンビは獲物を見つけて降りてくるのか?というと、匂いらしい。
東大の物理学者の寺田寅彦が懇切丁寧に説明をしているとなーるほどと納得してしまう私です。長くなるでこれから先は本を読むか、直接私に聞いてください。
寺田寅彦に負けないように懇切丁寧に説明をします。

最もすぐ忘れるけど・・・

 で 話は新川沿いに戻り、そのまま何時もの日本海までのコースをテクテク、ポクポク歩く。

この花は、長実雛芥子 地中海沿岸から中欧原産の帰化植物らしい。
この花もアヘンの原料とかで、6月ころ厚生省が草刈をする厄介な雑草みたい。
しかしこうして調べてみると雑草も国際色豊かだなぁ、
オランダあり、アメリカあり、ヨーロッパ原産あり、中国あり・・
これらの雑草は始めに日本のどこにたどり着き、どうやって、何年かかって、この新川沿いに花を咲かせているんだろうね。不思議だこのバイリンガル雑草は・・え?バイリンガルとは言わない?しゃべれないんだから、ハイハイ。

何時もの見慣れた川沿いなれど、土筆がスギナになり川土手はやはらかい緑に包まれている。
中洲には黄色のセイヨウカラシナ(これもヨーロッパ原産)が群生して揺らいでいる。
いい匂いが春風に乗って漂ってくる。夕陽を顔に受けて歩いていると、ながーい影がついてくる。
雲が流れる、歩きながらふと思う。
あの雲は二度と表れない雲だ、同じような雲はあっても全く同じ雲は二度と現れない。巻きもどしのできない、人生一度きりの風景なのだ。そう思って歩くとやはり発見の連続なのだ。

  そのまま日本海まで歩いた。
日本海に手が届く所に建っているアパート。

 いつもながら、「時間」というものが頭をよぎる。
巻きもどすことも パッと手でつかみ取ることもできない「時間」というもの。
こんな得体の知れない不思議なものは、ほかに見当たらないんじゃないだろうか?
そもそもこの「時間」というものに始まりと終わりがあるのか?
う~ん こんなこと考えて60数年過ぎてしまった。尤も 始めに時間について不思議だなぁと思ったのは二十歳のころかな?

もう少しでその答えがわかるような、ううん理屈じゃなくて感覚的にだけど。

あ~ またくだらないことをだらだらと 、お許しください。

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晴れ 18℃ 暖か・・

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京」を読む。・・楡周平著(講談社)

2008年04月14日 | 本の事
 ひどい目に遭った。
最近ほとんど小説は読まない私。しかし、誰に薦められたわけでもない、新聞評見て読む気になった本。
この眠り病の私が、夜寝るのも忘れてのめり込んでしまった。といって書評はというと、う~ん、のめり込みはしたけど、どういったらいいんだろう?
過っての松本清朝が、次から次へと書きすぎて、疲れたときに書いたような人間ドラマかな?

で物語の概要は・・
互いに愛し合いながら、「安田講堂攻防戦」を境に関係を断ち切った三奈と眞一郎。学園闘争の挫折から30年後、2人は息子と娘の見合いの席で、思わぬ再会を果たす。大病院の理事長となった三奈にも、与党の有力政治家になっていた眞一郎にも、この結婚を足掛かりに何としても果たしたい執念の野望があった……。

偉そうだけど この小説私なら、一冊にまとめられる。というのも、登場人物が考えている心の中まで丁寧に語っている。回りくどい。そこまで書かなくても読み進むうちに理解できるのにと思いながら、しかしテンポがいいので、寝る間もなくなるのだ。

下になると 物語はどんどん進み、あきさせなかったのだが、最後が、なにこれ?尻切れトンボ・・
終わり方がちょっと、欲求不満。

「果たせなかった夢への執着は、人間、死ぬまで捨てられないんです」
この本で一番言いたかったことかな?
とはいっても お金があり、頭が良くて、すべてに恵まれていたばかりに、この国でさえも自分の思い通りになるとこの物語の人々は、勘違いしたのだろう。

それにしてもこの本を見せてくれたトンボさん ありがとうございます。
涎もたらさず、ビールもこぼさず、綺麗に読みました。
またよろしくね。

私なりの評価は☆☆☆★★です。

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その時

2008年04月13日 | 四方山話


  未練たらしい私。
あれでもまだ咲いているのじゃないか?と買出しの途中に 大歳神社まで足を延ばす。う~んやっぱり時折吹く風にのって はらはらと散っていた。
散りゆく桜に また来年ね!と挨拶したりして。

何やかやいっても 日本ほど四季がはっきりして、尚且つその季節の移り変わりの美しい国はないんじゃないだろうか?最も外国に行ったことないけど・・

桜とは春風の一吹きで、もう待てないようとばかりに一斉に花が開く。
しかし春は天候が定まらず風や雨が多い季節でもある。人々のもう少し楽しみたいという気持ちにも、待ってくれないでさっーと散る。
今が盛りと楽しむのも短く、あっという間に咲いて、あっという間に散るので人々は、咲いてる姿にもまして、花吹雪という散りゆく美しい姿も思い描くのだろう。

最も桜にしてみれば、散り際が潔いなどと勝手に思わないでくれ、本当はまだまだのんべんだらりと咲いていたいのだ!と思っているのかもしない。

でもまだまだ楽しみはある。木馬のカウンターの窓のフレームから見える、高角小学校の八重桜。
八重の桜はまだまだこれから。赤くて大きなつぼみが、ぷっくり膨らんで、見える。(望遠鏡ですけど・・)
そして今か今かと「その時」を待っている。
偉いもんだね。植物は、自分の「時」を知っている。
けど私はそうは行かず、「その時」を知らずにここまで来てしまった。
一体いつが、「その時」だったんだろう。
それさえも分からない。
分からないけれど、蕾のままじゃない事だけはわかる。蕾のままなんていったら怒られるわ!

しかしやっぱり「その時」というのがあったんだろうね。
この私にだって・・・う~ん、いやホント、いつだったんだろうか?


そうそう 昨日のお料理のお奨めレシピを少しばかり。

①わけぎの豚巻き・・これ超簡単でおいしいから是非にもお奨め。

豚肉に軽く塩胡椒をして、わけぎをくるくる巻く。
耐熱皿に綺麗に載せたら、お酒を振りかけて、レンジで3分間チーン。這い出来上がり。おろしポン酢で頂きました。

⑧ 玉葱と薄あげと豚肉の卵とじ

薄あげを油きりして薄くきる。新玉葱も薄切り、豚肉も食べやすい大きさにきり、すき焼きのタレと和風だしを半々にわり、コトコト煮る。最後の時卵を回しいれて出来上がり、丼にかけてもおいしい。

⑭ わけぎと炒り子と小芋のかき揚げ

小芋をおろし金で下す。その中に刻んだわけぎと炒り子を混ぜる。つなぎに天麩羅粉を入れて、スプーンですくって揚げました。
レモン醤油で頂きました。超おいしい。是非にもお試しを。


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曇り 時々雨 15℃