7月13日(土)、いつものように塩山駅で高槻先生をピックアップし、乙女高原へ。なんと12名もの参加者がありました。いつものように、高槻先生から調査の意義と方法を説明していただき、植原から班分けと担当遊歩道を発表。
各班でパートナー同士あいさつをし、持ち物を確認して遊歩道に出発しました。
遊歩道に沿って巻き尺を伸ばし、終点から遊歩道の片側2m範囲の「花を訪れる昆虫」を距離・時刻とともに片っ端から記録していきます。そうやって巻き尺の始点に到着したら、今度は遊歩道の反対側2mを見ながら同じように記録していき、巻き尺の終点に着いたら1セクションが終了です。これを担当セクションの数だけこなします。花に来ている昆虫の観察には、パピリオ双眼鏡が大活躍です。
今回は調査員の人数が比較的多かったし、盛夏の花がわんさか咲く時期の手前だったせいか、午前中でなんとか全部の調査を終えることができました。
調査後は、いつものように、楽しく話をしながらお弁当を食べました。
私たち調査員が書いた調査票は高槻先生が一手に引き受けて、パソコンのエクセル表に入力し、それをもとに、花と昆虫の関係や、年による違い、季節(月)による違いなどを考察されていきます。
この調査は、そんな高槻先生の後ろ姿から、自然を対象にした調査・研究の在り方を学ぶ、またとない機会になっています。年寄りを排除する意思はまったくありませんが(こんな書き方で申し訳ありません)、中高生・大学生で、特に自然を相手にしたことをやりたいなあ(仕事、プライベート、ボランティア含めて)と思っている人にぜひ参加してほしいなと思います。