「ゲバイの太ももパーツのスジ彫りを左右同じようにできるかどうか不安…」という締めくくりで終わった記事へジャアさんからご質問がありました。
「パーツやシールを左右同じにするにはどうしたらいいですか?」
過去の記事にランナータグから複数・同型のパーツを切り出す方法や左右鏡対称にシールを切る方法を書いているので、そちらを参考にしていただければさいわいですが、残念ながらこれらの方法は完全とはいえません。タグの削り具合やシールの粘着材のヌメリによってどうしても誤差が生じてしまうんです。切り出したパーツやシールを左右よく見比べて、違いがあれば微調整してやるしかないんでしょうねぇ。
ガンダムの目をシールで再現する場合、左右の目へのシールの貼り位置も気にしなければなりません。シールを貼る→顔パーツをヘルメットに組み込んで確認→やっぱりちょっとずれているような気がするので分解→シールの位置を微調整、という作業を何度か繰り返します。
ガンプラを作っている時は極力、左右対称(デザイン上、左右非対称な部分は別として…:笑)になるように気を付けていますが、パーツの成型の段階で誤差が生じているのを修正するのは意外と難しかったりします。
例えば「MG ガンダムGP-01ゼフィランサス(フルバーニアンも含む)」の顔面マスク部にある2本の「へ」の字スリットですが、微妙に左右の角度や長さが違っているような気がします。ここはヘタに修正しようとすると取り返しの付かないことになりそうなので、気にしないのが良いと思います(デザインナイフで削って修正したことがありますが、うまく行かないんですよ…)。
また、MGガンキャノンやMG ZZガンダムはヘルメットに対してのマスクの取り付けがまっすぐになっておらず、ごくわずかに顔が右または左斜めを向いています。これもまた意外と修正が困難です。
じっくり見ないと気付かないような非常に細かいことですが、気になりだすと止まらないんですよ(汗)。
この図はポリキャップを横から見たところですが、金型どうしを組み合わせる時に生じるごくわずかな誤差によって矢印の部分に段差が生じていることを表しています。おそらくその誤差は0.1ミリもないでしょうから、寸法に影響することはないのでしょうが、見た目が気になってしまう場合がありますので…
段差の向きが左右で同じになるようにそろえて取り付けるようにしています。ふぅ~、これで落ち着く…(←わたしゃ吉良吉影か!?:笑)。
これはポリキャップ「PC-116」でよく見る、ポリ軸の一部が盛り上がっているところを示した図ですが、これも向きをそろえてやると完璧です(←そこまでやらへん、やらへん!:汗)。
さて、左右対称というと厄介なのがガンダムタイプMSのアンテナをシャープに削る時ですねぇ。左右のアンテナをそれぞれ削り込む作業で、ナイフやヤスリの向きや角度を右と左で同じようにするのは極めて困難です。筆者は右利きなのですが、こんな時に左手でも同じようにナイフやヤスリを使えたらなぁと思います。
気を付けていてもアンテナの尖り具合や面の角度が左右で微妙に異なっていたりするので、その都度修正を加えていたりします。
結局、左右を同じようにそろえるには、少しずつ修正を加えていくほかは無いように思えます。ノギスで測る・パーツにいろんな角度から光を当てて見る・片方の目をつぶって見る・デジカメで撮影してパソコンの画面上で拡大して見る、などの方法で少しでも左右対称に近くなるようにチェックするのが良いとは思いますが、読者の皆様の中で良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。m(- -)m
*オタッキーさんからのご質問・「シンナーがあまり入っていないパテありますか」←どういう使い道をするためのパテについてのご質問か分かりませんが、タミヤパテのようないわゆる「プラパテ」に近い使い方ができる上にオレンジの香りがするパテのつくり方を過去記事に書いてありますので、読んでみてください。
あと、エポキシパテはシンナー臭が無いので長時間の作業に向いていますが、有害な成分が多少含まれていますので、薄手のゴム手袋をはめるなどして作業すると良いと思いますよ。
「パーツやシールを左右同じにするにはどうしたらいいですか?」
過去の記事にランナータグから複数・同型のパーツを切り出す方法や左右鏡対称にシールを切る方法を書いているので、そちらを参考にしていただければさいわいですが、残念ながらこれらの方法は完全とはいえません。タグの削り具合やシールの粘着材のヌメリによってどうしても誤差が生じてしまうんです。切り出したパーツやシールを左右よく見比べて、違いがあれば微調整してやるしかないんでしょうねぇ。
ガンダムの目をシールで再現する場合、左右の目へのシールの貼り位置も気にしなければなりません。シールを貼る→顔パーツをヘルメットに組み込んで確認→やっぱりちょっとずれているような気がするので分解→シールの位置を微調整、という作業を何度か繰り返します。
ガンプラを作っている時は極力、左右対称(デザイン上、左右非対称な部分は別として…:笑)になるように気を付けていますが、パーツの成型の段階で誤差が生じているのを修正するのは意外と難しかったりします。
例えば「MG ガンダムGP-01ゼフィランサス(フルバーニアンも含む)」の顔面マスク部にある2本の「へ」の字スリットですが、微妙に左右の角度や長さが違っているような気がします。ここはヘタに修正しようとすると取り返しの付かないことになりそうなので、気にしないのが良いと思います(デザインナイフで削って修正したことがありますが、うまく行かないんですよ…)。
また、MGガンキャノンやMG ZZガンダムはヘルメットに対してのマスクの取り付けがまっすぐになっておらず、ごくわずかに顔が右または左斜めを向いています。これもまた意外と修正が困難です。
じっくり見ないと気付かないような非常に細かいことですが、気になりだすと止まらないんですよ(汗)。
この図はポリキャップを横から見たところですが、金型どうしを組み合わせる時に生じるごくわずかな誤差によって矢印の部分に段差が生じていることを表しています。おそらくその誤差は0.1ミリもないでしょうから、寸法に影響することはないのでしょうが、見た目が気になってしまう場合がありますので…
段差の向きが左右で同じになるようにそろえて取り付けるようにしています。ふぅ~、これで落ち着く…(←わたしゃ吉良吉影か!?:笑)。
これはポリキャップ「PC-116」でよく見る、ポリ軸の一部が盛り上がっているところを示した図ですが、これも向きをそろえてやると完璧です(←そこまでやらへん、やらへん!:汗)。
さて、左右対称というと厄介なのがガンダムタイプMSのアンテナをシャープに削る時ですねぇ。左右のアンテナをそれぞれ削り込む作業で、ナイフやヤスリの向きや角度を右と左で同じようにするのは極めて困難です。筆者は右利きなのですが、こんな時に左手でも同じようにナイフやヤスリを使えたらなぁと思います。
気を付けていてもアンテナの尖り具合や面の角度が左右で微妙に異なっていたりするので、その都度修正を加えていたりします。
結局、左右を同じようにそろえるには、少しずつ修正を加えていくほかは無いように思えます。ノギスで測る・パーツにいろんな角度から光を当てて見る・片方の目をつぶって見る・デジカメで撮影してパソコンの画面上で拡大して見る、などの方法で少しでも左右対称に近くなるようにチェックするのが良いとは思いますが、読者の皆様の中で良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。m(- -)m
*オタッキーさんからのご質問・「シンナーがあまり入っていないパテありますか」←どういう使い道をするためのパテについてのご質問か分かりませんが、タミヤパテのようないわゆる「プラパテ」に近い使い方ができる上にオレンジの香りがするパテのつくり方を過去記事に書いてありますので、読んでみてください。
あと、エポキシパテはシンナー臭が無いので長時間の作業に向いていますが、有害な成分が多少含まれていますので、薄手のゴム手袋をはめるなどして作業すると良いと思いますよ。
自作の時はかめっちさんの過去記事にもある方法でしてます。
後、型紙(プラペーパー)を作って微調整をするくらいですね。
あとは『少しぐらいは気にしない』心ですかね。
ガンダムのアンテナのシャープ化だと、俺は右側を削るのが苦手なんですよね。逆に左側はやり過ぎて折っちゃうこともままあるのですが(笑)
左右対称のチェック方法ですが、他人に見てもらうってのもありだと思います。もちろん、おおざっぱな性格の人に見てもらってもダメですが…