ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

R3 1/48 SPTレイズナー(その9)

2006年09月29日 | ガンプラ以外
 前回、できるかどうか不安だったキャノピーの窓枠にカッティングシートを貼る作業ですが、やってみると思ったよりも簡単に出来ました。では説明に入ります。

 キット付属のシールは型紙として使用します。

 シールCを型紙にしてカッティングシートをデザインナイフで切ったところ。金属製の定規を使うと、長い直線が切りやすいです。

 キットのシールは、あらかじめ手のひらとかに一度貼ってからはがして使用します。粘着力を弱めるためです。このシールをカッティングシートの青に貼り付けます。この時、カッティングシート表面に貼っても、裏面の台紙に貼っても良いのですが、それぞれに長所と短所があります。

 カッティングシートの表面にシールを貼る場合…
 *長所:ナイフで切るときに一発で切ることが出来るので、仕上がりがシャープになる。
 *短所:青いシートに青いシールを貼るので、シールが見づらい…(汗)。

 カッティングシート裏面の台紙にシールを貼る場合…(シールの粘着力を落とす必要はありません)
 *長所:シールが見やすいうえに、台紙に印刷されているマス目を利用できる。
 *短所:分厚い台紙が上に来ているので、シートが一発で切れない場合がある。もう一度ナイフで切ると、前の切り取り線からズレる場合がある。

 筆者は裏面の台紙に貼って切りました。切り込みがズレた時の修正が難しいですが、切るときの狙いを定めやすいので……。

 キャノピーの後頭部の、シールDを貼る所は、シールDを型紙にしなくても、窓枠の幅に切ったシートを使うという手もあります。

 シートのサイズが合うと、うれしくなるぐらいシャープに仕上がりますよ!
曲面にもある程度なじむので、シワになったり浮いたりすることもあまりありません。

 シールBは曲線になっていて、切るのは難しいのでそのまま使用しませんでした。シートが曲面になじむのを利用して、窓枠の細い部分の幅に、直線に切ったシートを貼り込みました。シートが直線でもきれいに貼れます。キャノピーを前後とも頭に取り付けて、キャノピーを閉じた状態で作業すると、貼る位置を決めやすいです。
 シールBの両端の太い部分だけ別パーツにして切り出し、貼り足します。
 シートはそれぞれ少し長めに切っておき、貼ってからニッパーやナイフで長さを調節すると良いですよ。

 キャノピー窓枠の前端、とがった部分は、シール状のモノを貼ったら浮きそうな面構成になっています(図参照)

 シートを貼りやすいように、図の右側、拡大図に引いてある赤い線(見づらいですが:汗)のように削ろうかとも思っていたのですが、カッティングシートを貼る作業に入ってからすっかり忘れてしまい、気付いた時にはすでにシートを貼った後でした。
 ところが、シールAを型紙にして切ったシートはキャノピー先端に違和感なくフィットしました。裏側から見ると、多少すき間はありますが…。


 窓枠の裏側とか内側はガンダムマーカーの「ガンダムブルー」で前もって塗っていたのですが、キットの成型色とシートの色、ガンダムブルーの色はほぼ同じ色ですので、うまくなじみました。

 カッティングシートを貼る方式は、塗装に比べて厚みがありますし、継ぎ目も生じます。しかし、色ハゲや透けに強く、面が非常にピシッとシャープに仕上がりますので、かなりオススメです。
 キャノピーのサイズや形にシートを切るのは多少難しいですが、何度でもやり直しが効くので、自分で納得いくまでじっくり取り掛かると良いでしょう。

 ただし、経時変化(もしくは劣化)の心配がないわけではないので、何か変化があれば報告します。


 最大の難関がクリアできたので、やっと下半身に移れます。ふう~。
とりあえず太ももとヒザ関節を組み立てました。特に難しいところはありませんが、太ももの前後外装パーツを組み合わせた部分は、合わせ目の段差が目立つので、合わせ目を消さない場合でも耐水ペーパーでならした方が良いでしょう。


 今回は頭部が完成したので、完成が近づいてきたような気がします(←エイジはやっぱり乗せへんの~?)
 ……う~ん(汗)。  ではまた…。 


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