ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

1/20 スコープドッグ(その13)

2007年07月13日 | ガンプラ以外
 スコタコは、数あるロボットの中でも上腕と太もも、前腕とスネとの間に統一感がある珍しいデザインです。特に前腕とフクラハギの馬蹄形のパーツが良いなぁと思います。意外と腕と脚とがバラバラなデザインのロボット(腕はカクカクなのに脚はフニュっとしたラインとか…)の方が多いですからねぇ。

 今回は脚の組み立て・前編です。

 太ももの装甲は、パーツの合わせ目が外側に寄っています。雑誌作例のように太もも内側のパーツの分割ラインから約1センチほど内側(上の写真の向きでは上側に)にスジ彫りを追加すれば、分割ラインが目立たなくなりますが、ディテールは増えます。
 一方、上腕のパーツにはほとんどディテールが入っておらず、ややバランスが悪くなりそうな気がしたので、太ももについてはスジ彫りを入れずに分割ラインを目立たなくすることにしました。
 キットのままではパーツの合わせ目に凹凸があり、すき間が開いてしまうので、パーツを平らな台に置いた耐水ペーパーの上で滑らせて平らにします。これで合わせ目は多少マシになります。
 あとは太ももの外周にペーパー掛けしてヒケと合わせ目をならしましたが、パーツの合わせ目付近にある長方形の小さな凹モールドがペーパー掛けで消えてしまいました。泣く泣くデザインナイフで彫り込んでモールドを復活させました(汗)。パテを盛らずにペーパー掛けだけでヒケ処理する場合はモールドを消さないように注意しましょう…。


 股関節も足首同様、ボールジョイントではなく2軸式可動です。ポリキャップの径が大きくて信頼性が高そうです。このブロックの下の方にはシリンダーのモールドがあります。金属色で塗っておくと良さそうですが、完成後にはほとんど見えない部分ですのでやめときました。

 シリンダーのある部分の裏側(黄緑の線で囲った部分)は、ヒザ関節の一部です。完成後に丸見えになるので、合わせ目とヒケを消しておきましょう。


 これは降着時にズルリと出てくるスネ中央部のフレームですが、ヒザアーマーの裏側部分も一体成型されています。パーツに厚みがあるためヒケがスゴいです。写真を撮った後、丁寧にペーパー掛けして消しました。


 スネ中央フレームにヒザアーマーを取り付けたところです。ヒザアーマーのスリットからはスネ中央フレームの仕切り板が丸見えですので、スジ彫りを入れたプラ板などでフタをしても良いのではと思います。
 スネ中央フレームの正面はスネ正面の装甲も兼ねます。真ん中にパーティングラインが入っているので、丁寧に消しておきましょう。

 スネ中央フレームの降着用可動部ですが、ポリキャップにややガタつきがあるので、瞬間接着剤をすき間に流し込んでポリキャップを固定しました。


 このキットは装甲パーツの裏側にはキッチリとディテールが入っていますが、ヒザ裏側をカバーする可動式アーマーの裏側も見事なディテールです。補強材の肉抜き穴が良いですねぇ。


 これは足首正面の可動式アーマーの取り付け基部です。真ん中にパーティングラインが入っているので…(以下、省略)。

 今日はここまでです。次回、後編に続く…(場合によっては中編になるかも:汗)。



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