ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGスターゲイザーガンダム(その1)

2006年11月24日 | SEED・DESTINY
 キット化の情報を入手して以来、待ちに待ったスターゲイザーガンダムです。本編はまだ観ていませんが、キットに初回限定で同梱されている無料試聴チケットであらすじ(?)を観ると、なかなか印象的な活躍っぷりで期待が持てます。

 本機のデザイン画を初めて見た時、かなり衝撃を受けました。なんというか神秘的な雰囲気で、モビルスーツというよりスーパーロボット的なニオイを感じました。
 背中の輪っかは推進システムなのか、それとも…。
 
 白い機体に黒いストライプ、そしてあのツノの形は「新造人間キャ○ャーン」みたいやなぁ…(笑)。
 
 きっと背中の輪っかを中心に「重力レンズ」を形成して、太陽光線を利用した強力なビームを…。

 実は無人機で、ホストとなる人間を保護するためのプログラムが…。

 とか、妄想は膨らみっぱなしでした(笑)。まあ、小出しに発表される設定によってようやく機体の正体が明らかになってきたわけですが、とにかく見ていてこれだけワクワクしてしまうデザインのガンダムはアストレイ以来でした。

 設定が分かってきた後でも、このデザインを見ると「勇者ライディーン」とか故・横山光輝先生のコミック「マーズ」の「ガイアー」とか、「ラーゼフォン」などの神秘ロボ系なニオイを感じてしまいます。とても魅力的なデザインだと思います。

 さて、製作に入るのですが、実は同時に発売された「HGケルベロスバクゥハウンド」とどちらを記事にしようかと悩んでました。バクゥの可動機構にも魅力を感じていました(説明書を見て悶絶してしまいました:笑)が、後にノーマルのバクゥが発売されることを知ったので、こちらを選びました。

 箱のフタを開けると、キットの背中が笑っていました。

「コンニチハ~!」

 さて、まずは胸部から。このキットは肩関節部が新しい構造になっています。肩のダブルボールジョイントはSEEDデスティニーシリーズのコレクションキットですでに採用済みですが、今回は細かいモールドが入ったABS樹脂製の関節で、精密さバツグンです。

 グリグリ動きます。ただ、ちょっと可動がユルい気がします。筆者はとりあえずキットのままにしてありますが、瞬間接着剤でボールをコートして関節を固めにセッティングした方が良いかもしれません。
 この肩関節軸には「こちらが上」という向きがあるのですが、腕を回すと向きが変わってしまう可能性があります。
 できれば腕側のボールよりも胸側のボールの可動を固くしておいた方が、この「肩軸のポジションが安定しない」現象を防げると思います。
 まだ腕を組み立てていないので、あくまで現時点での印象ですが…。この部分については、腕を組み立てたら続報をお送りします。

 
 本機は非戦闘用の機体であるためか、装甲が被っていない部分があります。そのすき間から見えるメカのディテールが繊細なモールドで再現されています。

 内部フレームこそありませんが、この密度感はなかなかです!

 輪っか以外のもう一つの特徴である機体各部のスリットは、2種類のシールで再現できます。発光状態にしようかそれとも通常状態にしようか迷いましたが、発光状態用のホログラムシールの豪華さに負けて発光状態を選択しました。
 残念なことに、どちらか片方しか選択できません。両形態が欲しい場合はキットを2つ用意する必要があります。どっちも魅力的なんですよねぇ…。
 
 最近のシールは、キットのCADデータを元に作られているのか、キットの形にピッタリ合わせられます(まあ、多少はズレますが…)。スゴいです。
 とりあえず、完成後はバックパックでほとんど隠れてしまう尻アーマーで貼り方の練習をすると良いと思います。
 
 デザインナイフの刃先でシールをはがして、キットの凹モールドに合わせて置き、ツマヨウジでこすって密着させます。位置決めは、曲がり角の部分を基準にすると確実です。
 この時、筆者はついついシールに引っ掻き傷を付けてしまうことが多いのですが、今回良い方法に気付きました。ツマヨウジの先を細かい耐水ペーパーでなめらかにしておくのです。
 こうするとツマヨウジの繊維の凹凸でシールに傷を付けてしまう危険性が減ります。筆者も腰前アーマーを貼る頃には慣れてきました。
 ツマヨウジは逆向きに軽くなでるように使いましょう。刺す方向に使うとシールに傷が付きますよ!



 写真では黄色く光っているだけに見えますが、このホログラムシール、オレンジ色や紫や水色にも光ります。とてもキレイです!

 通常状態の黒いシールを使うと、全体が引き締まった感じになるのですが、発光状態のシールでは何となくメリハリが不足してしまう気がします。
 そういう場合は、場所によってスミ入れに黒を使ってみるのも良いのではと思います。「ここはただのくぼみだからグレー」「ここは穴のはずだから黒」と使い分けるのです。そうすれば立体感が強調され、引き締まると思います。
 黒でスミ入れはタブー視されている感じですが、全体にベッタリ使うとマズいということだと思います。

 次回は頭部です。いやぁ、パーツが細かい! SEEDのガンダムってこんなに小さかったっけ?


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2 コメント

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答えは「シ」! ()
2006-11-24 19:44:11
三つ首君も記事にしてくれるんですか~。ありがとうございます~(と強引に)。すごい動くみたいで楽しみです。ゲイザーもこれからですが、無料視聴見ておーおーいってました~。説明書みてたんですが、今回のゲイザーもポリキャップレスみたいで・・・へたれるのが怖いですね~(汗。せめてわっか部分くらいは全部ポリ使ってほしかったかも~(説明書13の<1><2>の所)。実はゲイザーが非戦闘用機であることは始めて知ったんですがビームサーベルぽいものがあると似合うかもしれませんねぇ。
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地獄の番犬は… (かめっチ)
2006-11-24 20:27:54
 三つ首くんは、ノーマルバクゥの時にゲスト出演ということになるかもしれませんねぇ…(これから年末にかけて、新製品が目白押しですから:汗)。まあ、ノーマルバクゥもあまり先ではないようですので、気長に待ってくださいね♪

 最近ポリレス化が進んでますねぇ(汗)。やっぱり「作ったら遊ぶ!」というユーザーが多そうなHGクラスのキットには、耐摩耗性に優れるポリの方が良いとは思うんですけど、プロポーションとの両立を考えると仕方がないんでしょうね。
 他の材質だと、いくら高性能でもユーザーが加工しにくかったりするでしょうから…(汗)
 今のところ、ユルんだらメンテナンスするしかないようですねぇ。

 非戦闘用という設定を無視して、他の機体の武器を持たせてもカッコイイでしょうね!
 逆に「素手でも最強のMS!」というのも良いかも! その場合、平手ぐらいは欲しかったですけどねぇ…。
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