ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MGストライクフリーダムガンダム フルバーストモード(その4)

2006年12月28日 | SEED・DESTINY
 現在製作中の「MGストライクフリーダムガンダム」は恐ろしいキットです。上半身を組み終えた時点で「ここは加工しないとなぁ」と思った部分ってアンテナしかないんです(汗)。写真で見るよりも実物の方がカッコ良いです。
 大河原氏のデザインは、描き手や作り手のアレンジ次第でいくらでもカッコ良くなるという話をよく聞きますが、このキットはまさにそれです。設定画を初めて見た時は「えっ!? これはちょっと…(汗)」と思ったのですが、こうしてMGキットになった姿を見てみると完全にノックアウトされました。う~む恐るべし大河原&バンダイマジック!!
 ちなみに筆者はカトキ氏のファンですが、カトキ氏のデザインの場合は逆の現象が起こります。カトキデザインはカトキ氏による画稿やイラストが一番カッコ良く、他の人が描いたり立体になったりすると「あれっ?」ということになる場合が多いです。その点、MGクロスボーンガンダムX-1は良く出来ているなあと思います。今後はあのノリでお願いしますね、バンダイさん!

 話が長くなりました。製作に入ります。
 ここに来てようやくメッキパーツの登場です(←ヘルメットのダクトパーツがあったやん! …忘れてました:汗)。

 写真はヒジ関節のパーツです。メッキパーツのランナーは、ほとんどのパーツがアンダーゲート方式でつながっています。パーツの裏面にゲート跡が来るので、外からの見た目には影響が出にくくなっています。
 しかし、パーツとパーツの合わせ目の部分にゲート跡が来る場合、ゲート跡をキッチリ処理していないと合わせ目にすき間が出来ます。
 ニッパーで切るだけではなく、デザインナイフや耐水ペーパーで完全に削り落とした方が良いです。
 すると、ゲート処理した部分の周辺のメッキがハゲてしまいます(写真左)。外から見える部分かどうか、この時点では分かりませんが、とりあえずガンダムマーカー「ガンダムゴールド」のインクを筆で薄く塗っておきました(写真右)。

 プラモデルに使用されているゴールドメッキは、銀色のメッキ(クロームメッキなのかアルミメッキなのか、よく分かりませんが…)の上からクリアーイエローの塗料を吹き付けてコーティングしたモノで、本物の金メッキではありません。
 クリアー塗料をコーティングすることによって金色や銀色以外の色のメッキ(BB戦士などではおなじみですね)にもなりますし、非常にキレイですけども難点もあります。
 ランナーに対して垂直になっている面に吹き付けられた塗料が足りなかったり、逆に多すぎて垂れていたりするんです(汗)。

 ヒジのパーツはクリアーイエローの塗料が垂れて、色が濃くなっていました。「ガンダムゴールド」で塗ったパーツと組み合わせると、違和感があります(写真左)。
 写真右は、メッキパーツの色が濃くなっている面だけに「ガンダムゴールド」を筆でまぶすようにして塗ったモノです。これでチグハグな感じがなくなりました。


 手首の付け根のメッキパーツはアンダーゲートになっておらず、ゲート跡が外から見えてしまいます。ついでにコーティングの塗料が垂れて色が濃くなっていたのでゲート跡ごと耐水ペーパーでならしました。せっかくのメッキがもったいないですが…(泣)。
 メッキパーツのゲート跡の処理方法として、ゲート跡をデザインナイフで削り、上から「ガンダムゴールド」を塗るというのが常套手段とされていますが、意外と処理跡が目立ちます。メッキの色と「ガンダムゴールド」の色が近い場合は、思い切ってゲート跡をペーパー掛けした方が良いのかもしれません。


 「ガンダムゴールド」を手首付け根のパーツの側面に塗りました。メッキパーツの意味無いやん! こういう場合はあえてメッキパーツを使わずに、メタリック成型色のパーツに「ガンダムゴールド」を塗って使った方が良いかもしれません。
 このキットのメッキパーツの下地(プラスチックの色)は黒っぽい色です。以前はよく使われていた半透明の乳白色のプラよりはマシですが、メッキや塗料がハゲた場合に目立ちますからねぇ。メタリック成型色に「ガンダムゴールド」を塗ったモノの方が、ハゲた時に目立ちにくいと思います。


 前回、下準備していた各パーツを組み付けて腕の完成です。前腕の装甲(B2・B3)を腕フレームに取り付ける時は、真っ直ぐ差し込まないと、フレームに塗ったゴールドがハゲますのでご注意を! 筆者のはハゲました(泣)。
 こうして腕だけを見てみると、けっこう箱っぽいです。全身像で見る時と全然印象が違います。不思議ですねぇ。


 肩アーマーも特に難しい所はありませんが、前後のアーマーにバンダイキットらしからぬ尖った部分がありますので、ケガに注意です。

 
 肩アーマーと腕を取り付けて上半身の完成です。この時点でメチャクチャカッコ良いですやん!! ほとんど反則ですよ、コレ! ああ、買って良かった…(笑)。

 今回は「ガンダムゴールド」を多用していますが、「マーカーのゴールド」についてのちょっとした不安についてを書いておきます。10年以上前の話ですが、タミヤのペイントマーカーのゴールドを「1/100シェンロンガンダム」のメッキパーツのゲート跡に塗ったことがあります。そのままシェンロンガンダムは本棚に仁王立ちさせておきました。カッコ良かった!
 数ヵ月後にそのシェンロンガンダムを見てみると、マーカーで塗ったゴールド部分の色が黒っぽく変色していました(汗)。詳しい事は分かりませんが、マーカーのインクに含まれている金属粒子(?)が湿度か何かの影響で変質してしまったようです。ほぼ同時期に塗ったパーツを箱の中に入れて保存していたものがありますが、こちらは現在も変色していません。
 「ガンダムゴールド」で同様の現象が生じるかどうかは今のところ分かりませんが、長期間にわたって部屋に飾っておくのは避けた方が良いかもしれませんねぇ。ホコリも付きますし…。
 ちなみに、半年ほど前に「ゴールド筆まぶし」を施した「HGUCヅダ」は、箱の中で保存していたためか無事でした。大事な作品は箱に入れて保存した方が良いかも…。
 そのうち、完成したプラモの保存方法についても考えてみたいと思います。それではまた…。
 


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2 コメント

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かっこよすぎ~ ()
2006-12-29 02:34:53
こんばんわ~。
たしかにカトキデザインはかっこいいですね。クロスボーンは一月にもフルクロスバージョンが出るみたいですが、あれはカトキバージョンなんでしょうかね?

ストフリかっこよすぎですね^-^)1/100がアレだっただけに余計カッコよく見えちゃいます(汗。自分は勿体無くて手をつけられない~(汗)のでノーマルバージョンを買って作ってます(´ー`)フレームもキンキラキンにする予定ですよ~。

ガンダムマーカーは問題ですね。たしかにBB戦士等に塗ったゴールドが黒ずむことはありますー。ちょっと触りすぎたかな・・と思いつつ毎回塗りなおしてますが~。やっぱり箱に入れて保存するべきなんでしょうかねェ。

しまった・・この言葉をいいそびれてました・・メリークリスマース!!(遅すぎ~
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変色しますかぁ…(泣) (かめっチ)
2006-12-29 14:45:12
 フルクロス版のクロスボーンはおそらく「ver.Ka」扱いではないと思います。今までの「ver.Ka」の派生キットは全て通常仕様でしたし(通常仕様の方が説明書に機体解説が載っていて読み物として面白いんですけどね~)。コミック版の頭部や胸のドクロレリーフを再現するためのパーツも付くようですからね。
 ストフリはホンマにカッコ良すぎですね! フルバースト仕様をメッキ部分の手直しをしながら組みつつ、「やっぱり通常仕様の方がお買い得かも…」と思っています。それぞれに良さがあるんですけどね。

 ガンダムゴールドの黒ずみ:ショックですねぇ(泣)湿度とか手の油分とかで変色するのかもしれませんねぇ。ガンダムゴールドを多用しているストフリが今後どうなるか心配です(当ブログを見てガンダムゴールドを使った読者の皆様の分も含めて)。
 ガンダムゴールドも保存の仕方によっては長持ちすることがさっき分かったんですけど、それでも不安です…。
 それから、(少し遅めの)メリークリスマス!
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