ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

RG1/144ガンダム サンプルレポート(その7)

2010年07月16日 | サンプルレポートシリーズ
 RGガンダムのサンプルレポート、今回は腕の組み立てです。
 
 写真左:右腕の「アドバンスドMSジョイント」の一体成形フレームです。
 写真右:フレームの上端から、シールドのグリップとなるパーツを引き抜き、さらにひじ関節の余剰パーツを引き抜きます。その後、ひじ関節の上下に突き出している爪状の部分(連動可動用のアーム)を説明書で指示されている位置にセットします。
 写真の右上に写っているパーツはシールドを前腕に接続するためのもので、左腕のフレームに付いていました。


 右腕を構成するパーツ群です。写真左側、ランナーにつながっている2つのパーツは直径約3.5ミリというサイズで紛失しやすいだけでなく、向きの違いがあるため気をつける必要があります。
 写真中央よりやや右上に写っている「H」字型のパーツは、ひじ関節正面のパーツです。非常に細い部分があるため、ランナーから切り離す際に破損しないよう慎重に切り取りましょう。 

 
 写真左:組み立て中のひじ関節付近です。小さいパーツや細いパーツ、リアリスティックデカールの貼り付けなど、取り扱いに慎重さを要する部分が多いです。このキットの組み立て工程の中で、ここがいちばん難しいところだと思います。落ち着いて作業しましょう。小さいパーツをなくさないように、大きめの箱の中で作業すると良いと思います。
 写真右:上腕や前腕、そして手首付近のパーツ構成はかなり複雑です。


 写真では分かりにくいですが、肩関節はボールジョイント式です。

 
 実は上腕にも関節の可動に連動して装甲がスライド移動する機構が備えられています。ひじを曲げると、上腕後ろ側のライトグレーの装甲がスライドするのですが、写真では分かりにくいですねぇ(汗)。
 HGガンダムver.G30thや1/48ガンダムでは省略されていた、ひじ関節外側の白い装甲がRGでは再現されています。
 前腕外側に開いているスリットは、シールド取り付け用のスリットです。


 この写真の方が、上腕装甲のスライドが分かりやすいと思います。1ミリ程のスライド量ですが、1/144スケールキットの上腕装甲が連動スライドするというのですから驚異的です。

  
 写真左:肩の装甲を構成するパーツ群です。一番上に写っているパーツは、肩の上面の色分けと側面のダクトの再現を兼ねた、合理的な設計です。
 写真右:完成した肩の装甲です。実物大ガンダムの左肩のような装甲のすき間を再現する場合は、ライトグレーの装甲の角度を決めて接着するのが良いと思います。 


 肩装甲は腕側の肩関節軸に取り付ける方式です。肩関節軸を通す穴は楕円形になっているため、肩装甲を上下に移動させることができます。


 両腕を機体に取り付けた状態です。肩の航法灯にはガンダムマーカーの「ガンダムメタグリーン」と「ガンダムメタレッド」を塗りました。
 この後、肩や腰関連の可動範囲を検証しようと思ったのですが、デジカメの電池が切れてしまいました。また後日の記事で検証しようと思います。
 
 次回は頭部の組み立てをお送りします。筆者は頭部の組み立てが大好きです。楽しみですねぇ♪