ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

やったらアカン! ポリキャップにグリス

2006年08月25日 | オッサンの秘伝公開&実験コーナー
 新コーナーです。ここでは過去にやった作業で痛い目にあったことを書いていきます。
 
 20年ほど前のころ、「蒼き流星SPTレイズナー」というロボットアニメがありました。この作品のプラモデルはバンダイが初めて「スナップフィット」を導入(それ以前のバンダイ製プラモデルにも、接着剤不要のはめ込み式は存在したのではないかと思いますが…)した1/100スケールモデルと、ポリキャップ・透明パーツ・ダイキャストパーツを使用した1/72スケールモデルの2つのラインナップがありました。
 この作品におけるガンキャノン的ポジションのSPT(スーパー・パワード・トレーサー:強化宇宙服)である「バルディ」の1/72キットを組み立てていた時のこと。ちょうどその頃、筆者は中学生で、音楽の授業で使うリコーダー用のジョイント・グリスをプラモ作りに使えないものかと考えていました。実験として手首のパーツの軸にグリスを塗って、腕のポリキャップに差し込んだところ、驚くほどスムーズな可動っぷりで、「これは全部の関節に使ってみよう!」と思ってから数日が経ったある日、バルディの手首はグラグラになっていました。なんとポリキャップが割れていたのです。しかも肉厚で丈夫そうな、大きいほうのポリキャップが!(当時はポリキャップは大小の2種類だけ、というのが主流でした。)
 最近のポリキャップは昔のものと同じ素材かどうかは分かりませんが、念のためポリキャップとグリスの組み合わせは避けた方が良いでしょう。

HGUCパワード・ジム(その4)

2006年08月25日 | 0080・0083・08MS小隊
 今回は、前々回に加工した前腕の袖口部分がポリキャップ丸出しで、手首の軸も細いので、手首関節カバーを作ってみることにしました。プラ板で作るのが常道でしょうが、楽に精度を出すためにウェーブのバーニアパーツを使いました。

 何年も前に買ったモノなので、値段とか詳しいことはわかりません。スイマセン(汗)。このパーツの中から、大きさと形がちょうど良いものを選んで加工します。

 四角いパーツの真ん中にナイフと棒ヤスリで手首の軸が通る穴を開け、高さというか厚みをヤスリでけずって調節しました。取り付けては様子を見て、厚みを調節していきます。

 こんな感じになりました。右手の銃持ち手用のものも作りましたが、何度けずって調節しても角度が合わず、使用を断念。左側のこのパーツもお蔵入りになりました。う~ん。

 気を取り直して、楽しい作業。
 シールドの連邦軍マークはシールが付属しますが、余白部分のオレンジ色とパーツのオレンジ色が合わないため、別のシールを使うことにしました。

 何年か前にガンプラのキャンペーンの景品としてもらったシールです。シールの地が透明で、しかも薄いものです。マスターグレードシリーズの「マーキングシール」と同様のものです。シール類は余ったら大切に保管しておきましょう。余白を慎重にナイフで切って貼りました。

 このシール、貼るときには指でシールをつまむのではなく、ナイフの刃先などを使って貼りましょう。でないと、シールの透明な部分に指紋が付いてしまいますよ。

 今回の作業はここまでです。ではまた…。