前作ではその効果がいまひとつであったHackRF向けの外部クロック.
今回はクロックバッファを入れてみました.
CDCLVC1102: Low Jitter, 1:2 LVCMOS Fan-out Clock Buffer
これでLVCMOSのCLKINがドライブできる?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/89/6d75b288c3d08bebb501723100d8f8b0.png)
周波数オフセットがどの程度改善されたのか,HackRFで出力したGPS信号を
ubloxのGPS受信機に入力して,Clock StatusのClock Driftを確認してみます.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9a/6cc7278b37ab7b7985d6d5ddf618c16d.png)
外部クロックを付けた状態だと,Clock Driftは0.05μs/s以下になりました.
この単位は,1秒間に1μ秒の誤差という意味なので,ppmと同じです.
これは,かなり良好な値.
さて,外部クロックを外してHackRF搭載のXOで動作させると,
どうなるでしょうか.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8d/9ba2060e2862fb949280b6b8a2f854e7.png)
このときのClock Driftは,8μs/sと跳ね上がります.
XOの安定性が20ppm程度なので,妥当な値です.
どうやら,外部クロックとしては,周波数オフセットを見事に解決して
くれています.しかし,相変わらずGPS受信機側の信号は安定しません.
PCからHackRFへのデータの転送の方に問題があるのでしょうか.
原因はいまだに不明です.
$100の差額があっても,GPS信号シミュレータを楽しみたいのであれば,
bladeRFを買おう!
今回はクロックバッファを入れてみました.
CDCLVC1102: Low Jitter, 1:2 LVCMOS Fan-out Clock Buffer
これでLVCMOSのCLKINがドライブできる?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/89/6d75b288c3d08bebb501723100d8f8b0.png)
周波数オフセットがどの程度改善されたのか,HackRFで出力したGPS信号を
ubloxのGPS受信機に入力して,Clock StatusのClock Driftを確認してみます.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9a/6cc7278b37ab7b7985d6d5ddf618c16d.png)
外部クロックを付けた状態だと,Clock Driftは0.05μs/s以下になりました.
この単位は,1秒間に1μ秒の誤差という意味なので,ppmと同じです.
これは,かなり良好な値.
さて,外部クロックを外してHackRF搭載のXOで動作させると,
どうなるでしょうか.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8d/9ba2060e2862fb949280b6b8a2f854e7.png)
このときのClock Driftは,8μs/sと跳ね上がります.
XOの安定性が20ppm程度なので,妥当な値です.
どうやら,外部クロックとしては,周波数オフセットを見事に解決して
くれています.しかし,相変わらずGPS受信機側の信号は安定しません.
PCからHackRFへのデータの転送の方に問題があるのでしょうか.
原因はいまだに不明です.
$100の差額があっても,GPS信号シミュレータを楽しみたいのであれば,
bladeRFを買おう!
https://github.com/osqzss/gps-sdr-sim/tree/master/extclk