OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

GPS+GLONASS+QZSS

2011-12-28 09:53:53 | みちびき
すっごい受かるよ!

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AP600の在庫復活

2011-12-26 21:16:40 | みちびき
Fastrax社のGNSS受信機モジュール評価キットAP600の在庫が復活.
やっと入手できました.



GPS+GLONASS+QZSS対応のスグレモノ.
ハードウェアとしてはGalileoとCompassにも対応しているので,
今後のファームウェアのアップデートに期待です.

受信機モジュールだけであれば,Mouserでも取り扱いがあります.
在庫たっぷり.

Mouser Electronics:GPSモジュール>>IT600
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GlobalTop PA6C

2011-12-23 15:44:27 | みちびき
ねむいさんのぶろぐに,GlobalTop PA6Cの続報が投稿されている.

おお,本当に準天頂衛星(PRN193)が表示されている!
コンシューマ受信機でまともにQZSSに対応しているモジュールを
見たのはこれが初めてだ.

プラシーボ効果かと疑ってごめんなさい.

準天頂衛星が193で表示されているのにMSASが42のままということは,
$GPGSAのメッセージで,すでに3桁の193で出力されているんだろうな.
これ,NMEAの仕様としては許されるのだろうか?

3500円と安いし,楽しめそう.自分も購入しよう.

追記:
SBASの信号は,タイプ0のメッセージが試験放送であることを示しており,
このメッセージを受信した場合,その補正情報を使用しないことになっている.
QZ-Visionの実験スケジュールでは,L1-SAIFについて試験放送中であるとは
明記していないけど,実際どうなのだろう?他の信号は,アラートフラグに
関する欄があるのにね.
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Qsysにコンポーネントを追加

2011-12-23 14:22:49 | FPGA
FPGAの部屋のまとめサイトで掲載されているSPOC Builderのページを参考に,
Qsysに新しいコンポーネントを追加してみました.

多くのサイトで参考文献として見かけるFPGA技術 Vol. 5は,当面再販が
ないとのことで残念です…

DE0-Nanoには,DE0のように7セグLEDが付いていませんので,8個のLEDを
点滅させることにします.Sim's blogの記事を参考に作成した前回の回路では,
Qsys付属のPIOを使用していますが,今回はこれを自分のコンポーネントで
置き換えることにします.

まず,Nios IIからPIOを制御するためのMyPIO.vを準備します.あるアドレスに
8ビットの値を書き込むことで,それに対応したLEDをon/offすることができます.

(クリックでコード表示)

次に,Qsysを立ち上げ,前回と同じ要領でPIOなしのシステムを構成します.

(クリックで拡大)

QsysにMyPIO.vを登録するために,new componentをクリックしてComponent Editorを
立ち上げます.



Component Editorでは,まずHDL FilesのタブでAddボタンをクリックしてMyPIO.vを追加します.
ErrorやWarningは気にせず,これから解決してゆきます.

(クリックで拡大)

次に,Signalsのタブで,ledを外部信号として登録します.Interfaceにnew conduit,
Signal Typeにexportを選びます.これで外部信号と認識され,WarningとErrorが
ひとつ消えます.

(クリックで拡大)

Interfacesのタブでは,まずresetのAssociated clockとして,clockを選択します.
これでErrorがまたひとつ消えます.

(クリックで拡大)

次に,avalon_slave_0のAssociated resetとして,resetを選択します.
これで,Errorがすべて消えます.

(クリックで拡大)

最後に,Library Infoのタブで,Display nameとGroupを指定し,Finishボタンを
クリックします.

(クリックで拡大)

これでMyPIOがQsysに登録され,Peripheralsの下に表示されます.



MyPIOをダブルクリックすると,システムにMyPIO_0が追加されます.
前回のPIOと同様にConnectionsを接続し,Baseを0x00000030に設定します.

(クリックで拡大)

最後に,GenerationのタブからGenerateボタンをクリックし,システムを生成します.

後の手順は,前回とまったく同じです.Nios II Software Build Tools for Eclipseで
LED点滅のプログラムを作成し,無事にDE0-Nanoでの動作が確認できました.
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Nios IIでLEDの点滅

2011-12-17 20:57:38 | FPGA
Simさんの解説を参考に,Qsysを使ってNios IIでLEDの点滅に挑戦です.

Sim's blog:Qsysを使ってみた

とても丁寧な説明で,ほぼトラブルなくLEDの点滅までたどりつけました.
それでも2点ほど戸惑った場所があったので,備忘録としてメモしておきます.

(8)のJTAG UARTの追加では,Connectionsの接続以外に,IRQの接続と番号の
指定が必要になります.IRQのコラムが随分と右にあるので,編集後の画面の
スクリーンショットでは,見切れてしまっているようです.

 (クリックで拡大)

(10)のSDRAM Controllerの追加では,Nios IIのリセットベクタと例外ベクタを
設定する画像が,SDRAMのパラメータ設定の画像になってしまっています.
実際には,nios2_qsys_0の設定画面を開き,Reset vector memoryとException
vector memoryにSDRAM(sdram_0.s1)を指定します.

 (クリックで拡大)

これで,エラーが消えて,システムの生成に進むことができます.

ソフトウェアの開発でも,1点,つまづいた場所がありました.
Nios II Application and BSP from Templateを選んでプロジェクトを
生成しようとすると,Error Creating Projectのエラーがでてしまいます.

 (クリックで拡大)

このエラーは,Nios II Software Bilder Tools for Eclipseを起動する際に,
右クリックで"管理者として実行"を選ぶことで解決しました.

Altera Knowledge Center: Unable to create project. Failed to execute ./create-this-app --no-make

ちなみに,OSはWindows 7 Professional SP1 64bit,開発環境は
Quartus II 11.1 SP1になります.

さあ,次はNAMURUの相関器をNios IIに繋げよう.

追記:
毎回,Nios II Software Bilder Tools for Eclipseを右クリックで起動するのは面倒ですので,
常に管理者として実行するように設定しました.アプリケーションのプロパティから互換性の
タグを開き,"管理者としてこのプログラムを実行する"のチェックボックスをオンにしています.

Windows 7 Tips集:必ず管理者として実行するようにアプリケーションを構成する
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BOC(1,1)とCBOC(6,1,1/11)

2011-12-17 11:32:47 | ソフトウェア受信機
実装に戸惑ったCBOC(6,1,1/11)ですが,パワースペクトルを
比較すると,メインローブではBOC(1,1)と大して変わりありません.

BOC(1,1)でも受信できるはずだと試してみたら,あっさり
相関が取れました.BOC(6,1)との相関も取ってみましたが,
こちらはほとんど相関値が現れません.



相関波形が時間遅れ側で乱れているのは,マルチパスのせいかな?

CBOC(6,1,1/11)の特徴として,マルチパス抑制の効果が
高いとか,擬似距離精度が良くなるとか論文にでていますが,
そのためには十分に帯域の広いフロントエンドが必要になります.
ちなみに,上の図を得るために,MAX2769の帯域は18MHz,
サンプリング周波数は32.736MHzに設定しています.

帯域が広ければ雑音も増加しますし,サンプリング周期も高くなり,
相関処理のための消費電力も増加します.測量用受信機ならともかく,
コンシューマ向けの受信機には,あまり嬉しいことではありません.

そんな訳で,MBOCもBOC(1,1)で受信すればいいじゃない,というお話でした.
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Galileo E1信号の受信

2011-12-16 22:24:01 | ソフトウェア受信機
CBOCの実装にてこずりましたが,無事にGalileo E1信号の受信に成功.

コード長が4092と,GPS L1 C/Aの4倍もあるため,SN比の高いシャープな
相関波形が得られます.



ただし,MAX2769は,zero IFに設定すると,どうもバンドパスフィルタ
(というか,ローパスフィルタ)の性能がいまひとつ.GPSと同じように
4MHz程度のIF信号をサンプリングする方が特性が良さそう.

相関器を実装して初めて気づいたのだけれど,E1信号の拡散符号は,
GPSのようにシフトレジスタで生成するのではなく,4092個のビット列が
ICDで提示されている.受信機では,これらをメモリから読み出して使う
ことになる.

問題は,ICDがPDFファイルであること.数ページに渡る拡散符号が
Acrobat Readerではコピペできない.テキスト抽出ツールで読み出したが,
途中のヘッダ・フッタやページ番号まで抽出されてしまい,それらを
ひとつひとつ確認しながら手作業で消すはめに.

せめてテキストフィルで提供してくれよ…

追記:
需要があるとは思えませんが,GalileoのICDから抽出した
Primary Codeのテキストファイルをアップしておきます.

http://www.sensorcomm.co.jp/osqzss/galileo/galileo-primary-code.txt
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MediaTek MT3339

2011-12-14 20:33:09 | みちびき
ねむいさんのブログで,QZSS対応のGPSチップであるMediaTek MT3339
搭載した受信機が発売されたことを知る.

GlobalTop: MT3339 Series

国内では,IDAで取り扱いがあるようだ.

IDA online: FGPMMOPA6C

MediaTekは,かなり早い時期から準天頂衛星対応を宣言しているが,
その後のアップデートはなく,データシートも見当たらない.

PA6Cのスペックを見ると,QZSSはWASSやMSASと同じSBASとして
挙げられている.L1-SAIFの補正情報のみ使っているのだろうか?

それとも,SBASの擬似距離も測位に利用していると書かれているから,
QZSSも測位に使われているのか?

試してみたい気もするが,NMEAしか出力しないのでは,確かめようがない.

プラシーボ効果でないことを祈る.

追記:
NMEAフォーマットでは,測位に使用されている衛星は$GPGSAに表示される.
GPS衛星はPRN番号であるが,SBASはPRN番号から87を引いた値となる.
例えば,MSASのPRNは129と137であるので,NMEAの衛星番号としては
42と50で表示される.

PA6CでL1-SAIFが受信されていれば,PRNは183なので96の衛星番号が
見つかるはず.一方,L1信号のPRNは193なので,この場合は106となり
衛星番号が3桁になってしまう.NMEAの仕様として,これはありなのか?
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Galileo IOVの観測

2011-12-14 11:13:54 | ソフトウェア受信機
NORAD TLEからGalileo PFM(GSAT0101)の可視時間を計算してみました.
東京で観測できるのは,早くて明日の朝.
MAX2769を使うのも久しぶりなので,使い方を思い出さないと…


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Hello Galileo

2011-12-13 17:45:23 | ソフトウェア受信機
Galileo IOVからE1信号の放送が開始され,大学やメーカーから
レポートが挙がってきている.

Galileo IOV Satellites Begin Transmitting E1 Signal
JAVAD GNSS Tracks Galileo IOV Satellite
Thales Avionics Tracks L1 Signal of First Galileo Satellite

さて,僕もアンテナを向けるとしよう.

追記:
日本からの可視時間を計算するために必要なNORAD Two-Line Element.

CelesTrak: Galileo

NORADによると,電波を出しているのはGalileo PFM(GSAT0101)だそうです.
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