LimeSDRが届きました.
オリジナルのチップロゴ.
U.FLコネクタのアンテナは別売りなので,SMAへの変換ケーブルを
スイッチサイエンスから購入.
スイッチサイエンス:
SMA/U.FLコネクタ変換ケーブル
引き抜き工具も購入しておきます.
RSオンライン:
I-Pex 抜き取り工具 MHFシリーズ
LimeSDRの動作を確認するために,Lime Suiteをインストール.
Lime Suite:
Installers and packages
Windows版のLime Suiteは,PothosSDRにバンドルされています.
PothosSDR:
Download and install
Windowsで動かすためには,USBドライバのインストールも必要です.
Lime Suite:
USB Driver
これで準備完了.動作確認には,TT@北海道さんのblog記事を参考に,
GQRXでFMラジオを受信してみます.
ttrftech.tumblr.com:
LimeSDRをGQRXで使ってみる
まずはデバイスの設定.サンプリング周波数は8MHzにしました.
1.5GHz以下の周波数なので,アンテナはRX1_Lに接続.
Input controlsで,AntennaにLNALを選びます.
そして,LNA gainは最大に.
(クリックで拡大)
Receiver Optionsでは,WFMを選択.
(クリックで拡大)
問題なくラジオを聴くことができ,RXの動作は確認できました.
次は,gps-sdr-simでTXの動作を確認しよう.
Software Defined GPS:
GPS Fake-out with the LimeSDR
【追記】LimeSDRのQuick Startには,RX1_LとRX1_Hのポートは,
それぞれ1.5GHz以下か以上の周波数に対応と説明されている.
wiki.myriadrf.org:
LimeSDR Quick Start
一方で,GitHubで公開されている回路図を見ると,各ポートには
次の周波数が割り当てられている.
myriadrf/LimeSDR-USB:
LimeSDR-USB_1v4_schematic_r4.PDF
RX1_L: 700 MHz - 900 MHz
RX1_H: 2 GHz - 2.6 GHz
RX1_W: 700 MHz - 2.6 GHz
全然違うけれど,どちらが正しいのだろう?
【追記2】スイッチサイエンスの変換ケーブルはRG173なので,太くて固い.
TWE-Lite向けに販売されている変換ケーブルの方が細くて扱いやすそう.
秋月電商:
UFL-SMA変換ケーブル(10cm)
共立エレショップ:
UFL-SMA変換ケーブル
Running Electronics:
SMA-U.FL変換ケーブル
ケーブルの直径は1.32mmかな.この中では,Running Electronicsが最安値.