OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

HPA_Navi IIの購入

2014-02-26 12:44:46 | ロケット
@HirakuTOIDAさんが配布されているHPA_Navi IIを購入します.
ロケット用GPS受信機と組み合わせて,再突入実験機に搭載してみたい.

支払いは物々交換でも良いとのことなので,一番高価な部品である
GPS受信機モジュールのLEA-6Tは現物支給にしました.

残りはFPGA基板のDE0-Nanoでカバー.さらに,FPGAによるGPS受信機
開発に引き込むために,フロントエンド基板押し付けプレゼントします.



Bluetoothによる無線化も面白そうなので,試してみたい.

【追記】SBXBTとBluetoothアダプタの組み合わせより安い.

秋月電子通商:RN-42使用 Bluetooth無線モジュール評価キット

【追記2】DE0-Nanoは安価で小型で良いボードなのに,いまひとつ人気がないような?
強いて言えば,USBシリアルのポートがないのが唯一の不満.JTAG UARTは使いづらい.
アマチュア無線には食指が動かないけれど,DE0-Nanoを使ったSDRのプロジェクトとしてモニタ中.

たまごの電子工作メモ:DE0-nano 拡張ボード
SDRでBCLを:FPGAでPSK31
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Software GPS Signal Simulators

2014-02-25 08:24:16 | ソフトウェア受信機
bladeRFでTxが動くようになれば,デジタル化されたGPS信号を数値的に
生成することで,簡易的なGPS信号シミュレータを実現することができる.

そこで,IF信号を生成してくれるオープンソースのソフトウェアを探してみた.

SNACS: The Satellite Nagigation Radio Channel Signal Simulator
論文 | sourceforge.net

GPS-Gyan: An Open-Source GPS Software Simulator Using Object-Oriented System Design and Modeling Framework
論文 | sourceforge.net

bladeRFのTxのサンプルプログラムでは,IF信号をファイルから読み込んでいる.
しかし,GPS受信機の試験は比較的長時間になるので,事前にIF信号をファイルに
保存するとなると,ファイルサイズが大きくなりすぎる.

リアルタイムで複数衛星の信号を生成してストリーミングする必要がありそうだけど,
PCの処理能力的にどうなのだろう.リアルタイムでソフトウェア受信機が動くくらい
だから,大丈夫かな?
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bladeRF for GNSS-SDRLIB

2014-02-23 19:33:18 | ソフトウェア受信機
Taro君の日記が久しぶりに更新され,bladeRFとGNSS-SDRLIBによる
リアルタイム測位の様子が紹介されている.

Taro +memo:BladeRFでGPS測位

何かと不具合があり放置していたbladeRFだけど,新しいファームウェアでは
随分と問題が解決されているらしい.Windows版のインストーラも公開されて
いるようなので,自分も試してみよう.

bladeRFの本命はTxの方なので,そちらにも期待.
Record & Playbackが出来るだけでも,かなりありがたい.
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FPGAの参考書

2014-02-10 15:22:07 | FPGA
メモ

スティルハウスの書庫:ハード素人が32bit CPUをFPGAで自作して動かすまで読んだ本のまとめ

FPGAでCPUを自作することに興味はないけれど,FPGAを一から学ぶステップとして,
とても参考になる.特にシミュレーションと検証技法.

Namuru-Nanoの開発は,ベースとなるNamuruのVerilogコードがあったので,
シミュレーションをせずに進めたけれど,やっぱりバグが残っている
きちんとモジュールごとに検証しないといけない.
コメント (2)
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Breakout board for u-blox module

2014-02-08 12:44:53 | RTKLIB
BeagleBoneで動くRTKLIBに触発されて,自分でも組み込みマイコンに
移植してみたくなった.STM32F4あたりで,動かないものだろうか.

まずは,マイコンにRAWデータを提供できる受信機が必要になる.
NVSのNV08CやskytraqのS1315Fという選択もあるけれど,
やっぱりu-bloxが好きだ.

その昔に購入したLEA-4Tが抽斗の奥に眠っていたので,こいつを消費するためにも,
breakout boardを製作.GPSロボットカー用に設計した基板を,そのまま発注しました.



0805サイズのSMDなのに,手付けが辛い!
老眼的に…
もう全部リフローにしないとダメだな.



【追記】BeagleBone Blackの在庫がどこにもない.
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3アンテナGPS受信機の動作試験

2014-02-01 13:47:51 | FPGA
3アンテナフロンドエンドの動作が確認できたので,
まずはアンテナごとに測位させてみます.

久しぶりのDE0-NanoとQuartus IIで戸惑いましたが,
なんとか周波数設計の変更と,アンテナ切り替えのロジックを追加.

GPS受信機の機能は基本的に12チャンネルのNamuru-Nanoの
ままですが,コマンドでアンテナを切り替えることができます.



どのアンテナに切り替えても,無事に信号捕捉と測位を確認.
とりあえず,受信機として動作しているようです.



オフィスの窓からアンテナを出していることもあって,
測位精度はいまひとつ.測位結果が一定値でジャンプして
いるので,FPGAの相関器にもバグが残っていそうです.



次のステップとして,各チャンネルに3アンテナ分の相関器を
組み込みます.これらが,ひとつのレプリカ信号に対して
相関値を取り,その中から最も信号強度の高いアンテナを
選びます.その信号によって信号追尾を行い,レプリカ信号が
生成されます.

常に条件の良い信号を選びながら信号追尾を行うため,
受信機を搭載したプラットフォームが回転などしてアンテナの
方向が大きく変化しても,信号をロストすることなく,測位を
継続することができます.

【追記】3つのアンテナと2ビットのIF信号でどこまで効果があるのか
判らないけれど,CRPA(Controlled Reception Pattern Antenna)も
試してみたい.

GPS World: Anti-Jam Protection by Antenna

アンテナは市販品で入手できる.

ANTCOM: GPS, GNSS, SBAS, CRPA Antennas



原理的に,nullを2つ作ることができるので,2つのjammerや
マルチパスを抑制できることになる.
コメント (7)
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