OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

PocketGNSS

2023-08-27 12:36:42 | FPGA
PocketSDR+FPGAの開発環境を整えるべく、まずは2つのMAX2771の中心周波数や
サンプリング周波数を設定できるようにします。基本的には↓と同じ。

https://blog.goo.ne.jp/osqzss/e/9beea46afd397912bbcebe5a57c8a14e



デフォルトのレジスタ値は、PocketSDRと同じにしています。



問題なくレジスタが設定できているようです。



開発のベースとなる環境は整ったので、次は相関器を実装して信号捕捉を目指します。
MATLAB/SimulinkのHDL Coderも試してみたい。

https://blog.goo.ne.jp/osqzss/e/8f2b39bbacd19d9d08f037cce23fd5de

P.S. ソースコードをGitHubで公開して行きたいのだけれども、Vivadoのプロジェクトや
Block Design、Vitisのプロジェクトをそれぞれバージョン管理する良い方法が分からない。

P.P.S. なひたふJTAG日記:Vivadoのプロジェクトをgitで管理する最小限は何か

http://nahitafu.cocolog-nifty.com/nahitafu/2019/05/post-60422b.html
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vitis IDE 応答なし

2023-08-22 15:59:24 | FPGA
今度はVitisを起動してworkspaceを選んでも、「Vits IDE 応答なし」のまま
Vitis IDEが立ち上がらない。



原因不明だけれども、「eclipse.exe -clean」で解決するらしい。

https://marsee101.blog.fc2.com/blog-entry-5551.html

魔法の言葉、「vitis -eclipseargs -clean」でVitisを起動してworkspaceを選ぶと、
無事にVitis IDEが起動しました

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Digilent Cable Driver

2023-08-21 23:13:10 | FPGA
久しぶりにZybo Z7にbitstreamを書き込もうとしたら、ターゲットを認識してくれない。



原因が不明なので、Digilentのcable driverを再インストール。インストーラは↓で見つかります。

vivadoインストールフォルダ\data\xicom\cable_drivers\nt64\digilent\install_digilent.exe
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SDRコンテスト

2023-08-11 07:55:47 | ソフトウェア受信機
測位航法学会の協力のもと、「新しいフェーズに入った衛星測位技術を加速させる人材育成」が
SDRによるGNSS信号の受信、デコードのコンテストを開催しています。

https://gnss-learning.org/contest/

使用するSDRは、自作でも公開されているものでも構いません。
上位入賞者には学会から賞品もでますので、ぜひご参加ください。

P.S. 公開されているツールであれば、PocketSDRがお勧めです。

https://github.com/tomojitakasu/PocketSDR

P.P.S PocketSDRのツールは、MAX2771の仕様に合わせて設計されているため、
Qサンプルの符号によっては信号追尾が上手くいかないかもしれないとのコメントを
いただいたので、コンテストの提供データで確認してみました。

まずは、信号捕捉。中心周波数が1575.42MHzのrfdata1.binでGPS L1C/Aコードを探してみます。

> py pocket_acq.py rfdata1.bin -f 6 -sig L1CA -prn 1-32



次に、可視衛星の中からPRN05の信号を追尾してみます。

> py pocket_trk.py rfdata1.bin -prn 5 -sig L1CA -f 6 -p



どうやらPocketSDRのツールで問題なく信号追尾と航法メッセージのデコードができそうです。

しかし、これでは皆同じ結果になって、コンテストの上位は狙えません。
少しでも多くの衛星を捕捉し、追尾、デコードするためには、いろいろと工夫が必要です。
皆さまのチャレンジをお待ちしています。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする