OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

AndroidでRINEX

2017-09-07 08:17:51 | Android
GNSS RAWデータ対応のAndroid端末からRINEXファイルを
生成してくれるアプリが出ている.

Google Play: Geo++ RINEX Logger

Nexus 9で動作確認が取れているので,後で試してみよう.
BeiDou対応のHuawei P10を購入すべきなのだろうか.

【追記】久しぶりにNexus 9を起動.
最新のパッチで,GLONASS衛星番号のbugがfixされていた.



Geo++ RINEX Loggerは,ログの開始と停止しか機能がない.
受信している信号の強度やskyplotくらいは表示して欲しい.



RINEXファイルは問題なく生成できているようです.
Nexus 9なので,GPSとGLONASSのみ対応.



Geo++ RINEX Loggerの説明を読むと,ほぼすべてのAndroidデバイスで,
消費電力を節約するためにGNSS受信機はduty cyclingで動作しているらしい.
そのため,GPS信号を連続して追尾できず,搬送波位相にサイクルスリップが
多発するようだ.

唯一,このduty cyclingの機能を回避できるのはNexus 9だけらしい.
記録されたRINEXファイルをざっと眺めてみたけれど,搬送波位相の
cycle slip indicator flagは,ほぼ0になっている.
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Command Promptの起動

2017-09-03 13:01:47 | 雑記
gps-sdr-simもbladeGPSもコマンドラインで起動するアプリなのですが,
Windows 10のアップデートで,エクスプローラーのファイルメニューから
コマンドプロンプトが消えて,PowerShellに置き換えられてしまいました.

アクティブなフォルダからコマンドプロンプトが起動できなくなって
不便だなと思っていたのですが,エクスプローラーのアドレスバーに
「cmd」と入力すれば,そのフォルダからコマンドプロンプトが起動
できることを今更ながらに知りました.



こんな便利機能あったのか…
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MOMOのテレメトリ

2017-09-02 10:39:05 | ロケット
MOMOのテレメトリが公開されている.

GitHub: istellartech / OpenMOMO

2台搭載されたfireflyも,問題なく機能していたようです.
お役に立ててなにより.

ただし,バイナリ出力はサポート外なので,
加速中の速度情報は,信用しないでください.

広帯域な2次のPLLで搬送波追尾をしているため,
加速度に応じて速度に定常偏差が出てしまいます.
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