おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

コンカツ情景。

2009-11-03 20:47:56 | 我思う、故に書くなりよ。
…サギ…だけで済みそうにありませんなぁ…。

一応、サギ以外は限りなくクロに近いのだけれども、完璧にクロではない…って状態なので、一部報道を除いては名前とか顔写真とか明らかにされてませんけれど…。

結婚サギなんてのは、いつの時代にもウヨウヨいるもんで、サギが破綻すれば殺人…なんて事も珍しい話でも無かったりするワケですが、なにか、一般で言う『サギ師』ってのとは違う感じが漂っておりますが…一連の報道を見聞きしていると、思い出される顔が1つ…。

未だご存命だし、活躍もされているやに聞きますので、当然として名前なんか出せませんが…そのスジでは高名な方と昔一緒に仕事をさせて頂いた事がありまして…。

裏仕事…と、一般には言いますが…そうしたイリーガルな分野では高名な方と言うか、高名になったと言うのか、定かじゃありませんけれど、経済犯罪から殺人まで何でもアリ…な人なのですな。概ね、ギリギリな所で活躍されてますので、万事が万事、逮捕で検挙でもないんですけれど、実績と言えばそうそうたる犯罪歴…。

当然、捕まりもするワケで、実社会にいる時間よりも、刑務所にいる時間の方が長い…って感じですが、実社会に出ている間は、なんかしらの犯罪に勤しんでいたりするワケですから、日々是犯罪…。知り合った当時は「半々くらい…」って言ってましたから、おそらく人生の半分以上は刑務所で過ごしている事になってるでしょう。

ま、そうなってしまうと表立って仕事なんか出来なくなりますから、イリーガルな分野でしか活躍は出来ませんわな…。

「…なんかヤバイと思ったら、すっ飛んで逃げるんだぞ…」

これまた、一緒に仕事していたモノホンの任侠な人からの忠告でありました。例え、一緒に仕事をしていても、こっちの身の危険の恐れが絶えずつきまとう…って事ですから、相当にヤバイ人物なのですけれど、任侠な人から言わせれば『義理も道理もへったくれもねぇ…』って事でした。

しかしながら、おじたんとは至って普通に過ごしてましたねぇ…。聞いちゃイケナイ様な事も普通にたくさんお話してましたけれど…。

ま、生い立ちだのなんだの考えたらそうもなるんだろうな…とも思うのですが、そうした人間ならではの『感覚』ってのは幾つか理解出来ましたな。その中で…

「全然、悪い事をしたと言う感覚が無い…」

これに尽きるんじゃないかと思うのです。

人を騙してカネを奪おうが、殺そうが、全く悪い事とは考えて無いんですな…。

なにをどうしたら、そうした境地に辿りつけるのか謎ですけれど、幾ら刑務所で過ごそうが、自分は悪い事をした…と言う自覚も無ければ、そうした考えに辿り付くなんて事も無いんです。刑務所にいる時間は「休憩の時間」と言ってましたが、求刑どおりの時間でもあったワケですけど…。

とは言え、自身が被害者になれば遠慮無く、完璧に報復もするのですから、始末に負えない…って事には変わりないんですけれどねぇ…。妙な自己正当化もしないし、捕まれば大人しく捕まって、刑務所で暴れたりもしないみたいですし…。

それと非常に似た感じが、この結婚サギのおばちゃんにも感じ取れるんです。

他人から見れば、相当な極悪な事をやっているんだけれど、当人は全くそう感じてもいない…って。

事と次第によっては『極刑』ってコースをまっしぐら…なのですが、そうと判っていて邁進するのとも、何か違う感じ…。

『…何か違う…』

この感覚は、被害者の皆さんにも感じるんですな…。そうそう騙されるモノなのかと言う疑問もありますけれど、結構な高額がぽんぽんと渡っているし、通常ならば『禁忌される要求』にいとも簡単に応じてもいる様に見受けられるのです…。

ま、疑問が渦巻いて自ら難を逃れた人や、逮捕された事で結果的に難を逃れた人もいるやに聞きますが…それほどまでに『愛は盲目…』なのでしょうかねぇ?

ひどく、切なく悲しい…とも思うのですが…、反面…

「ありえねーだろ、フツー!」

とも思うんですな…。必死で結婚したいと考える事が皆無なおじたんには理解出来ない世界だったりします…。ま、鬱で無職で引き篭もり…じゃ、考慮すら無理ではありますけれど、そうでなかった時でも、そうする必要性に迫られもしなかったですしねぇ…。ある種、アウトローだったりもするんで…。

にしても…カネだの財産目当てだの…判りやすそうな感じだけれどなぁ…。

『年収ン千万円以上…』

なんてカミングアウトしてるのは、そうしたライフスタイルを望む…って夢や希望では無いところで単なる『カネ目当て…』が根底に根付いているワケですから、愛もへったくれも無いと思うんですけどねぇ…。

さて、この事件どうなることやら…。

「ナントカな花には毒がある…」なんて例え話もありますが、ナントカでなくても毒はウヨウヨいるんですなぁ…現実には…。

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