アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

白衣にナースキャップ姿で通勤!

2012年07月12日 | Weblog
 友人のジャンボ氏…何度も御登場いただいている実在人物。「巨大なジャンボ」ではなく、「床屋さんで髪を切るジャンボ(青森特有の俚言)」から派生したニックネームです。オランダ→アメリカ→タイ・台湾・中国→中国→タイ…現在は、タイにおられる。職業人人生の殆どを海外駐在で過ごしておられる。最近自らの暮らしを、「清貧」と形容しているのですが…。

 ジャンボ氏の小エッセイから…
 タイの看護婦(師)さんたちの中には、病院の制服姿で通勤している人たちも多い。…(中略)…何回か診てもらったことのある病院だと、制服を見ればすぐに解るので、電車で乗り合わせたりすると、知り合いでもないのに親近感を感じたりもする。
 
 私も、バンコクのジャンボ氏のマンションに居候させていただいてバンコクを歩き回っていたとき、制服(白衣)に、ナースキャップ姿で通勤する看護師さんを見て少なからず驚いたものでした。「往診かな?」とか、「救急車が近くに来ているのかな」と思いましたよ。単なる通勤途中と知って、「マ、マジスカ?」と…。

 さらにジャンボ氏の制服にまつわる話がつづきまして…
 オランダ人は、「自由」を徹底して追求しているようで、制服など大嫌いという感覚。制服は警察、軍隊それにBritish Schoolの生徒しか着ない。そのくせサッカーの応援時には王室カラーのオレンジに染まる…。
 銀行へ行っても、管理職らしき人たちは、スーツにネクタイ姿がみられるが、一般行員は窓口だろうがなんだろうが、Tシャツであったりジーンズであったり、全く自由。服装でその人の人格や能力を判断できないだろうが、Tシャツ、ジーンズ姿で数えられた金を受け取っても、どうも信用できない。当然数えなおす。

 ジャンボ氏が銀行の前でお金を数える…それはないでしょうが、ドレスダウンした銀行員は信用できない…これは、ホントその通りです。

 で、制服での通勤なのですが…私が、物事に動じないこの私がびっくりした「制服通勤」が日本にあるのです。毎日見ています。さて、次のうち、私が驚いた制服通勤者の職業はどれでしょう?
 1 自衛官
 2 警察官
 3 消防士
 正解は、なんと、「自衛官」。迷彩服の上下・帽子・革靴を着用して通勤!徒歩の自衛官をはじめ、自転車、オートバイ、乗用車…4年前に、自衛隊駐屯地があるこの町に越してきたのですが、初めて見たときは、「戦争が始まったのか!」と思いましたよ。
 迷彩服姿の自衛官が出勤途中、保育所に子どもを預ける…見慣れるのに時間がかかりましたよ。

 自衛官の通勤時間は、勤務時間に入っているということになるのでしょうか?そうでなければ、私達の税金で買った迷彩服を、私用(勤務時間外)で着用するということになるので…ダメダと思います。