アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「添え」「あしらい」

2014年08月21日 | Weblog
 2日前に熱をだしまして、今日(21日)の教室が危ぶまれましたが、何とかやってきました。第一教時の途中、大汗をかきフラフラッとしましたが、持ちこたえました。第二教時は、代わりの人にお願いするようにしていたのですが、彼は土壇場で…「やはり、アンティークマンさんでなかれば…」やむなく「途中で倒れたら、代わってね」と約束して…無事終わりまでできたので良かったです。

 私は教室で、「毎度同じ内容」というのを嫌っています。同じことを繰り返すのが、気恥ずかしいのです。ですから、「芯」は同じでも、「添え」や「あしらい」を変えます。何しろ、華道教授の免許状を持っていますから、「添え」「あしらい」がすんなり出てきます。自慢かって?対外的に何の役にも経っていないので自慢にはなりません。

 このたびの災害では安倍首相が休暇を切り上げた。当然です。国民が危機に瀕しているのに、首相が、「休暇中で~す」ではいけません。一部マスコミは、わざわざ「ゴルフを途中で切り上げ…」と書いていましたが…そこまで書くか?首相が昼食中なら、「首相が、ラーメンを途中で切り上げ…」と、書くのか?

 安倍首相、先日の広島の平和記念式典で行ったスピーチ…特に冒頭はいただけませんでした。私はそこまでは細かく観察しなかったのですが、冒頭の三段落は、一字一句、昨年と同一だったという。だいたい決まり文句であることは間違いない。しかし、「添え」「あしらい」を新鮮なものにしてほしかった。1年前のスピーチを覚えている国民が少なからずいるのです。また、およそ70か国の代表が参列していました。彼らは、「昨年のスピーチ」を学習して平和式典に臨んだんじゃないか?唯一の被爆国日本の首相のスピーチ…「なーんだ。去年と同じかよ…その程度の認識かよ!」と、思われても仕方がない。恥ずかしいことです。

 私が、同じ話をしても、誰にもがっかりされる心配がありませんが、「添え」「あしらい」は、より新鮮なものに変えます。
 えっ、安倍首相をフォローしておかなくてもいいのかって?「休暇を切り上げて職務についた」…この点が当たり前だけど評価できますかねえ。甘いですか?