アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

水軍の流れを引く…だから汐里さん

2016年01月17日 | Weblog
 「那」という漢字がつく名字。なさそうで多い。「ホントか?」って?思いつくままならべますと…
 那智、那須、那覇、由那、与那嶺、那須野、我那覇、那由他。ね、あるでしょう!与那、旦那 支那、莉那、刹那、忽那、梨那、那珂、丹那、伊那、常陸那珂、那須塩原、与那国、与那城 この辺でやめときますかね。

 「那」の読みは、「ナ、ド、とも、ふゆ、やす…」。意味は、「おおきい、ゆったりしている、美しい」という感じでしょうか。大きく外れてはいないでしょう。
 日本神話に登場する、伊邪那美命(イザナミノミコト)、伊邪那岐命(イザナギノミコト)に
使われている漢字というところからも、「ゆったり。美しい」という意味がうかがえます。

 で、何のために「那」を出したかって?「忽那汐里」の読みが分かりませんでした。そんなの小学生でも分かってるって?
 「忽」という漢字の思い出としては、「(正しい読みは知りませんでしたが)忽那諸島」私は、「粗忽者」の「こつ」だから、「こつなしょとう」だと思い込んでおりました。その流れから、忽那汐里は、「こつなしおり」かと…。それにしても、「こつな」はぁないだろうと思って調べてみたんですがね。「忽那」と書いて「くつな」と読むのだそうで…。

 怱那汐里さんは、オーストラリアからの帰国子女なのだそうで…。しかし、「怱那」という珍しい名字から、ルーツは当然日本でしかも地域を限定しやすい。忽那諸島ですよぉ。分かりやすい。「こつなしょとう」は正しくは「くつなしょとう」だったのかぁ!
  愛媛県の松山沖の瀬戸内海に点在するいくつかの島々を合わせて怱那諸島と呼んでいますねえ。「怱那」という名字は、愛媛県の松山市付近に集中しているといいますから、忽那汐里さんのルーツは、坊ちゃんの「松山」で決まりでしょう。元水軍なんじゃないのかなあ。汐里は、「汐の里」つまり、海。やっぱり、元水軍と決めま~す。