アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

性別などないのです

2018年07月07日 | Weblog
 LGBTQの講演拝聴は、二度目です。一度目の講師は、ストレートの弁護士さん。二度目の今回は、ゲイの会社社長。ゲイの会社ってあるのかって?そんなのあるはずもない。ゲイであることを公言しておられる会社社長ということ。
 弁護士さんの講演は、LGBTQを理解し、人権を守ろうというものでした。
 ゲイの社長さんの講演は、用語の説明と、LGBTQが抱える困難事例。…長かったぁ!「マツコ・デラックス」と友だちだって言ってましたが、自慢かっ!

 講師先生がたに、私から言いたいのは、「セクシャル マイノリティ」という言葉を使うなってことです(弁護士さんも、社長さんも使っておられた)。高飛車に出たなってかぁ。LGBTQは、13人に一人なんですよ。最近いわれているように、血液型AB型の人や、左利きの人たちと同じ割合です。AB型の人たちを、「ブラッドタイプ マイノリティ」と呼びますか? 左利きの人を、「ドミナントハンド マイノリティ」と呼びますか?もっとも、米国の場合、右利きと左利きは半々ですから、マイノリティもマジョリティもヘチマもない。私が、LGBTQの講演を依頼されたら、まず、この「性的少数者でもセクシャルマイノリテイでもない」と、いうところからはじめますねえ。どんな分野でも講演するんだなあって?その通り、専門分野などありゃしない。知ったかぶりの権化。頼まれたら、ホイホイと行きます。LGBTQの講演でも、弁護士さんや、ゲイの社長さんより「笑わせられる」かも。笑わせるテーマじゃないだろうって?「講演=笑わせる」これが、アンティークマン流の仕事の流儀。NHKからのオファーは、今のところありません。

 米国では、「ジェンダー ニュートラル」が浸透しはじめています。「性別という意識がない」のです。分かりやすい例としましては、「トイレ」。ジェンダー ニュートラルですから、「男子トイレ」「女子トイレ」の区別がない。誰が使ってもいいのです。頭が混乱している人もおられるでしょう。まだ一部ですが、現実にそうなってきているのです。
 日本の場合、「男湯」「女湯」があります。市町村条例で、「12歳以上の女児は男湯に入ってはならない」と、なっています。銭湯組合側が現状を分析し、独自に、「9歳以上の女児は男湯に入ってはならない」と決めたりしています。確かに、12歳の女児はぁ…発達の差異は有りますがぁ…男湯へ入れてはいけません。男児はどうなんだって?ある市の条例に、「女児」とあるので、女児と書きました。男児も年齢については同じでしょう。12歳の男児が、女湯に入る…これもないよね。
 で、「ジェンダー ニュートラル」…と、いうことは…。「ストレートであろうが、LGBTQであろうが、誰がどの風呂に入っても良い」と、なります。
「男湯」「女湯」の暖簾はどうなるんだって?廃棄に決まってるじゃないですか!
ジェンダー ニュートラルなんですよっ!そもそも、男とか女とかが「ない」のです。性別など「ない」のです。
 ねっ!こういう話の方が、品を保ちながら笑えるでしょ!