オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』(ネタバレあり)

2020-04-17 | おすすめ映画

コロナ引きこもりで、おうち時間が増えたので、読んでなかった本や録画した映画を見ています。
そういえば、、と思い出した見たかった映画。
ファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンのドキュメンタリー。
広島では未公開だった映画ですが、どこかで見られないかな〜と探したら、You Tube ムービーで公開されてました。
やった!!!!


DVDの購入はこちらから。


ということでちょっとだけレポします(以下、ネタバレありです)。


ドリス・ヴァン・ノッテンはベルギー、アントウェルペン在住のデザイナー。
1986年にロンドンコレクションでデビュー。
独特の美的センスとデザインで世界のセレブを始め多くのファンを持つデザイナー。
広告を一切打たないことで有名だそう。


私はこのドキュメンタリー映画のプレビューを見るまで、全く存在を知らなかったのです。
でもファブリックと花を愛する・・というところに惹かれてとっても見てみたくなったのでした。
ドリスは、アントウェルペンにお城のような大きな自宅があり、広い庭で花を育ててそこからインスピレーションを得ているようでした。


年に一回のショーにかける思いや毎年の新作発表にかける熱意。
異素材の組み合わせにチャレンジしたり、古くて伝統的でシックなものの中にチープで奇抜で悪趣味なものを混ぜてみたり・・・。
「私は時代を超えたタイムレスな服を目指している。」という言葉。
同じクリエイターとして、学ぶところも多くてとっても勉強になります。
何より、まるで花畑か手入れの行き届いたお庭のような、服のデザインそのものが、着ている人や見る人をとってもワクワクさせたり情熱的な気持ちにさせてくれます。


私たちも制作する楽曲やライブで、どれだけ人をワクワクさせられるかが勝負。
いつもいつもクリエイティブな感性だけは失わずにいたいものです。


美意識やファッションセンスや感性って、どんな人にも大事。
ちょうどピチカートファイブの野宮真貴さんのこの本を読み終えたところだったので尚更そう思いました。
野宮真貴さん憧れます。
やっぱり好きだなあ。


コロナの影響でお家に引きこもりがち。
暗く憂鬱な気持ちで毎日を過ごすのも、少しでも明るく美しいものを見て過ごすのも、
それも全部、自分次第。
ファッションとお花が大好きで、ちょっとだけ刺激が欲しいあなたにオススメです。