新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

印綬

2017年01月19日 | 今日の出来事
私の知り合いに、天干に印綬と正官とが並ぶ命式の女性がおられます。
「官印両全」と言いまして、社会で才能を発揮する命式で、社会の様々な分野で活躍されている方が多い命式です。
その方は、官星が印星を生ずることから比較的「印綬」が強く働きやすい命式となっています。
五行では正官に星(●)が3つ、印綬に4個ぐらいの感じでしょうか…。
印綬が強く働きやすい命式でした。

印綬は学問の星であり、頭脳の星でもあります。
内面的な世界や生き方を求める思想観念の星でもあり、文芸文学や古典的な芸術性を持たれた方も多い様です。
そして、コツコツと努力を継続する星(変通星)でもあります。
その学習方法は、とにかく努力家で、細かくメモを取り、教科書は端から端まで、全部読みます。
また、目上の引立てがあり、コツコツと努力を続け、その努力が積み重なって大輪の花を咲かせる命式でもあります。特に印綬の十二運が旺相していると、その傾向が強くなります。

コツコツの印綬に対して、対照的な星が「傷官」です。
印綬は筋道立てて理性で考えますが、傷官は感覚と閃きでポイントを掴みます。
感覚が鋭いので、ポーンとワープするのでしょうね…。
当方の生徒さんにも、印星が太過する方と、食傷が太過する方がおられます。
印星太過の方は筋道を立てて論理的に話しますが、食傷太過の方は、ポーンとツボを突きます。
閃くのでしょうね…。
互いの話を聞いていると、その違いがとても面白いですし、参考になります。

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