新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

自分らしさ

2021年01月26日 | 今日の出来事


新型コロナウィルスのパンデミックの中、デジタル化を含め、時代が早く進むことになったと思います。
テレワークが奨励され、工場もAIやロボットが活躍する時代になりました。
また、大都会を離れ田舎に移住される方も増えているらしいです…。

AIやインターネットを通して、時空を超越できる時代…物質中心時代から心(魂)中心の時代に変化しています。
外的な時代から内的な時代、力の時代から融和や愛の時代へと変わって行くのが今の時だと思います。

AIやロボットが仕事をするなら、人間は何をすれば良いのでしょうか…?
それは、より人間らしいこと…自分らしいこと…
芸術やスポーツや趣味等…人間にしかできない事。
キーワードは心(魂)・愛・喜びなのかも知れません…。

ひと昔前は、生きる(食べる)為に仕事をする人も多かった様に思います。
しかし、これからの時代は、心から喜べる為に仕事をする時代が来ると思います。

それでは、心からの喜びとは何でしょうか…。
自分の持って生まれた特性を世の中の人に貢献し、喜んでいただいた時に、喜びを感ずるのだと思います。
自分らしさを発揮して、人々に喜んでもらうことが幸福の第一条件だと思います。

それでは、自分らしさとは何でしょうか…?
人体にも様々な器官があります。
手は手の良さを発揮でき、人体全体に貢献できると嬉しいと思います。
足は足の良さを発揮して、人が願う場所に移動する役目がありますし、目は目の役目、口は口の役目があると思います。
自分の良さを全体の為に表すことができれば、自分も全体も嬉しくなります。

人は遺伝子によってコントロールされていると言われています。
四柱推命的には、この遺伝子にあたるのが「命式」とも言えます。

オギャーと生まれた、年月日刻の干支を8つの星((●)で表し、その関係性をあらわしたのが変通星ですし、命式表とも言えます。
命式表は、人間が天からインストールされたソフトの様なものとも言えます。

例えば…
上図の4つの五行図は、それぞれ「気の流れが異なります」。
① の五行図は、気の流れが比肩→ 食傷→ 財星と流れるものです。…従来ですと、金運や子孫運が良い気の流れで、感受性や優しさ(家庭性)を持った人が多いと言えます。何か(子供やお金)を生み出す運を持たれた方が多い様です。

② は、星(●)が財官に固まり、優しさと責任感を持った現実的な人が多く、一般社会で常識的な生き方をする方が多い様です。…従来ですと、一般的なサラリーマンに多い命式とも言えます。

③ は、気の流れが、官星→ 印星と流れ、知的な才能を社会の中で発揮したい願望を強く持つ命式と言えます。知的好奇心が強く、様々な分野で活躍されている方が多い様です。

④ は、気の流れが、印星→ 比肩→ 食傷と流れる命式で、芸能・芸術・技術・スポーツ等、何かしらの才能で世に出る方が多い様です。

※ その他、変通星の並びや、五行図によつて様々なパターンがありますが、命式という自分らしさを社会で発揮できる時に、喜びを感ずることが出来ると思います。

かって東洋の哲人「安岡正篤 先生」は、その著書の中で、この様にいっておられます。
「知命と立命」…自分が、どの様な素質能力を天から与えられているか、それを称して「命」という。
それを知るのが命を知る「知命」である。
知って、それを完全に発揮してゆく、すなわち自分を尽くすのが「立命」である。
これからの時代は、己が天から与えられた良さを発揮できる時だとも思います。
100年足らずの人生ですが、自分自身を知って、自分を活かすことができる人生を活きたいものです。

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