新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

印綬傷官の並び。

2016年12月29日 | 今日の出来事
当方では、天干に印星と傷官とが並んだ命式を「印綬傷官」の命式といいます。
傷官は感受性が強く才能はあるのですが、時としては暴れることがあります。
「印綬傷官格」は、その傷官を印綬が尅して抑える天干星の並びで、学問や芸能の才能があり芸能人や有名人にも多く、占いの大家にも多いと言われている星の並びです。
また、この並びは日干が強い(比肩が強い)方が、才能が世に現れると言われていますが、あまり強すぎると、独善性や孤独性になる場合もあります。
逆に、日干(比肩)が弱いと、精神的に不安定になりやすく、それで苦しむ場合もあります。
また、五行のバランスが良く、財星などが出ていれば人の痛みを分る優しさを持つともいえます。

傷官と印綬とは、交換神経と副交感神経の様な違いがあり、全く逆の要素を持った才能の星でもあります。
傷官:感情・直観・感覚・スピード…
印綬:理性・理論・頭脳・コツコツ…

五行に傷官が固まり印星の無い人は、直感力はあるが理論性に乏しいところがあり、逆に印星が固まり、食傷に星が乏しい人は、理屈が多く閃きや感覚が弱い人が多い様です。
鑑定等では、深い真理に裏打ちされた鋭い感覚が求められるので、印綬と傷官の両方を持つ命式が向いているといえます。
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コメント (8)
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