今週で朝ドラの「花子とアン」が終了しますが、登場人物の命式を出してみました。
■まず、主人公の「村岡花子」さんの命式です(1893年6月21日-1968年、77歳没)
年 癸巳 偏財 帝旺 偏印
月 戊午 劫財 建禄 印綬
日 己丑 墓 比肩
(五行)
比肩:●●●
食傷:△
財星:●
官星:なし
印星:●●△
生時不明で劫財を主体星とする偏財の並びの命式です。
勿論、生まれた時間で多少は変わりますが、この並びは下記の様な特徴があります。
個性が強く、人の好き嫌いがハッキリしている人で、人情的な優しさと、冷たさが同居している様な印象を周囲に与えます。
嫌やとなったら見向きもしないかと思えば、気に入った人にはよく尽くす所があります。
一か八か、ものに掛けるところもあり、お金の問題にも注意が必要です。
また家庭的に辛い経験をしている場合が多いのですが、特に、親子関係は人間関係の基本ですから、親子関係は大切にするといいでしょう。
数え歳10歳迄の大運が劫財・比肩と並ぶので、小さい頃に故郷を離れたり辛い思いをしやすい時期となる。
■ 福岡県筑豊の実業家・炭鉱王、嘉納伝助(本名:伊藤伝右衛門 1861年1月6日-1947年12月15日満86歳没)
年 辛酉 食神 長生 食神
月 己亥 比肩 胎 偏財
日 己卯 病 偏官
(五行)
比肩:●●
食傷:●●
財星:●
官星:●△
印星:なし
(伝右衛門は叩き上げの成功者)
貧しい岡っ引きの父・伝六の長男として生まれた伝右衛門は、当初は呉服屋の丁稚奉公に出ますが、やがて父が始めた魚問屋、露天掘りを手伝うようになります。やがて父が開いた炭坑で過酷な労働に従事し、炭坑経営を軌道に乗せます。日清・日露戦争など時代の要請にも上手く乗り、伝右衛門は一代で「炭坑王」となり、伊藤家は栄華を極めました。
比肩-食神の並び
慨して品がよく、中には親分肌の方もいます。少し何を考えているのか分かり難い所がありますが、個性の強さと優しさを兼ね備えていて、頼られると嬉しい人です。一生食べるには困らない星ですし、基本的には人間的に肩の凝らない人ですが、一寸見はツンとしているように見え、近寄りがたい場合もあります。
月上:比肩には、自分の力で叩き上げていく運を持ち、年上の食神を生じるので、叩き上げの親分派の実業家に多い命式です。日干が土で官星が木なので、炭鉱等にも縁があったと思われます。
■ 葉山蓮子(本名:柳原白蓮 1885年10月15日-1967年2月22日 満81歳没)
年 乙酉 食神 病 偏印
月 丙戌 正財 衰 正官
日 癸卯 長生 食神
(五行)
比肩:●
食傷:●●
財星:●△
官星:●
印星:●
大正から昭和にかけての歌人、本名は宮崎子、旧姓は柳原。
大正三美人の一人で、白蓮事件で知られる。
父は柳原前光伯爵で、母は前光の妾の一人で、柳橋の芸妓となっていた没落士族の娘奥津りょう。
日柱:癸卯…草花を潤す春の雨で、人を育てる才能を持った干支です。人が好きな上に頭の回転が良いので、周囲の空気を冷静に読み取って自分の意見をすり合わせていく、潤滑油的な役目を果たすことが多い星で対人関係では愛想は良いですが、自分の内面はあまり人には見せません。その結果、心を許しあっての人間関係を作るのは苦手の様です。また、人徳があるので目立たなに様にしていても持ち上げられることが多いです。そして地位や名誉よりも家庭を優先する家庭人が多い様で、男女共に子煩悩の人が多く、安定した人生を選択する天性の素質を持っています。周囲を円満にする雰囲気を持っています。
正財-食神の並び…この星の並びは優しく平和主義者で、人当たりも柔らかい人です。財運に恵まれ女性にはとても良い並びの命式です。
日柱:癸卯で正財と食神との並びの女性は、優しく華のある美人が多いですね。
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■まず、主人公の「村岡花子」さんの命式です(1893年6月21日-1968年、77歳没)
年 癸巳 偏財 帝旺 偏印
月 戊午 劫財 建禄 印綬
日 己丑 墓 比肩
(五行)
比肩:●●●
食傷:△
財星:●
官星:なし
印星:●●△
生時不明で劫財を主体星とする偏財の並びの命式です。
勿論、生まれた時間で多少は変わりますが、この並びは下記の様な特徴があります。
個性が強く、人の好き嫌いがハッキリしている人で、人情的な優しさと、冷たさが同居している様な印象を周囲に与えます。
嫌やとなったら見向きもしないかと思えば、気に入った人にはよく尽くす所があります。
一か八か、ものに掛けるところもあり、お金の問題にも注意が必要です。
また家庭的に辛い経験をしている場合が多いのですが、特に、親子関係は人間関係の基本ですから、親子関係は大切にするといいでしょう。
数え歳10歳迄の大運が劫財・比肩と並ぶので、小さい頃に故郷を離れたり辛い思いをしやすい時期となる。
■ 福岡県筑豊の実業家・炭鉱王、嘉納伝助(本名:伊藤伝右衛門 1861年1月6日-1947年12月15日満86歳没)
年 辛酉 食神 長生 食神
月 己亥 比肩 胎 偏財
日 己卯 病 偏官
(五行)
比肩:●●
食傷:●●
財星:●
官星:●△
印星:なし
(伝右衛門は叩き上げの成功者)
貧しい岡っ引きの父・伝六の長男として生まれた伝右衛門は、当初は呉服屋の丁稚奉公に出ますが、やがて父が始めた魚問屋、露天掘りを手伝うようになります。やがて父が開いた炭坑で過酷な労働に従事し、炭坑経営を軌道に乗せます。日清・日露戦争など時代の要請にも上手く乗り、伝右衛門は一代で「炭坑王」となり、伊藤家は栄華を極めました。
比肩-食神の並び
慨して品がよく、中には親分肌の方もいます。少し何を考えているのか分かり難い所がありますが、個性の強さと優しさを兼ね備えていて、頼られると嬉しい人です。一生食べるには困らない星ですし、基本的には人間的に肩の凝らない人ですが、一寸見はツンとしているように見え、近寄りがたい場合もあります。
月上:比肩には、自分の力で叩き上げていく運を持ち、年上の食神を生じるので、叩き上げの親分派の実業家に多い命式です。日干が土で官星が木なので、炭鉱等にも縁があったと思われます。
■ 葉山蓮子(本名:柳原白蓮 1885年10月15日-1967年2月22日 満81歳没)
年 乙酉 食神 病 偏印
月 丙戌 正財 衰 正官
日 癸卯 長生 食神
(五行)
比肩:●
食傷:●●
財星:●△
官星:●
印星:●
大正から昭和にかけての歌人、本名は宮崎子、旧姓は柳原。
大正三美人の一人で、白蓮事件で知られる。
父は柳原前光伯爵で、母は前光の妾の一人で、柳橋の芸妓となっていた没落士族の娘奥津りょう。
日柱:癸卯…草花を潤す春の雨で、人を育てる才能を持った干支です。人が好きな上に頭の回転が良いので、周囲の空気を冷静に読み取って自分の意見をすり合わせていく、潤滑油的な役目を果たすことが多い星で対人関係では愛想は良いですが、自分の内面はあまり人には見せません。その結果、心を許しあっての人間関係を作るのは苦手の様です。また、人徳があるので目立たなに様にしていても持ち上げられることが多いです。そして地位や名誉よりも家庭を優先する家庭人が多い様で、男女共に子煩悩の人が多く、安定した人生を選択する天性の素質を持っています。周囲を円満にする雰囲気を持っています。
正財-食神の並び…この星の並びは優しく平和主義者で、人当たりも柔らかい人です。財運に恵まれ女性にはとても良い並びの命式です。
日柱:癸卯で正財と食神との並びの女性は、優しく華のある美人が多いですね。
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