新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

子供(子孫運)について。

2014年09月11日 | 妊娠・出産、子供・家庭運について。
小さい子供の細胞分裂はとても活発です。
ですから、子供はチョコチョコと良く動き回ります。
そして、良く眠ります。
若い人は、休日になると昼頃まで眠ることができます。
しかし、60歳を過ぎる頃になると、朝は直ぐに目が覚めます。
あまり、睡眠を必要としなくなるのでしょう…。
そして、年を経るとあまり動かなくなります。
そして、いつかは死を迎えます。
人は未完成(若い)のうちは良く動きます。
しかし、完成すると動かなくなります。
死とは、ある意味では完成することです。
身体は衰えますが、心は豊かに熟します。
植物も枯れてきますが、豊かな種を残します。
人が年を経た時に孫を愛することは最高の喜びだと思います。
晩年は内外共に豊かに活きたいものです。

四柱推命では子孫(子供)運や部下運、そして寿命等、晩年運は時柱で判断します。
年齢的には65歳~死ぬまでの運は時柱で判断します。
ですから、時柱に良い変通星や十二運がある命式は子供運や晩年の運が良いともいえます。
もちろん、大運うんぬんにもよりますが、その傾向があります。

最近は、少子化の傾向で出生率が低下しています。
内閣府の調査では子供を増やしたくない理由に以下の2つが大きな理由でした。
1.子育てや教育にお金が掛かりすぎるから。
2.高年齢で生むのが嫌であるから。
この二つの内容は何となくうなずけますね。

子供運のある人は子供を欲しがります。
子供が好きですし欲しいと思います。
しかし、子供運の弱い人は、何が何でも子供が欲しいとは思いません。
いつの間にかタイミングを逸してしまいます、…出産に対する意識が弱い傾向があります。
女性には出産適齢期がありますし、男女共に結婚適齢期もあるはずです。
しかし、子供運の弱い人は、それを重要視しない傾向があります。
優先順位が低いのかも知れません。

四柱推命の観点では…。
男性の場合は、良い官星(正官・偏官)があり、それを尅す傷官が強すぎないことがポイントです。
また、比肩星も強すぎると、官星を反尅しますし、印星も多すぎると官星のエネルギーを弱める傾向があります。
財星は官星を生じるので良いですね…。男性の場合は官星が子供を表すので、しっかりした官星と五行のバランスが良いことが重要です。

女性の場合は…
食傷が子供を表します。良い食傷とそれを守る財星があることがポイントですね。
財星は家庭や胎盤の様なものですね。
また、食神(子供の星)を壊す偏印が強く出ていないことが大切ですし、財星(家庭)を壊す比肩が強すぎないこともポイントです。また、五行では婦人科等を表す「水」が太過し過ぎるのも困ります。

男女共に結婚適齢期の大運に比肩等の分離の運が来ていますと結婚がまとまり難くなります。
また、女性の場合は出産適齢期に、倒食していたり、強い偏印が来ていたりするのも少々嫌ですね。
男性の場合は、強い傷官が続き、命式中の官星を強く尅すのも少し気になります。
また、出産時期に強い比肩(劫財・敗財)が出るのも良くはありません。
子供に関しては、男性よりも、女性のウエイトの方が大きい傾向があります。

自分の運(長所・短所)をしっかりと知って、バランスの良い人生設計を立てて下さい。
五行のバランスの偏る方は、価値観や思考も偏る傾向があります。
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コメント (9)
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