アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

我が家の写真・・・キッチン パート1

2007年03月04日 | My Home


我が家の写真、第5回目は私が多くの時間を費やすキッチンです。紹介したい箇所が多いので、2回に分けてアップします。

購入時、全てが壊れていて機能しない状態だったので思い残すことなく処分でき、自分達の好みで揃えることが出来たので、ある意味ラッキーだったのでは。。。と思っています。アジアな感じにしたかったので、白を基調に木は全てこげ茶にしました。キッチンに合わせて、リビングルームも統一した色合いにしています。



ガスが通っているので、洗濯機&乾燥機と同様にキッチンにももちろんガスを通し、ガスコンロを備えました。アメリカでは電熱元がぐるぐると蚊取り線香のように巻かれた電気式コンロが主流です。でもやはりガスの方が使いやすいし、何よりガス代は共益費に込まれているのでタダ!これだけ料理しても、オーブン使っても0ドル これが電気式だったらと思うと恐ろしいですね・・・



キャビネットの色はアメリカでは明るめが主流です。でもあえてこの色を選びました。日本で住んでいたときもこの色で揃えていたので、なんとなく落ち着く感じです。

なんて簡単に書いていますが、実はこれ、とっても大変な作業なのです。オリジナルで塗られていたニスを電動やすりで削ってから色付ニスを塗っていくのですが、これがなかなか色がのってくれません。キャビネットは4度塗りです その後に仕上ニスを塗ってようやく完了です。1回1回乾くまで2日程待たなければならないので、時間も相当かかりました。でも頑張った甲斐あったかな。妥協してペンキに走らなくてホントによかった。。。



カウンターはもともとL字だったものをコの字にしました。やはりカウンタースペースは広いといいですね。作業がとってもしやすいです。これももちろん彼の提案です。私は想像力が乏しく、離れた台を置くことしか想像つきませんでした。。。

当初の予定ではコンロの周りのみタイルを張る予定でしたが、全体的に張ることにして大正解です。このタイル使い、アメリカではあまり見かけません。ちょっと日本っぽいですよね。かなり気に入っています。



電子レンジ、オーブントースター、パン焼き器、ジューサー、フードプロセッサーにミキサー(はぁっはぁっ)置き場です。この棚を見つけるまで4ヶ月くらいかかりました。なかなかぴったりなものを探すのって大変なんですよね。最終的にIKEAで購入。ただ、生木だったのでこれも自分たちでニスを塗っていきました。サンドペーパーにかける手間がなかったのは良かったのですが、この木は更に色がのらず、結局5度塗りです。。。 真夏の50度にもなる最中、友達のガレージを借りてフラフラになりながら彼と仕上ました。



冷蔵庫はスペース上、中央開きのものしか置けなかったのもありこのタイプを購入しました。気に入っているのは、冷凍庫を開けなくても氷とつめたい水が取れるところ。お菓子作りに、料理に、氷は頻繁に使うのでとっても便利です。

唯一、元からあったものをそのまま使っているのがこの食器洗浄器です。色がシルバーだったら文句ないのですが、まぁ白じゃなかっただけありがたいと思わなくてはですねっ。



購入時の状態です。ひどかった・・・ 蛇口をひねっても水は出ず、流しの下のバケツに水がぽたりぽたり垂れ、その下の木は腐敗してべろーんと垂れ下がっている。。。という状態でした。



意味不明なのがこのコンロの部分です。コンロの下にあるのはオーブンではなく、なんと今使っている食器洗浄器。オーブンはコンロの上についているのがそれです。こんな高いところにオーブンが付いていたら、重たいもの取り出したりするの危ないんですけど・・・ しかもとても画像としてアップできないほど汚れて・・・オェ 更によく考えると、深鍋も火に掛けられないくらいコンロとオーブンの距離が近んですよね。



30年間一度も手入れされなかったんだろうな。。。と思わせるキャビネットです。ニスもほとんど取れかかっていて、無残な姿だったのですが、初めからDIY目的だった私達に重要だったのはキャビネットの色ではなくコンディション。30年使ったとは思えないほどスムーズなドアの開閉。引き出しもつれることなく、すーっと出し入れできたのでラッキー 職人技を必要とするキャビネットだけは自分たちで作ることは出来ないので、新しく購入するとなると100万円くらい掛かります。(彼談)



本来はこのコーナーに台所用テーブルを置いてそこで食事をする・・・という設定のようなのですが、ここにテーブルを置くよりも、キッチンを広げてゆったりとした作りにし、リビングにテーブルを置くことにしました。大正解 倍に広げたキッチン、それでも足りないくらいです。

左に見えるのがもともと付いていた冷蔵庫です。ここのカーペットをはがして持っていってくれた友人が、冷蔵庫も持っていってくれました。



DIY中。この頃は終わりの見えないDIYにかなり疲れ果て、写真もあまり撮っていません。。。キャビネットのドアや引き出し、はずせるものは全てはずしてヤスリに掛けていく作業です。台の上にあるコードのついた機械が電動やすりです。

15センチ四方のやすりに紙やすりをつけて、ひたすら木に押し付ける・・・という作業です。全部かけたら、紙の種類を細かいものに変えて更にかける。そしてまた更に紙を変えて・・・と全部で4回かけます。この辛い作業、友達が全部やってくれました 1日8時間、丸3日かかったとのことです。以前、ミシン台をヤスリにかけたことがありますが、ものすご~く辛い作業です。3日もやったら延々手が痺れていたはずです。。。ホントに感謝です。

床のタイルもバスルームと同様、1枚1枚ハンマーで叩き壊しました。そしてその下に潜んでいたビニール地のレノリウム・・・これもノミを使って1センチずつ削っていくという作業です。写真に収めなかったのが残念。。。14時間かかったとのことです。



このような感じで、L字からコの字に変えました。近くで見ると結構野性的?で荒々しい仕上がりになっていますが、その辺はまぁ目をつぶります。



良くぞ気が付いてくれた!という箇所がここです。デッドスペースになりがちな角を上手く利用して、外側に棚を作ってくれました。ここの利用方法はまた後ほど。。。

私がこの家で一番気に入っている区間がこのキッチンです。キャビネットの色といい、壁のタイルといい、スペースのとり方、家電類、全て好み通りに仕上げてくれました。毎回言っていますが、彼、ホントにすごいかも。。。

まだちょこちょこDIY残ってます。今日も屋根裏に昇って色々配線いじっていました。


他の箇所を見る → ベッドルームバスルームリビングルームランドリールーム


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