ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

発作起きる 日曜日の「マルカン展望大食堂」中毒 そしてナポリカツ

2011-11-14 10:57:46 | 第1紀 食べる・飲む
昨日、日曜日、朝7時起き。
最低限やり残した仕事をフットワーク良く10時半に片づける。
うん、目的があると人間って仕事がはかどるものだ。
松園店、本宮店の毎日の顔合わせを終わり、一路、高速で自宅のある花巻へ。

ほんで、目的って。

そう、しばらくお休みにしていた「エンゲル係数限界値一家」のランチ。
・・というより、「オラ~、マルカンさ行ぎで!!」という「マルカン展望大食堂中毒」が早起きの脳内に発生したからなのだよ。

あらかじめ電話していたから珍しく娘もスタンバイOK!!

じゃっと、いつものテーブルに陣どる。



「展望大食堂」という名で、確かに400席だか500席だかの6階の大ホールの窓際からは、花巻市街が一望できる。
しかし、ワタシの常席は大食堂の厨房が見渡せるこのテーブルなのだ。
厨房で二十名ばかしの従業員諸兄が次から次へとメニューをこなしていく様、あるいはあの十巻ソフトクリームを素早く巻いていく熟練の昔お嬢様がたの技を見るのが、ワタシの楽しみなのだよ。

いつも通り、6階のエレベーターを降りた瞬間、そこは昭和の闇市みたいな混雑(もっともワタシは闇市は知らぬが)。
2つのレジ前は、善良なる花巻市民や女子中学生の団体で、ワ~、キャ~、どれにしようかな、、の連続である。
通路真中の人気のワッフルはもう売り切れじゃい。



そしてワタシは善良なる花巻市民の、恨めしい、あるいはさげすさんだ視線を感じながら、得意気で大ジョッキ(900円也)を呑む。

ファフォ~、これが楽しみなんじゃら。



今日お初の「鶏唐揚げ串」、5個刺さっていて250円なり。
ふつ~だが、キャベツの千切りがオイシイ。



娘のアラビアータが最初にやってきた。



だいぶ待って、待望のナポリカツが二皿。
家族で同じものを頼むのは御法度なのだが、嫁もやはりナポリカツ病が発生したらしい。

お~、この茹ですぎ、ノンアルデンテのうどん風スパゲッテラよ。
ワタシャ日本人だから、アナタが好きなのじゃよ。
タバスコたっぷり、白髪の主任(?)さんの視線を逃れて粉チーズもたっぷりこん。

カツはカツで、誠に庶民的大食堂風のだいそれたカツでありまして、そこはかとなく頼りない衣と、以外にみっちり厚いカツに、たっぷり濃いめのソースがかかって、、、、至福!!

生ビールをほんの2㎝だけのこしていたけど、すぐに無くなっちゃって、熱い視線を相方におくったのじゃが、ありったけ無視された。



まぁしょうがないと、皿は空く。
いつもはワタシが早いのだが、今日はしもべの皆のものも早かった。



そしてワタシは十巻ソフトクリーム。
他の下々はなんの魂胆か頼まず、しょうがなくワタシは残り3巻きくらいを女どもに捧げた。


あ~、充実、満足の「マルカン展望大食堂」。

しかるに買い物の後、帰った自宅で、久々のコレをいただく。



「雪っこ」。
津波で工場を失った酔仙酒造が内陸で再建の第一歩して送り出した、北国の冬の訪れを告げる酒。
亡くなった酒造会社の方々の冥福を祈り、一献傾ける。

肴はCM放送中のお菓子。




夜は沖縄のスパム缶を調理。
味が濃いから、豆もやしを茹でてからほんの少しの塩コショーでネギと一緒に炒めたものを敷き、その上にオリーブオイルで表面を焼いたスパムを飾る。

あ~、うまし。

そんな平和な「家庭の夜」。

あとは眠れぬ問題山積の脳内。
またまた眠れぬ素材が集まってきて、はて人というのは・・・・

などと、
あ~、やっぱり書斎は眠れね~。

PS:今日も明日も、大通店に居ます。明後日も明々後日も、ね!!