ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ポンポコ

2011-05-30 11:44:55 | 第1紀 食べる・飲む
一瞬時間があり、こりゃ急いでと「エンゲル係数限界値一家」が向かったのは、某お好み焼き屋だった。
チェーン店が自宅すぐそばのコンビニ跡に開店してしばらくたつ。
本当はこの前開拓した駅前長屋のおばちゃんの店が良かったのだが、まぁ時間がなかった。



ワタシは気になっていた「牛スジ」のお好み焼きを頼んだ。
結構大きめの牛スジが入っていたが、やはり焼くと残ったのはコンニャクだった。
テーブルにある教科書通り、最初5分、ひっくり返して5分、またまた返して5分で牛スジは萎んでしまったのであります。



これが焼いている図。



うんお腹が減るとドリンク飲み放題。
相方は6杯だった、ふむ。



娘はトマトが乗っているの。
・・若い!?



相方のはどうも欲張りセットだが、丸くなく変形している。
お好み焼きも人間も丸い方がいい。



で、こんな感じで仕上がって、



欲張りはさらに焼きそばまで頼んで、その焼きそばが一番うまかった。

相対の評価は避けるが、CP(コストパフォーマンス)は総金額が3900円と相方もびっくりで、「この店は安くていいよね」という先入観は打ち砕かれた。

もっとも女子高生10人組とか家族連れが多く、本来的には気を楽にしてくつろげる、お安い店なのだろう(と思う)。

従業員も若いけど一生懸命で、しかしながら「ポンポコ」というかわいい挨拶は女子従業員でなければ無理だろうと、厨房で皿洗いをしているあんちゃんがいとおしく思えたのだよ、ポコリン。



繰り返して言うと、太麺の焼きそばがうまかったし、それは東北人であるワタシがお好み焼きを不器用に焼いたという事のせいでもあるのだ。




そんな我が家の庭には鉄仙(クレマチス)が一厘咲き、今年もその可憐な姿をあらわしている。
しかし一輪だけというのが気になる。
この冬の豪雪で2つの木が枯れ、庭にも少し異変がある。
大事にしていないと叱られれば、そうなのである。

まあ、ご機嫌直して、今夜も盛大な三人のホームパーティー。



ナスの炒めたの。



牛蒡、ニンジン、大根の葉、大根の皮など余り野菜のキンピラ、チクワも入れて。
「冷蔵庫で一週間は持つよ」と常備菜に大量に作ったのだが、二晩目は越えそうにない。



ワタシの希望で「カツのわかれ」、いわゆる「カツ丼のヌキ」である。
それにしてもこのトンカツだけは相方の担当にしたのだが、まな板一枚で粉も振りながら作るという主婦技にたまげながら勉強してのでござる。
手抜きではなく、とことん省力化した主婦の知恵が生きるのだが、さて。
    (いつも通り、おいしかったのである)



そしてメインは「冷しゃぶサラダ」。
大根と、珍しくカイワレと(買うのは何年ぶりかと相方も驚いていた)、もっと珍しく赤ピーマンと彩りもよく、やはり冷しゃぶにはごまだれ。
豚肉が優しく野菜を包み、うん、うまいんだよね、この冷しゃぶ。
大量に作り、明日用にと残しておいた分も追加で投入。
これだからエンゲル係数が飛び跳ねるのだと反省ながら、杯は発泡酒から角ハイへと進み、相方は赤ワインへと移る。

そんな夜。


PS:今夜はワタクシ「29日会」で花巻です。自宅三連泊とは珍しいわけですが、少し息抜き。